第47回午前第34問の類似問題

第42回午後:第42問

肘関節屈曲に作用するのはどれか。2つ選べ。  

1: 烏口腕筋

2: 腕橈骨筋

3: 尺側手根屈筋

4: 深指屈筋

5: 方形回内筋

第49回午前:第36問

偽関節を生じやすい骨折はどれか。2つ選べ。  

1: 脛骨中下1/3骨折

2: 大腿骨骨幹部骨折

3: 大腿骨転子部骨折

4: 大腿骨頸部骨折

5: 鎖骨骨折

第47回午後:第71問

足部の関節について正しいのはどれか。  

1: 中足間関節は縦アーチを形成する。

2: 横足根関節は横アーチを形成する。

3: 足根中足関節では回内外が起こる。

4: 距骨下関節では内がえしが起こる。

5: 距腿関節は背屈位で関節の遊びが大きくなる。

第46回午前:第83問

前方脱臼よりも後方脱臼の頻度が高いのはどれか。2つ選べ。  

1: 顎関節

2: 環軸椎関節

3: 肩関節

4: 肘関節

5: 股関節

第42回午前:第42問

手の関節で誤っているのはどれか。  

1: 橈骨茎状突起と舟状骨が衝突することで橈屈が制限される。

2: 回外位よりも回内位の方が橈屈の可動域が大きい。

3: 尺屈は手根中央関節よりも橈骨手根関節の可動性が大きい。

4: 背屈では橈骨手根関節よりも手根中央関節の可動性が大きい。

5: 手根中手関節の可動性は第3中手骨よりも第4中手骨の方が大きい。

第44回午前:第54問

外傷と固定肢位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 脊椎圧迫骨折 − 脊柱屈曲位

2: 膝蓋骨脱臼 − 膝関節屈曲位

3: アキレス腱断裂 − 足関節底屈位

4: 足関節内果骨折 − 足関節背屈位

5: 腓骨筋腱脱臼 − 足部回内位

第47回午前:第26問

三角筋付着部よりも近位の上腕骨骨幹部骨折で、中枢骨片が転位する方向はどれか。  

1: 外転屈曲方向

2: 内転内旋方向

3: 屈曲外旋方向

4: 伸展外旋方向

5: 内転外旋方向

第37回午後:第89問

慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。  

1: 半数以上の患者が高度障害となる。

2: 血沈値の亢進がみられる。

3: 慢性で進行性である。

4: 朝のこわばりがみられる。

5: 骨・関節の破壊を生じる。

第54回午前:第72問

膝関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。

2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。

3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。

4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。

5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。

  • 答え:5
  • 解説:膝関節の運動に関する正しい選択肢は、大腿骨の脛骨上の転がり運動が外側顆部の方が内側顆部より大きいという選択肢5です。他の選択肢は、膝関節の構造や運動に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。膝関節の外側側副靱帯は、膝関節伸展、内転、外旋、内旋時に緊張し、内側側副靱帯は、膝関節伸展、外転、外旋、内旋時に緊張します。屈曲時に緊張するという記述は誤りです。
  • 選択肢2は間違いです。膝関節包の後面は、前面に比べて伸縮性が低いです。関節包の前面は薄く、伸縮性に富むのに対し、後面は強靱で、弾力性に乏しい靱帯組織で補強されています。
  • 選択肢3は間違いです。膝関節の外側半月板は、外縁が厚く関節包、半膜様筋に付着し、内縁は薄く遊離しています。しかし、半月板の内外縁が両方とも遊離しているという記述は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。膝関節を完全伸展位から屈曲する際、大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲初期にみられます。屈曲の最終域では、滑り運動のみとなります。
  • 選択肢5は正しいです。大腿骨の関節面は、外側顆のほうが内側顆よりも短いため、その距離を補うために大腿骨の脛骨上の転がり運動の要素は、外側顆部の方が内側顆部より大きくなっています。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第35問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。 

35_0_35

1: 肩外転

2: 手伸展

3: 股伸展

4: 足部外がえし

5: 頸部側屈

第54回午前:第45問

偽関節を生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 手の舟状骨骨折

2: 鎖骨骨折

3: 肋骨骨折

4: 大腿骨頸部骨折

5: 踵骨骨折

第35回午前:第97問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で測定する運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸部屈曲-外耳孔と頭頂を結ぶ線

2: 肩関節伸展-上腕骨

3: 肩関節内旋-尺骨

4: 肘関節屈曲-尺骨

5: 手関節尺屈-第3中手骨

第36回午前:第26問

図の膝継手の特徴で誤っているのはどれか。 

36_0_26

1: 回転中心はリンクの位置によって決まる。

2: 回転中心は屈曲が増大すると上方になる。

3: リンクは4つある。

4: 大腿長断端義足に処方される。

5: 立脚相の膝の随意的コントロールがしやすい。

第34回午前:第98問

誤っている組合せはどれか。  

1: ラセーグ徴候-腰椎椎間板ヘルニア

2: トーマステスト-股関節屈曲拘縮

3: オーバーテスト-大腿筋膜張筋短縮

4: 腹臥位での尻上がり現象-大腿四頭筋短縮

5: 下腿の前方引き出し徴候-後十字靱帯損傷

第55回午後:第24問

骨折と損傷を受ける可能性がある筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 鎖骨骨折――――――小胸筋

2: 橈骨遠位端骨折―――方形回内筋

3: 上腕骨外科頸骨折――棘上筋

4: 上腕骨骨幹部骨折――烏口腕筋

5: 橈尺骨骨幹部骨折――第2背側骨間筋

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、骨折と筋損傷の関係について考えます。骨折が起こると、周囲の筋肉にも影響が及び、損傷を受ける可能性があります。選択肢で示された骨折と筋肉の組み合わせの中で、誤っているものを選ぶ問題です。
  • 小胸筋は、第2(3)~5肋骨前面から起始し、肩甲骨烏口突起に停止します。鎖骨骨折では、外側骨片が大・小胸筋によって引かれ、転位することがあります。このため、筋損傷を受ける可能性があるため、選択肢1は正しいです。
  • 方形回内筋は、尺骨前面遠位1/4から起始し、橈骨前面遠位1/4に停止します。橈骨遠位1/4に付着するため、橈骨遠位端骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢2は正しいです。
  • 棘上筋は、肩甲骨棘上窩、棘上筋膜内面から起始し、上腕骨大結節上部、肩関節包に停止します。上腕骨頭を関節窩に対して引きつけ、下垂時の唯一の懸垂作用筋であるため、上腕骨外科頸骨折の際に負担がかかり、損傷を受ける可能性があるため、選択肢3は正しいです。
  • 烏口腕筋は、肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面中央部、内側上腕筋間中隔に停止します。上腕骨内側面に停止するため、上腕骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢4は正しいです。
  • 第2背側骨間筋は、第2、3指中手骨背側面から起始し、指背腱膜を介して第2指の基節骨底、中節骨底、末節骨底に停止します。背側骨間筋は手内筋であり、橈尺骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性は低いため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第31問

肘関節脱臼で多いのはどれか。  

1: 外側

2: 後方

3: 前方

4: 内側

5: 分散

第37回午前:第59問

片麻痺の健側の抵抗運動と患側の連合反応との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 肩関節内転-肩関節内転

2: 肘関節屈曲-肘関節屈曲

3: 股関節内転-股関節外転

4: 膝関節屈曲-膝関節伸展

5: 足関節背屈-足関節底屈

第52回午後:第1問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。 

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1: 肩甲帯屈曲

2: 肩関節水平伸展

3: 手関節伸展

4: 股関節屈曲

5: 足部内転

第34回午後:第46問

誤りはどれか。  

1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。

2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。

3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。

4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。

5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。

第43回午前:第85問

足関節で内反捻挫が起こりやすい理由はどれか。2つ選べ。  

1: 背屈位で不安定になる。

2: 内果に比べ外果の骨性制限が小さい。

3: 内側の靭帯が外側に比して脆弱である。

4: 底屈に伴い回外が生じる。

5: 外がえしに作用する筋が少ない。