第47回午前第21問の類似問題

第41回午後:第62問

個人情報保護に関する法律で患者本人からの同意を必要としないのはどれか。  

1: 他医療機関への診療情報提供

2: 勤務先から求められた診断書の提出

3: 学生実習で得た診療記録の学外での発表

4: 法で規定された重症感染症の届け出

5: 患者の配偶者への病状説明

第42回午後:第65問

個人情報保護法に基づき患者情報を取り扱う上で誤っているのはどれか。  

1: 利用目的を特定する。

2: 漏えい防止措置を講じる。

3: 内容を最新に保つ。

4: 本人に対しても非開示とする。

5: 個人情報に関する苦情窓口を設ける。

第47回午後:第47問

症例報告における個人情報保護で適切なのはどれか。  

1: 患者名はイニシャルを表記する。

2: 患者の生年月日を表記する。

3: 現病歴では受診医療機関名を表記する。

4: 職歴では会社名を表記する。

5: 治療経過では実年齢を表記する。

第57回午前:第50問

個人情報保護の観点から、事例報告における記載内容と記載方法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 患者氏名――――K.R

2: 生年月日――――1970年12月1日

3: 年 齢―――――50歳代前半

4: 現住所―――――東京都千代田区霞が関1-2-2

5: 職 業―――――公務員(厚生労働省勤務)

  • 答え:3
  • 解説:個人情報保護の観点から、事例報告においては個人が特定される恐れのある情報は避けるべきです。年齢や職業などの情報は、特定されない範囲で記載することができます。
  • 患者氏名のイニシャルでは個人が特定される危険があるため、避けるべきです。また、1人の事例報告の場合は氏名そのものが不要で、複数の患者の場合は匿名化する方法を取るべきです。
  • 生年月日は個人が特定される恐れがあるため、記載しない方が良いです。
  • 年齢は生活年齢を記載してよく、年齢により報告の内容に影響がない場合は年代表記でも問題ありません。この選択肢は正しいです。
  • 現住所の地番まで記載すると個人を特定することができるため、記載してはいけません。居住地域名は地域により異なる社会資源を得るための情報として必要ならば記載できます。
  • 職業は社会活動の情報として、業種名・業態名を記載してもよいです。ただし、社名は記載しない方が良いです。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第52回午後:第21問

医療機関における患者の個人情報の取扱いで誤っているのはどれか。  

1: 本人に開示する。

2: 漏えい防止対策を行う。

3: 正確かつ最新の内容に保つ。

4: 利用目的をできる限り特定する。

5: 医療機関の判断で利用目的を変更できる。

第44回午後:第67問

患者情報の取り扱いで適切でないのはどれか。  

1: 保管庫に鍵をかける。

2: 利用目的を特定する。

3: 電子データを暗号化する。

4: 閲覧できる者を限定する。

5: 本人に電話で内容を開示する。