第54回午前第57問の類似問題

第36回午後:第9問

腎臓について正しいのはどれか。  

1: 遠位尿細管は腎盂にある。

2: 尿管は皮質と連結する。

3: 糸球体は髄質にある。

4: 糸球体は血液をろ過する。

5: 尿細管はブドウ糖を排出する。

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第45回午前:第59問

正しいのはどれか。  

1: 右腎は左腎よりも高い位置にある。

2: 集合管は腎門を通る。

3: 腎杯はネフロンに含まれる。

4: 尿細管は腎小体に含まれる。

5: Henle係蹄は尿細管に含まれる。

第39回午後:第18問

腎臓についての正しいのはどれか。  

1: 糸球体は髄質にある。

2: 糸球体は血液をろ過する。

3: 遠位尿細管は腎盂にある。

4: 尿細管はブドウ糖を排出する。

5: 尿管は皮質と連結する。

第55回午前:第67問

腎臓の排尿機構で正しいのはどれか。  

1: Bowman囊は集合管に接続する。

2: 近位尿細管ではNa+が再吸収される。

3: ネフロンは糸球体と近位尿細管から構成される。

4: 糸球体ではアルブミンは水よりも濾過されやすい。

5: 糸球体濾過量は健常成人では1日に1~1.5 Lである。

  • 答え:2
  • 解説:腎臓の排尿機構に関する問題です。ネフロンは腎臓の基本単位であり、糸球体と尿細管から構成されます。糸球体では水や小分子が濾過され、尿細管では再吸収や分泌が行われます。
  • Bowman囊は糸球体を包む構造であり、集合管には接続していません。集合管には複数のネフロンから来る遠位尿細管が合流します。
  • 正解です。近位尿細管ではNa+が再吸収されるほか、アミノ酸やK+、Cl-などのイオンや水分、グルコースなども再吸収されます。
  • ネフロンは腎臓の構造的、機能的単位で、1個の腎小体(糸球体とBowman嚢)と、それに続く1本の尿細管からなる。近位尿細管だけではなく、遠位尿細管も含まれます。
  • 糸球体では水や小分子が濾過されやすいですが、アルブミンをはじめとする蛋白質はほとんど通さないため、アルブミンは水よりも濾過されにくいです。
  • 糸球体濾過量(原尿)は血漿成分が糸球体からBowman嚢へと濾過された液体の量で、160 L/日程度です。1~1.5 L/日であるのは、健常成人の尿量です。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第58問

尿生成の流れの方向として正しいのはどれか。  

1: 腎盤から腎杯へ

2: 尿道から膀胱へ

3: 尿管から髄質部集合管へ

4: 遠位尿細管から皮質部集合管へ

5: 近位曲尿細管からBowman囊へ

第36回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。

2: 肝右葉は左葉より小さい。

3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

4: 胆嚢は胆汁を産生する。

5: 膵臓の導管は一つである。

第51回午後:第58問

泌尿器系について正しいのはどれか。  

1: 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。

2: 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。

3: 左腎の方が右腎より低位にある。

4: 尿管は膀胱の前上面に開口する。

5: 腎は結腸の前方にある。

第48回午前:第60問

腎臓について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 右腎は左腎より高い位置にある。

2: 腎皮質は髄質に比べて薄紅白色を呈する。

3: 腎小体は腎皮質にある。

4: 尿細管はネフロンの構成要素である。

5: Henle係蹄は腎小体にある。

第52回午前:第67問

尿の生成について正しいのはどれか。  

1: 集合管では尿の希釈を行う。

2: 血漿蛋白は糸球体を透過する。

3: 血液の濾過は腎小体で行われる。

4: 近位尿細管ではアンモニアの再吸収を行う。

5: 抗利尿ホルモンは水の再吸収量を減少させる。

第45回午前:第67問

腎臓でアミノ酸の大部分が再吸収されるのはどれか。  

1: Bowman嚢

2: 近位尿細管

3: Henle係蹄

4: 遠位尿細管

5: 集合管

第36回午後:第19問

腸管について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腹部消化器のリンパ流は胸管に注ぐ。イ.腸の静脈血は下大動脈に直接注ぐ。ウ.幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。エ.胆管は空腸に開口する。オ.回腸と盲腸との移行部には弁がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第43回午後:第31問

腎臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。

2: ナトリウムは主に近位尿細管で再吸収される。

3: カリウムは主に遠位尿細管で再吸収される。

4: 傍糸球体細胞からレニンを分泌する。

5: 間質細胞からエリスロポエチンを分泌する。

第47回午前:第59問

消化管で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胆管は空腸に開口する。

2: 大腸のリンパ流は胸管に注ぐ。

3: 小腸の静脈血は下大静脈に直接注ぐ。

4: 回腸と盲腸との移行部には弁がある。

5: 幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。

第34回午後:第17問

小腸で誤っているのはどれか。  

1: 大十二指腸乳頭は総胆管と膵管の開口部である。

2: 空腸と回腸は腸間膜で固定されている。

3: 小腸の壁の粘膜は半月ヒダである。

4: 筋層の間や粘膜下組織に神経叢がある。

5: 腸腺は絨毛の間に開口する。

第48回午後:第59問

泌尿器について正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には複数の逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第37回午後:第16問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第40回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第44回午後:第19問

正しいのはどれか。  

1: 尿管口は膀胱尖に開く。

2: 尿管内部には逆流防止弁がある。

3: 排尿筋には大内臓神経が分布する。

4: 内尿道口は膀胱三角の中央に開く。

5: 男性の尿道は前立腺を貫いている。

第48回午後:第58問

肝臓とその脈管系について誤っているのはどれか。  

1: 肝臓は胃の前壁と接する。

2: 肝右葉は左葉より大きい。

3: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 肝臓へ酸素を供給する血管は門脈である。