第42回午後第51問の類似問題

第43回午前:第50問

脳出血発症2週時点の合併症で頻度が低いのはどれか。  

1: 誤嚥性肺炎

2: けいれん

3: 肩手症候群

4: 深部静脈血栓症

5: せん妄

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第36回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。

2: 肝右葉は左葉より小さい。

3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

4: 胆嚢は胆汁を産生する。

5: 膵臓の導管は一つである。

第49回午後:第35問

人工股関節置換術後の深部静脈血栓症の予防で誤っているのはどれか。  

1: 弾性ストッキング着用

2: 間欠的空気圧迫

3: 足関節の底背屈

4: マッサージ

5: 安静

第55回午前:第90問

集中治療室での急性期リハビリテーションに関して正しいのはどれか。  

1: 安全面から歩行練習は行わない。

2: squeezingでは呼気時に肺を圧迫する。

3: 頭部挙上位は全身状態が安定してから開始する。

4: 総腓骨神経麻痺の発生予防には踵部の除圧が重要である。

5: 体位排痰法では痰の貯留部位を下にした姿勢を保持する。

第51回午後:第34問

廃用症候群が原因となるのはどれか。  

1: 脳梗塞

2: 糖尿病

3: 心筋梗塞

4: 沈下性肺炎

5: 閉塞性動脈硬化症

第56回午後:第51問

脳底動脈から直接分岐する血管はどれか。2つ選べ。  

1: 前大脳動脈

2: 中大脳動脈

3: 後交通動脈

4: 上小脳動脈

5: 前下小脳動脈

  • 答え:4 ・5
  • 解説:脳底動脈から直接分岐する血管は後大脳動脈、上小脳動脈、迷路動脈、前下小脳動脈である。この問題では、上小脳動脈と前下小脳動脈が正解である。
  • 前大脳動脈は脳底動脈からではなく、内頸動脈から分岐するため、正解ではありません。
  • 中大脳動脈は脳底動脈からではなく、内頸動脈から分岐するため、正解ではありません。
  • 後交通動脈は脳底動脈から直接分岐する血管ではなく、内頸動脈と後大脳動脈を繋いでいるため、正解ではありません。
  • 上小脳動脈は脳底動脈から直接分岐する血管であり、正解です。
  • 前下小脳動脈は脳底動脈から直接分岐する血管であり、正解です。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午後:第32問

要因と症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 血液粘稠度低下―――――静脈血栓

2: 循環血漿量低下―――――起立性低血圧

3: 最大酸素摂取量増加―――運動耐容能の低下

4: 血清アルブミン値低下――褥瘡

5: 骨への物理的応力増加――骨萎縮

  • 答え:2 ・4
  • 解説:この問題では、要因と症状の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、循環血漿量低下と起立性低血圧、血清アルブミン値低下と褥瘡です。
  • 血液粘稠度低下は、静脈血栓の要因とはなりません。静脈血栓の要因には、血液凝固阻止因子低下やうっ血、組織因子の産生・放出、血液凝固因子活性上昇などがあります。血液粘稠度が亢進した場合に動脈・静脈血栓の要因となります。
  • 循環血漿量低下は、起立性低血圧の要因となります。急性の起立性低血圧の要因には、循環血漿量低下や長期臥床、副腎機能不全などがあります。この選択肢は正しいです。
  • 最大酸素摂取量増加は、運動耐容能の低下の要因とはなりません。運動耐容能の低下の要因には、慢性心不全などがあります。最大酸素摂取量が増加した場合は、運動耐容能は増加します。
  • 血清アルブミン値低下は、褥瘡の要因となります。褥瘡発生の要因には、低栄養や炎症、低蛋白による腎機能低下、感染症による全身のエネルギー消耗などがあります。栄養状態の評価として、血清アルブミン値も用いられ、一般に、3.5 g/dL以下の場合に褥瘡発生リスクが高いとされる。この選択肢は正しいです。
  • 骨への物理的応力増加は、骨萎縮の要因とはなりません。骨萎縮の要因には、不動(骨への物理的応力は減少する)などがあります。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第52問

誤っているのはどれか。  

1: 心不全の分類としてNYHA分類がある。

2: 右心不全では末梢血管の虚脱が著明となる。

3: 左心不全では左室拡張終期圧が上昇する。

4: 肺高血圧症は右心不全の原因となる。

5: 大動脈弁狭窄は左心不全の原因となる。

第39回午前:第69問

脊髄損傷の合併症と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧-斜面台による立位訓練

2: 深部静脈血栓予防-下肢他動運動

3: 呼吸障害-吸気筋筋力強化

4: 異所性骨化予防-愛護的関節可動域訓練

5: 核・核下障害型膀胱-トリガーポイントを利用した排尿訓練

第55回午前:第82問

脳の病変部位と出現しやすい症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: 黒質―――感覚障害

2: 視床―――嗅覚障害

3: 赤核―――摂食嚥下障害

4: 線条体――不随意運動

5: 扁桃体――筋緊張異常

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、脳の病変部位とそれに関連する症状を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、線条体と不随意運動です。
  • 黒質は中脳被蓋の最腹側部に位置し、大脳基底核と結合して運動制御に関与します。感覚障害とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 視床は特殊核と非特殊核があり、体性感覚に関与します。嗅覚障害とは関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 赤核は中脳上丘レベルに位置し、運動制御に関わります。摂食嚥下障害とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 線条体は尾状核と被殻を合わせたもので、錐体外路に含まれます。障害されると不随意運動や筋緊張の異常を生じるため、この選択肢が正しいです。
  • 扁桃体は側頭葉の前内側に位置し、生物学的価値判断や本能行動の調節に関与します。筋緊張異常とは直接関係がないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第6問

脳出血時の頭部CT(別冊No. 1)を別に示す。誤っているのはどれか。 

41_0_6

1: くも膜下出血

2: 尾状核出血

3: 小脳出血

4: 脳幹出血

5: 被殻出血

第43回午前:第64問

脳血管障害による片麻痺患者の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下肢装具は立ち上がりが自立してから用いる。

2: 歩行時の膝折れに膝軽度屈曲位で体重負荷を行う。

3: 座位バランスが完成してから立位訓練を開始する。

4: 痙縮筋の緊張抑制の目的で持続伸張法を行う。

5: 麻痺筋に対しては筋力増強訓練を行わない。

第36回午後:第6問

心臓の血管で誤っている組合せはどれか。  

1: 右冠状動脈-回旋枝

2: 右冠状動脈-後室間枝

3: 左冠状動脈-前室間枝

4: 左冠状動脈-前 枝

5: 左冠状動脈-後 枝

第51回午後:第32問

前交通動脈の動脈瘤塞栓術後に両側前脳基底部の梗塞で生じやすい症状はどれか。  

1: 構成障害

2: 視覚失認

3: 相貌失認

4: 感覚性失語

5: 健忘症候群

第43回午前:第62問

前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血で生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 錐体路徴候

2: 小脳性失調

3: 記銘力障害

4: 観念運動失行

5: 自発性低下

第38回午後:第51問

誤っている組合せはどれか。 ア.充 血-臓器の静脈血が滞留した状態イ.血栓症-血流により運ばれた物質が血管を閉塞した状態ウ.梗 塞-血管が閉塞し支配領域の組織が壊死を起こした状態エ.浮 腫-組織液が貯留し腫脹を起こした状態オ.出 血-赤血球を含む血液成分が血管外に流出した状態  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第40回午後:第19問

心臓の血管で誤っている組合せはどれか。  

1: 右冠状動脈-回旋枝

2: 右冠状動脈-後室間枝

3: 左冠状動脈-前室間枝

4: 左冠状動脈-前枝

5: 左冠状動脈-後枝

第47回午前:第59問

消化管で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胆管は空腸に開口する。

2: 大腸のリンパ流は胸管に注ぐ。

3: 小腸の静脈血は下大静脈に直接注ぐ。

4: 回腸と盲腸との移行部には弁がある。

5: 幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。