第45回午後第74問の類似問題

第51回午前:第64問

運動時の変化について正しいのはどれか。  

1: 脳の血流量が増加する。

2: 皮膚血流量が減少する。

3: 内臓血管の拡張が起こる。

4: 骨格筋の血管収縮が起こる。

5: 心臓への静脈還流量が増加する。

第47回午後:第31問

小脳失調患者の上肢の協調性向上を目的とした方法で正しいのはどれか。  

1: 上肢遠位部に弾性緊迫帯を巻く。

2: 上肢遠位部に重錘を負荷する。

3: 筋にタッピング刺激を与える。

4: 筋に寒冷刺激を与える。

5: 筋の他動伸張を行う。

第56回午前:第58問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下斜筋 ── 外転神経

2: 下直筋 ── 視神経

3: 上眼瞼挙筋 ── 動眼神経

4: 上斜筋 ── 滑車神経

5: 内側直筋 ── 眼神経

  • 答え:3 ・4
  • 解説:筋と支配神経の組合せに関する問題では、筋肉とそれを支配する神経の正しい組合せを選ぶ必要があります。この問題では、眼周囲の筋肉とそれらを支配する神経について問われています。
  • 下斜筋は動眼神経によって支配されており、外転神経ではありません。外転神経は外側直筋を支配しています。
  • 下直筋は動眼神経によって支配されており、視神経ではありません。視神経は視覚情報を伝達する役割があります。
  • 上眼瞼挙筋は動眼神経によって支配されています。動眼神経は他にも内側直筋、上直筋、下直筋、下斜筋を支配しています。この選択肢は正しいです。
  • 上斜筋は滑車神経によって支配されています。この選択肢は正しいです。
  • 内側直筋は動眼神経によって支配されており、眼神経ではありません。眼神経は眼窩内やその周囲の皮膚などの感覚を支配しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第61問

運動単位について正しいのはどれか。  

1: 運動神経終末には髄鞘がある。

2: 運動終板は筋線維の深部に存在する。

3: 運動神経活動電位の発生によって筋弛緩が生じる。

4: 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。

5: 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。

第46回午前:第63問

運動時の生体反応で正しいのはどれか。  

1: 腎血流は増加する。

2: 脳血流は増加する。

3: 冠血流は増加する。

4: 拡張期血圧は低下する。

5: 酸素含有量の動静脈較差は減少する。

第36回午後:第43問

正しいのはどれか。  

1: 頭部の重心は環椎後頭関節の前方にある。

2: 腹筋の活動は腰椎前弯を増大する。

3: 立位時に股関節のY靭帯は弛緩する。

4: 安静立位時に大腿直筋は持続的に活動する。

5: 立位の重心線は膝蓋骨前面を通る。

第43回午後:第21問

γ運動ニューロンについて誤っているのはどれか。  

1: 筋紡錘の感受性を調節する。

2: 核袋線維と核鎖線維を支配する。

3: 前根の約30%を占める。

4: α運動ニューロンよりも細い。

5: α運動ニューロンから抑制性支配を受ける。

第52回午後:第63問

運動時の循環反応で誤っているのはどれか。  

1: 脳血流量は減少する。

2: 腎血流量は減少する。

3: 静脈還流量は増加する。

4: 分時心拍出量は増加する。

5: 骨格筋の血流量は増加する。

第38回午後:第7問

正しいのはどれか。  

1: 眼動脈は外頸動脈からの分枝である。

2: 後下小脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

3: 脳底動脈は左右内頸動脈が結合したものである。

4: 前交通動脈は中大脳動脈からの分枝である。

5: 後大脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

第44回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 味覚は体性感覚である。

2: 脊髄視床路は深部感覚を伝達する。

3: 第一次体性感覚野は中心後回にある。

4: 第一次体性感覚野では足よりも手の再現領域が狭い。

5: 四肢切断後に第一次体性感覚野の体部位局在は変化しない。

第39回午前:第64問

筋力増強について適切なのはどれか。  

1: 増強法には過負荷の原則が適用される。

2: 肥大は赤筋線維で起こりやすい。

3: 筋力増強訓練初期の筋力増加は筋肥大によって起こる。

4: 遠心性収縮は増強効果が小さい。

5: 角速度の速い等速運動は増強効果が大きい。

第45回午前:第47問

筋力増強で誤っているのはどれか。  

1: 筋力増強には意欲が影響する。

2: 筋肥大は赤筋線維で生じやすい。

3: 増強法には過負荷の原則が適用される。

4: 等速運動では角速度の遅い方が増強効果は大きい。

5: 初期の筋力増強は運動単位の発射頻度の増加による。

第41回午後:第21問

筋張力で誤っているのはどれか。  

1: 活動張力と静止張力の和を全張力という。

2: 静止張力は筋長とともに増大する。

3: 発揮できる活動張力は筋断面積に比例する。

4: 求心性運動は遠心性運動より大きな張力を発揮できる。

5: 求心性運動では速度が速いほど最大筋張力が小さい。

第52回午後:第62問

四肢からの感覚伝導路について正しいのはどれか。  

1: 触覚の線維は中脳で交叉する。

2: 圧覚の線維は脊髄視床路を通る。

3: 温度覚の線維は脊髄節で交叉する。

4: 一次ニューロンの細胞体は後角にある。

5: 痛覚の伝導路は延髄で二次ニューロンになる。

第55回午前:第25問

小脳性運動失調の検査の目的で正しいのはどれか。  

1: 鼻指鼻試験で反復拮抗運動障害をみる。

2: 線引き試験で運動変換障害をみる。

3: 跳ね返り現象で運動分解をみる。

4: 踵膝試験で測定障害をみる。

5: 膝打ち試験で振戦をみる。

第56回午後:第64問

心筋について正しいのはどれか。  

1: 平滑筋である。

2: 単収縮は生じない。

3: ギャップ結合はみられない。

4: 静止張力は骨格筋よりも大きい。

5: 活動電位持続時間は約5 msecである。

  • 答え:4
  • 解説:心筋は横紋筋であり、単収縮が生じる。また、ギャップ結合が存在し、隣接する筋細胞が電気的に繋がっている。心筋の静止張力は骨格筋よりも大きく、活動電位持続時間は細胞によって異なる。
  • 心筋は平滑筋ではなく、横紋筋である。
  • 心筋の収縮は常に単収縮であり、この選択肢は誤りである。
  • 心筋はギャップ結合が存在し、隣接する筋細胞が電気的に繋がっているため、この選択肢は誤りである。
  • 心筋の静止張力は骨格筋よりも大きく、この選択肢は正しい。
  • 活動電位持続時間は、洞房結節が100~300 msec、房室結節200~300 msec、心室筋200~400 msecであり、この選択肢は誤りである。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第62問

自原抑制について正しいのはどれか。  

1: 受容器は筋紡錘である。

2: 単シナプス反射である。

3: 効果器は同名筋である。

4: 反射の中枢は中脳にある。

5: 求心性神経はⅠa群である。

第41回午後:第27問

視覚系で正しいのはどれか。  

1: 右視野の物体は網膜の右半分に像を結ぶ。

2: 錐体細胞は周辺視野の受容器である。

3: 杆体細胞は暗順応に関与しない。

4: 視覚信号は外側膝状体でニューロンを乗り換える。

5: 大脳一次視覚野は側頭葉にある。

第42回午後:第48問

運動学習で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 運動技能が向上すればエネルギー効率が良くなる。

2: 臨界期とは技能を獲得するための条件が整う時期をいう。

3: 訓練時間を長く休みなく行う方法を全体法という。

4: 覚醒状態とパフォーマンス効率は正比例する。

5: 身体の片側を用いての学習が反対側に転移することを負の転移という。

第35回午後:第24問

神経について正しいのはどれか。  

1: 感覚神経は伝導速度によってα、β群に分類される。

2: 伝導速度は神経の太さに関係しない。

3: 有髄神経は無髄神経より伝導速度が速い。

4: A群の神経はB群より伝導速度が遅い。

5: 自律神経は有髄神経である。