第45回午後第24問の類似問題

第50回午前:第24問

温度覚検査について誤っているのはどれか。  

1: 痛覚としてとらえていないか注意する。

2: 10℃が判別できると冷覚は正常である。

3: 50℃が判別できると温覚は正常である。

4: 温かいか冷たいかで応答させる。

5: 温覚計は垂直に10秒間当てる。

第53回午後:第25問

感覚検査について正しいのはどれか。  

1: 位置覚検査は手指では側面を把持して行う。

2: 温冷覚検査は80℃の温水と0℃の冷水を用いる。

3: 触覚検査は触れる時間間隔を一定にする。

4: 振動覚検査は筋腹に音叉を当てる。

5: 静的2点識別覚検査は左右の同じ部位に同時に刺激を加える。

  • 答え:1
  • 解説:感覚検査は、感覚受容器の機能を評価するために行われる検査であり、位置覚、温冷覚、触覚、振動覚、静的2点識別覚などが含まれる。正しい検査方法を理解し、適切な評価を行うことが重要である。
  • 正しい。位置覚検査では手指の側面を把持して行う。これは、掌・背側から把持すると上下方向への触圧覚が感知され、正確な評価ができないためである。
  • 間違い。温冷覚検査では、10℃の冷覚と50℃の温覚を感じることができれば正常と判断する。80℃の温水を用いると熱傷の危険性があるため、適切な温度を用いることが重要である。
  • 間違い。触覚検査では、触れるタイミングを一定にすると被験者は刺激のタイミングを覚えて正解する可能性がある。そのため、変則的な間隔で刺激を行うことが適切である。
  • 間違い。振動覚検査は、骨を刺激して深部感覚として測定するため、筋腹ではなく皮下の骨に音叉を当てるのが正しい方法である。
  • 間違い。静的2点識別覚検査では、左右の同じ部位に同時に刺激を加えるのではなく、一側の2点に同時に刺激を加え、識別できる最短距離を求めるのが正しい方法である。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第47問

感覚検査の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 二点識別覚:ノギス

2: 温覚:40~42度の温水

3: 冷覚:0~-2度の氷水

4: 触覚:Semmes-Weinstein(セメス・ワインスタイン)モノフィラメント

5: 振動覚:音叉

第44回午前:第52問

感覚低下と判定するのはどれか。  

1: 閉眼させ足の第3指を動かすとどの指か分からない。

2: 針で皮膚を軽く刺激すると2〜3秒遅れて痛みを感じる。

3: 10℃の水を入れた試験管で皮膚に触れると冷たいと感じる。

4: 背部で4 cm離れた2点に触れると1点を刺激されたように感じる。

5: 音叉の振動音が耳元では聞こえるが乳様突起に当てると振動を感じない。

第43回午前:第44問

感覚検査法の組合せで適切でないのはどれか。  

1: 痛覚-つま楊子で皮膚を刺激し、痛みの有無を聞く。

2: 触覚-ティッシュペーパーで皮膚に触れ、分かるか否かを聞く。

3: 動的二点識別-ノギスで皮膚上に描いた数字や文字が何かを聞く。

4: 深部圧痛覚-アキレス腱をつまんで痛みの有無を聞く。

5: 立体覚-片手に物品を握らせてそれが何であるか言わせる。

第39回午前:第44問

感覚検査と器具との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 触覚-綿棒

2: 痛覚-注射針

3: 温度覚-試験管

4: 素材識別-紙やすり

5: 二点識別-ノギス

第44回午前:第3問

感覚の評価手技(①〜⑤)を別に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: ①触 覚

2: ②痛 覚

3: ③振動覚

4: ④2点識別覚

5: ⑤位置覚