第44回午後第16問の類似問題

第36回午後:第9問

腎臓について正しいのはどれか。  

1: 遠位尿細管は腎盂にある。

2: 尿管は皮質と連結する。

3: 糸球体は髄質にある。

4: 糸球体は血液をろ過する。

5: 尿細管はブドウ糖を排出する。

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午前:第64問

安静時に比べ運動時に血液の分配量が増加するのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨格筋

2: 消化管

3: 心臓

4: 脾臓

5: 腎臓

第51回午前:第51問

内胚葉に由来するのはどれか。  

1: 中枢神経

2: 腸管

3: 血管

4: 筋

5: 骨

第45回午前:第56問

図に示す血管名で正しいのはどれか。2つ選べ。 

45_0_56

1: ①中大脳動脈

2: ②椎骨動脈

3: ③上小脳動脈

4: ④脳底動脈

5: ⑤内頸動脈

第54回午後:第58問

膵臓で正しいのはどれか。  

1: 膵頭は脾臓に接する。

2: 膵尾は十二指腸に接する。

3: 膵管は十二指腸に開口する。

4: 膵体は横行結腸前面を横走する。

5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。

  • 答え:3
  • 解説:膵臓は腹部に位置し、膵頭、膵体、膵尾の3部に分かれています。膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、インスリンやグルカゴンを分泌する内分泌腺の両方を持っています。
  • 選択肢1は間違いです。膵頭は十二指腸の下行部に接しています。
  • 選択肢2は間違いです。膵尾は脾臓の脾門に接しています。
  • 選択肢3は正しいです。膵管は外分泌腺の導管で、総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。また、一部は副膵管として小十二指腸乳頭に開口します。
  • 選択肢4は間違いです。膵体は脊柱前面を横走しています。
  • 選択肢5は間違いです。内分泌腺であるLangerhans島(膵島)は、膵頭には少なく、膵尾に多く存在します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第41回午後:第14問

門脈に関係する静脈で誤っているのはどれか。 ア.上腸間膜静脈イ.左胃静脈ウ.脾静脈エ.腎静脈オ.総腸骨静脈  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第49回午後:第63問

運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。  

1: 冠血流は減少する。

2: 肝血流は減少する。

3: 腎血流は増加する。

4: 脳血流は増加する。

5: 皮膚血流は減少する。

第47回午後:第57問

左肺の内側面が接するのはどれか。2つ選べ。  

1: 食道

2: 奇静脈

3: 大動脈弓

4: 上大静脈

5: 下大静脈

第54回午前:第57問

腎臓で誤っているのはどれか。  

1: 遠位尿細管は集合管につながる。

2: 尿細管は腎小体の尿管極に始まる。

3: Henle係蹄は小葉間静脈につながる。

4: Bowman囊は糸球体を包んでいる。

5: 輸入細動脈は糸球体につながる。

  • 答え:3
  • 解説:腎臓は尿の生成と排泄を担当する臓器であり、その構造は複雑です。腎臓の主要な構造は腎小体と尿細管であり、それらが連携して尿の生成と濃縮を行います。
  • 遠位尿細管は集合管につながるので、この選択肢は正しいです。遠位尿細管は尿の濃縮や酸素濃度の調整を行い、最終的に集合管に尿を送ります。
  • 尿細管は腎小体の尿管極に始まるので、この選択肢は正しいです。尿管極は腎小体から尿細管への尿の移動を開始する部分であり、尿の生成が始まります。
  • Henle係蹄は小葉間静脈につながるのではなく、遠位尿細管につながるため、この選択肢は誤りです。Henle係蹄は尿の濃縮を行う部分であり、遠位尿細管に尿を送ります。
  • Bowman囊は糸球体を包んでいるので、この選択肢は正しいです。Bowman囊は糸球体からの尿の取り込みを行い、尿細管へ送る役割を果たします。
  • 輸入細動脈は糸球体につながるので、この選択肢は正しいです。輸入細動脈は糸球体に血液を供給し、尿の生成過程で濾過された血液成分を回収する役割を果たします。
  • 科目:解剖学(その他)
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第53回午前:第55問

内頸動脈から直接分岐しないのはどれか。  

1: 眼動脈

2: 前大脳動脈

3: 中大脳動脈

4: 前交通動脈

5: 後交通動脈

  • 答え:4
  • 解説:内頸動脈は総頸動脈から分かれ、頭蓋底の頸動脈管を通って頭蓋腔の中に入る。内頸動脈から直接分岐する血管は、眼動脈、前大脳動脈、前脈絡叢動脈、中大脳動脈、後交通動脈である。
  • 眼動脈は内頸動脈が頭蓋内に入って最初に分岐する血管であり、正しく内頸動脈から直接分岐している。
  • 前大脳動脈は内頸動脈から分岐し、大脳縦裂に入って前頭葉と頭頂葉の内側面に分布する血管であり、正しく内頸動脈から直接分岐している。
  • 中大脳動脈は内頸動脈から分岐し、外側溝に入り、主として大脳半球の外側面と島とに血液を送る血管であり、正しく内頸動脈から直接分岐している。
  • 前交通動脈は内頸動脈から直接分岐しない血管であり、左右の前大脳動脈を連絡している。このため、選択肢4が正解である。
  • 後交通動脈は眼動脈に続いて内頸動脈から分岐する血管であり、正しく内頸動脈から直接分岐している。
  • 科目:解剖学(その他)
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第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第51回午前:第58問

消化器系について正しいのはどれか。  

1: 食道は気管の前方に位置する。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 空腸に続いて回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第55問

冠状動脈で正しいのはどれか。  

1: 大動脈弁の心室側から出る。

2: 左右の冠状動脈は吻合しない。

3: 左冠状動脈は房室結節に血液を送る。

4: 右冠状動脈は前下降枝と回旋枝に分かれる。

5: 左冠状動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。

  • 答え:5
  • 解説:冠状動脈は心臓に酸素と栄養を供給する動脈で、左冠状動脈と右冠状動脈の2つがあります。それぞれの冠状動脈は、大動脈弁の末梢から出て、心臓の様々な部分に血液を送ります。
  • 選択肢1は間違いです。冠状動脈は大動脈弁の末梢から出るので、心室側ではありません。
  • 選択肢2は間違いです。冠状動脈では、動脈の末梢部に吻合が存在するが、吻合の太さが十分でなく、一方の動脈枝が閉塞するとその分布領域に壊死が生じる(機能的終動脈)。
  • 選択肢3は間違いです。左冠状動脈は、回旋枝と前室間枝に分岐し、左心房、左心室、心室中隔の大部分(前2/3)に分布するが、房室結節には血液を送らない。
  • 選択肢4は間違いです。右冠状動脈は、冠状溝を右回りに走行して心臓後面に達し、後室間枝となって心尖に向かう。前下降枝と回旋枝は左冠状動脈の分岐です。
  • 選択肢5は正しいです。左冠状動脈は、回旋枝と前室間枝に分岐し、左心房、左心室、心室中隔の大部分(前2/3)に血液を送ります。
  • 科目:解剖学(その他)
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第53回午前:第57問

リンパ系について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 脾臓はリンパ液を濾過する。

2: 胸管は右鎖骨下静脈に流入する。

3: 腸管由来のリンパ液を乳糜という。

4: リンパ管には弁機構が存在しない。

5: 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。

  • 答え:3 ・5
  • 解説:リンパ系に関する問題で、正しい選択肢を2つ選ぶ問題です。リンパ系は免疫機能や体液の循環に関与しており、リンパ液の流れやリンパ管の構造、リンパ液の濾過などが重要なポイントです。
  • 脾臓はリンパ球を産生し、生体防衛の器官として働くが、リンパ液の濾過はリンパ節で行われる。脾臓の赤脾髄では、老化した赤血球の破壊や異物の分解を行う。
  • 胸管は左鎖骨下静脈と内頸静脈との合流角で、頸リンパ本幹と鎖骨下リンパ本幹と合する。右鎖骨下静脈には右リンパ本幹が流入するため、この選択肢は間違いです。
  • 腸管由来のリンパ液を乳糜という。乳糜は腸から吸収された脂肪粒や脂肪酸、グリセリンを含んでいるリンパ液であり、この選択肢は正しいです。
  • リンパ管には弁機構が存在し、毛細リンパ管を構成する内皮細胞の結合は、ゆるく重なり合って弁のように機能する。この選択肢は間違いです。
  • 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。下肢は左右いずれのリンパ液も胸管に流入するため、この選択肢は正しいです。
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第38回午後:第7問

正しいのはどれか。  

1: 眼動脈は外頸動脈からの分枝である。

2: 後下小脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

3: 脳底動脈は左右内頸動脈が結合したものである。

4: 前交通動脈は中大脳動脈からの分枝である。

5: 後大脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

第51回午前:第86問

食道静脈瘤について正しいのはどれか。  

1: 食道の中下部に好発する。

2: 吐血はコーヒー残渣様である。

3: 門脈圧の低下が原因で形成される。

4: 治療は食道離断術が第一選択である。

5: 初期のものは内視鏡で観察すると赤色にみえる。

第40回午後:第19問

心臓の血管で誤っている組合せはどれか。  

1: 右冠状動脈-回旋枝

2: 右冠状動脈-後室間枝

3: 左冠状動脈-前室間枝

4: 左冠状動脈-前枝

5: 左冠状動脈-後枝

第34回午後:第15問

内頸動脈の分枝でないのはどれか。  

1: 眼動脈

2: 前大脳動脈

3: 後交通動脈

4: 中大脳動脈

5: 後大脳動脈