多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 脱髄が主病変である。
3: 症状に日内変動がみられる。
4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。
5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。
筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 褥瘡が生じやすい。
2: 嚥下障害が起こる。
3: 筋萎縮は近位に強い。
4: 四肢遠位の感覚障害が強い。
5: 眼球運動は末期まで維持される。
男性に多い疾患はどれか。
1: 全身性エリテマトーデス
2: Sjögren症候群
3: 強直性脊椎炎
4: 線維筋痛症
5: 強皮症
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 女性よりも男性に多い。
2: 再発と寛解を繰り返す。
3: 発症は50歳以上が多い。
4: 後遺障害を残すことは稀である。
5: 白色人種に比べて黄色人種に多い。
50歳の女性。球麻痺症状で発症した筋萎縮性側索硬化症。発症後1年経過。自営業世帯の主婦で、病前は家業の経理を行っていた。現在、筋力は上肢近位筋群3(Fair)、上肢遠位筋群2(Poor)、下肢筋群4(Good)である。最近、肺炎を2回起こしている。この患者への対応で緊急度が低いのはどれか。
1: コミュニケーションエイドの検討
2: 呼吸体操の指導
3: 飲み込みやすい食品の紹介
4: 不安や恐れへの相談
5: 移乗介助用リフターの導入
筋萎縮性側索硬化症で生じにくい症状はどれか。
1: 舌萎縮
2: 構音障害
3: 上下肢麻痺
4: 眼球運動障害
5: 摂食嚥下障害
筋萎縮性側索硬化症で誤っているのはどれか。
1: 40~50歳代に好発する。
2: 男性に多い。
3: 進行性である。
4: 外眼筋麻痺がみられる。
5: 球症状がみられる。
神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか。
1: 脳出血
2: 胸髄損傷
3: 多発性硬化症
4: 頸椎後縦靭帯骨化症
5: 糖尿病性自律神経障害
筋萎縮性側索硬化症でみられる機能障害はどれか。2つ選べ。
1: 知能障害
2: 視野障害
3: 嚥下障害
4: 呼吸障害
5: 感覚障害
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: Parkinson病――大脳白質の変性
2: 多発性硬化症――中枢神経の脱髄
3: Lewy小体型認知症――大脳白質の虚血
4: 筋萎縮性側索硬化症――脊髄後索の変性
5: Guillain-Barré症候群――脊髄前角の変性
錐体外路症状を呈するのはどれか。
1: 核黄疸
2: 筋萎縮性側索硬化症
3: 脊髄空洞症
4: フリードライヒ型失調症
5: シャルコー・マリー・トゥース病
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 発症は50代に多い。
3: 脱髄病変がみられる。
4: 視力低下が出現する頻度が高い。
5: 運動負荷に制限を設ける必要はない。
筋萎縮性側索硬化症でみられないのはどれか。
1: 舌の線維束攣縮
2: 流 涎
3: 肺活量低下
4: 深部感覚障害
5: 歩行障害
筋萎縮性側索硬化症への対処で誤っているのはどれか。
1: 起居動作の維持
2: 呼吸能力の維持
3: 自己導尿の確立
4: 関節拘縮の予防
5: 移動手段の確保
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 女性より男性に多く発症する。
2: 四肢では遠位筋の筋力低下が起きやすい。
3: 夕方にかけて症状は軽快する。
4: 末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる。
5: コリンエステラーゼ阻害薬が用いられる。
感覚障害を合併するのはどれか。2つ選べ。
1: 多発性硬化症
2: 重症筋無力症
3: 筋萎縮性側索硬化症
4: 肢帯型筋ジストロフィー
5: 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 発症は50歳代に多い。
3: 脱髄病変がみられる。
4: 視力低下が出現する頻度が高い。
5: 運動負荷に制限を設ける必要はない。
病変部位で誤っている組合せはどれか。
1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角
2: 急性灰白髄炎(ポリオ)-脊髄後角
3: Parkinson病-中脳黒質
4: Hungtinton病-線条体
5: Alzheimer病-大脳皮質
発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。
1: 認知症
2: 尿失禁
3: 動作緩慢
4: 起立性低血圧
5: 姿勢反射障害
筋萎縮性側索硬化症で生じにくい障害はどれか。2つ選べ。 ア.構音障害イ.膀胱直腸障害ウ.眼球運動障害エ.嚥下障害オ.呼吸障害
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ