第45回午後第23問の類似問題

第37回午前:第30問

大腿義足歩行で図のような異常がみられた。考えられる原因はどれか。 

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1: 断端の外転可動域に制限がある。

2: 断端の外転筋力が低下している。

3: 断端の股関節屈曲拘縮がある。

4: 義足が長すぎる。

5: ソケットに対して足部が内方にある。

第38回午前:第41問

関節可動域測定で正しいのはどれか。  

1: 股関節屈曲角度は、膝屈曲位より膝伸展位の方が大きい。

2: 股関節外転角度は、膝屈曲位より膝伸展位の方が大きい。

3: 股関節伸展角度は、膝屈曲位より膝伸展位の方が大きい。

4: 膝関節屈曲角度は、股屈曲位より股伸展位の方が大きい。

5: 足関節背屈角度は、膝屈曲位より膝伸展位の方が大きい。

第53回午後:第23問

端座位で膝関節を完全伸展位から屈曲した際に生じるのはどれか。  

1: 前十字靱帯は弛緩する。

2: 内側側副靱帯は緊張する。

3: 屈曲初期に脛骨は外旋する。

4: 内側半月板よりも外側半月板の方が大きく移動する。

5: 屈曲初期にすべり運動が生じ、続いて転がり運動が加わる。

第47回午前:第71問

膝関節について正しいのはどれか。  

1: 屈曲角度が増すと、ころがり運動が多くなる。

2: 内側側副靱帯は屈曲位での外旋運動を制限する。

3: 屈曲位から伸展すると、完全伸展する直前で下腿は内旋する。

4: 関節運動による内側半月板の移動量は外側半月板よりも大きい。

5: 前十字靱帯の主な作用は、脛骨と大腿骨の間の左右剪断力を制限することである。

第46回午前:第70問

正しいのはどれか。  

1: 凹足では主に横アーチが高くなる。

2: 足の縦アーチは外側が内側よりも高い。

3: 距腿関節は底屈位で遊びが小さくなる。

4: 足根中足関節では主にすべり運動が生じる。

5: 横足根関節は距舟関節と距骨下関節とからなる。

第38回午前:第52問

慢性関節リウマチの足部の変形で起こりにくいのはどれか。  

1: 外反母指

2: 槌指変形

3: 扁平足

4: 凹足変形

5: 踵骨の外反変形

第53回午前:第31問

歩行において下腿義足の初期内転角が不足しているときに生じる現象はどれか。  

1: 断端外側遠位部に圧迫感が生じる。

2: 断端内側遠位部に圧迫感が生じる

3: 踵接地時に義足足部が回旋する。

4: 義足の足部外側が浮き上がる。

5: 歩隔が広い。

第41回午前:第78問

関節リウマチの足部変形で生じにくいのはどれか。  

1: 外反母指

2: 槌指変形

3: 扁平足

4: 凹足変形

5: 踵骨の外反変形

第35回午前:第83問

下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。  

1: ソケットの内転角が不足している。

2: 靴のヒールが低すぎる。

3: 足部が過度に底屈位にある。

4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。

5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。

第57回午前:第72問

膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。  

1: 斜膝窩靱帯の緊張

2: 前十字靱帯の緊張

3: 大腿後面と下腿後面の接触

4: 大腿骨の転がり運動の出現

5: 内側側副靱帯の緊張

  • 答え:3
  • 解説:膝関節屈曲運動の制限に関与するのは大腿後面と下腿後面の接触である。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 斜膝窩靱帯の緊張は、膝関節伸展と外旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 前十字靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 大腿後面と下腿後面の接触は、膝関節屈曲運動の制限に関与する。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 膝関節完全伸展位から屈曲初期時に大腿骨の転がり運動が出現するが、これは正常な動きであり制限に関与しない。
  • 内側側副靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第47問

つま先歩きになるのはどれか。2つ選べ。 ア.大殿筋筋力低下イ.大腿四頭筋筋力低下ウ.30°膝関節屈曲拘縮エ.3 cm以上の脚長差オ.脛骨神経麻痺  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午前:第38問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸で誤っているのはどれか。 

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1: 肩関節外旋

2: 手関節伸展

3: 股関節外転

4: 膝関節屈曲

5: 足関節伸展(背屈)

第38回午前:第61問

脳卒中片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 立脚相の短縮

2: 遊脚相の股関節内旋

3: 尖足

4: 足部の内反

5: 反張膝

第39回午後:第91問

関節リウマチによる関節の異常で誤っているのはどれか。  

1: 環軸椎亜脱臼

2: 手の尺側偏位

3: 外反膝

4: 内反足

5: 足の外反母指

第43回午前:第86問

大腿義足の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ホイップ - 膝継手軸の外旋

2: 義足側外転歩行 - 初期内転角の不足

3: 健側肢の伸び上がり - ソケット内壁の高さ不足

4: 義足側分回し歩行 - 義足長が短い

5: 義足側への体幹側屈 - 切断側外転筋の筋力低下

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第42回午前:第42問

手の関節で誤っているのはどれか。  

1: 橈骨茎状突起と舟状骨が衝突することで橈屈が制限される。

2: 回外位よりも回内位の方が橈屈の可動域が大きい。

3: 尺屈は手根中央関節よりも橈骨手根関節の可動性が大きい。

4: 背屈では橈骨手根関節よりも手根中央関節の可動性が大きい。

5: 手根中手関節の可動性は第3中手骨よりも第4中手骨の方が大きい。

第38回午前:第50問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)による運動方向と基本軸との組合せで誤っているのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節屈曲-肩峰を通る床への垂直線

2: 前腕の回内-床への垂直線

3: 股関節屈曲-上前腸骨棘と外果を結ぶ線

4: 膝関節屈曲-大腿骨

5: 足関節背屈-腓骨への垂直線

第43回午前:第85問

足関節で内反捻挫が起こりやすい理由はどれか。2つ選べ。  

1: 背屈位で不安定になる。

2: 内果に比べ外果の骨性制限が小さい。

3: 内側の靭帯が外側に比して脆弱である。

4: 底屈に伴い回外が生じる。

5: 外がえしに作用する筋が少ない。

第57回午後:第73問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、足の外科学会基準による)の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。  

1: 股屈曲 ── 下腿中央線

2: 股内旋 ── 大腿骨

3: 股外転 ── 大腿中央線

4: 膝屈曲 ── 脛 骨

5: 足底屈 ── 第1中足骨

  • 答え:3
  • 解説:関節可動域測定法では、運動方向と移動軸の組み合わせが重要である。2022年4月に改正された基準によると、正しい組み合わせは股外転と大腿中央線である。
  • 股屈曲の移動軸は大腿骨であり、下腿中央線ではない。下腿中央線の運動方向は股関節外旋、内旋である。
  • 股内旋の移動軸は下腿中央線であり、大腿骨ではない。大腿骨の運動方向は股関節屈曲、伸展である。
  • 股外転の移動軸は大腿中央線であり、正しい組み合わせである。
  • 膝屈曲の移動軸は腓骨であり、脛骨ではない。脛骨の運動方向は存在しない。
  • 足底屈の移動軸は足底面であり、第1中足骨ではない。第1中足骨は第1趾(母趾)の屈曲・伸展の基本軸である。2022年4月の改訂前は第5中足骨が移動軸であったが、改訂後は足底面となった。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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