第44回午前第52問の類似問題

第43回午前:第44問

感覚検査法の組合せで適切でないのはどれか。  

1: 痛覚-つま楊子で皮膚を刺激し、痛みの有無を聞く。

2: 触覚-ティッシュペーパーで皮膚に触れ、分かるか否かを聞く。

3: 動的二点識別-ノギスで皮膚上に描いた数字や文字が何かを聞く。

4: 深部圧痛覚-アキレス腱をつまんで痛みの有無を聞く。

5: 立体覚-片手に物品を握らせてそれが何であるか言わせる。

第53回午後:第25問

感覚検査について正しいのはどれか。  

1: 位置覚検査は手指では側面を把持して行う。

2: 温冷覚検査は80℃の温水と0℃の冷水を用いる。

3: 触覚検査は触れる時間間隔を一定にする。

4: 振動覚検査は筋腹に音叉を当てる。

5: 静的2点識別覚検査は左右の同じ部位に同時に刺激を加える。

  • 答え:1
  • 解説:感覚検査は、感覚受容器の機能を評価するために行われる検査であり、位置覚、温冷覚、触覚、振動覚、静的2点識別覚などが含まれる。正しい検査方法を理解し、適切な評価を行うことが重要である。
  • 正しい。位置覚検査では手指の側面を把持して行う。これは、掌・背側から把持すると上下方向への触圧覚が感知され、正確な評価ができないためである。
  • 間違い。温冷覚検査では、10℃の冷覚と50℃の温覚を感じることができれば正常と判断する。80℃の温水を用いると熱傷の危険性があるため、適切な温度を用いることが重要である。
  • 間違い。触覚検査では、触れるタイミングを一定にすると被験者は刺激のタイミングを覚えて正解する可能性がある。そのため、変則的な間隔で刺激を行うことが適切である。
  • 間違い。振動覚検査は、骨を刺激して深部感覚として測定するため、筋腹ではなく皮下の骨に音叉を当てるのが正しい方法である。
  • 間違い。静的2点識別覚検査では、左右の同じ部位に同時に刺激を加えるのではなく、一側の2点に同時に刺激を加え、識別できる最短距離を求めるのが正しい方法である。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第24問

手指の感覚検査で正しいのはどれか。  

1: 50 ℃を温かく感じれば温覚は正常である。

2: 20 g加重で痛みを感じれば痛覚は正常である。

3: 動的2点識別値が7 mmであれば正常である。

4: Dellonの物体識別検査ではコルクなどの材質を閉眼で呼称させる。

5: Mobergのピックアップ検査では1分間で移動できた日常物品の数を評価する。

第39回午前:第45問

意識レベル評価の刺激として適切でないのはどれか。  

1: 話しかける。

2: ピンで皮膚を刺激する。

3: 爪を圧迫する。

4: コーヒーの香りを鼻孔に近づける。

5: からだを揺さぶる。

第39回午前:第44問

感覚検査と器具との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 触覚-綿棒

2: 痛覚-注射針

3: 温度覚-試験管

4: 素材識別-紙やすり

5: 二点識別-ノギス

第43回午前:第47問

感覚検査の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 二点識別覚:ノギス

2: 温覚:40~42度の温水

3: 冷覚:0~-2度の氷水

4: 触覚:Semmes-Weinstein(セメス・ワインスタイン)モノフィラメント

5: 振動覚:音叉

第44回午前:第3問

感覚の評価手技(①〜⑤)を別に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: ①触 覚

2: ②痛 覚

3: ③振動覚

4: ④2点識別覚

5: ⑤位置覚

第39回午後:第81問

体性感覚の検査で誤っているのはどれか。  

1: 意識混濁が軽ければ、結果は信頼できる。

2: 感覚鈍麻がある場合、その部位から正常方向に検査する。

3: 痛覚の検査では安全ピンを軽くあてる。

4: 振動覚の検査では、音叉を骨の突出部にあてる。

5: 疲れやすい検査のため、なるべく短時間で行う。