第41回午前第35問の類似問題

第36回午前:第19問

デュシェンヌ型筋ジストロフィー児にみられる異常歩行で誤っているのはどれか。2つ選べ。   

36_0_19

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第11問

25歳の男性。頸髄完全損傷、Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類でC6A。ベッド・車椅子間の移乗動作の自立を目指して天井走行型リフトを使用した訓練を行うことになった。吊り具の写真を示す。選択する吊り具として正しいのはどれか。 

55_1_11

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第40回午前:第24問

5歳の女児。痙直型四肢麻痺。側弯や股関節脱臼はない。車椅子座位での全身写真(別冊No. 2)を別に示す。幼稚園で用いる座位保持装置の調整について、はじめに検討するべき事項はどれか。2つ選べ。 

40_0_24

1: 頭部の固定性

2: 胸郭部の固定性

3: 骨盤帯の固定性

4: 股関節の外転保持性

5: 足台の高さ

第51回午後:第11問

5歳の男児。脳性麻痺。麻痺のタイプは痙直型両麻痺であり、図のように両手支持なしで座ることができる。この児で骨盤後傾を修正し、座位姿勢の改善を図るために最もストレッチが必要な筋はどれか。 

51_1_11

1: ハムストリングス

2: 大腿筋膜張筋

3: 大腿直筋

4: 前脛骨筋

5: 薄筋

第56回午前:第8問

6歳の男児。潜在性二分脊椎。足部の変形を図に示す。MMTを行ったところ、大腿四頭筋の筋力は5、内側ハムストリングスは3、前脛骨筋は3、後脛骨筋は2であった。Sharrardの分類による障害レベルはどれか。 

56_0_8

1: I群

2: II群

3: III群

4: IV群

5: V群

第39回午前:第62問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による。)で、起立歩行は不可能であるが、四つ這いが可能であるのはどれか。  

1: ステージ4

2: ステージ5

3: ステージ6

4: ステージ7

5: ステージ8

第53回午後:第16問

4歳の男児。痙直型両麻痺。しばしば割り座で座る。バニーホッピングと交互性パターンの四つ這いを併用して移動する。PCW〈postural control walker〉を用いた歩行練習を実施している。この児に対する遊びの指導内容で最も適切なのはどれか。  

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第43回午前:第29問

12歳の女児。痙直型両麻痺。膝歩きの様子(別冊No. 10)を別に示す。本児の動作を正常と比較した場合の特徴で正しいのはどれか。 

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1: 支持基底面が狭い。

2: 重心の側方移動が小さい。

3: 重心の位置が低い。

4: 上肢の筋緊張が低い。

5: 体幹の軸回旋が大きい。

第44回午前:第69問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)で、座位の作業活動で適切なのはどれか。  

1: 椅子座位で風船バレー

2: 足で板を抑えて鋸引き

3: ろくろを使った陶芸の深皿作り

4: 机上に置いた鍵盤ハーモニカの吹奏

5: 机上で木槌を用いた革細工スタンピング

第42回午前:第10問

22歳の男性。外傷性頸髄損傷後6か月経過。ダニエルスらの徒手筋テストは、肘関節屈曲5、肘関節伸展2、手関節屈曲1、手関節伸展4、手内筋0、下肢0。ベッドへの移乗が自立したので、図の車椅子に患者を座らせて、屋内で使用する車椅子を検討した。適切なのはどれか。2つ選べ。 

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1: 背もたれを肘台と同じ高さまで低くした。

2: 駆動輪の車軸を20 cm後方に移した。

3: 駆動輪を14インチに変更した。

4: 足台をスウィングアウト式に変更した。

5: ブレーキをトグル式に変更した。

第34回午前:第73問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ4(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)のADLで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.平地歩行は可能イ.車椅子操作は可能ウ.両手手すりでの階段昇降は可能エ.椅子からの立ち上がりは可能オ.ずり這い移動は可能  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第43回午前:第38問

6歳の痙直型両麻痺児。平行棒内での歩行を練習中。注意すれば踵を接地して歩けるが、足部外反扁平位と膝関節屈曲位とになりやすい。短下肢装具の処方で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ストラップを付ける。

2: アーチサポートを付ける。

3: 半長靴にする。

4: 外側フレアヒールを用いる。

5: 踵を補高する。

第51回午前:第90問

福山型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 男児のみに発症する。

2: 初発症状は3歳前後でみられる。

3: 精神遅滞はDuchenne型に比べて少ない。

4: 発症頻度はDuchenne型に比べて少ない。

5: 15歳以降も歩行が可能であることが多い。

第52回午後:第42問

Duchenne型筋ジストロフィーについて誤っているのはどれか。  

1: 小学校3~4年では書字動作は保たれる。

2: 小学校高学年ではトイレ動作に介助が必要である。

3: 小学校高学年での歩行消失後は四つ這い生活を積極的に指導する。

4: 小学校高学年から中学校では美術の時間に補助具の工夫が必要である。

5: 中学校から高校ではパソコンの入力装置に工夫が必要である。

第48回午前:第40問

小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。  

1: 先天性内反足 − 徒手矯正

2: 二分脊椎 − 移動動作訓練

3: 発育性(先天性)股関節脱臼 − トロント装具装着

4: Perthes病 − 患部の等張性筋力増強

5: Down症 − 床上座位移動練習(シャフリング)

第38回午前:第74問

痙直型両麻痺児の理学療法において促通すべき運動・反射はどれか。2つ選べ。 ア.背臥位で股関節内転運動イ.座位で股関節内旋運動ウ.座位で骨盤前傾運動エ.立位で下肢相反運動オ.立位で陽性支持反射  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第57問

アテトーゼ型脳性麻痺児の運動療法で適切でないのはどれか。  

1: 脊柱を伸展位にして寝返り訓練

2: 緊張性頸反射の抑制

3: 頭部を正中位にして立ち上がり訓練

4: 足底を全面接地して立位バランス訓練

5: パラシュート反応を誘発して上肢の外転

第34回午前:第9問

20歳の男性。脊髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)。この患者のキャスター上げ訓練で誤っているのはどれか。  

1: 理学療法士は車椅子の後方に立つ。

2: ひもはクロスバーに結ぶ。

3: 一旦前進して止めるようにして上げる。

4: 後方に転倒しやすいときは頸部を屈曲させる。

5: ハンドリムから手を放さないようにバランスをとる。

第48回午後:第9問

Duchenne型筋ジストロフィー患者。ステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の食事動作を図に示す。動作方法や環境の調整方法として適切なのはどれか。 

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1: 深い皿を使用する。

2: テーブルを高くする。

3: 柄の太いスプーンを使用する。

4: 車椅子の背シートを後ろに倒す。

5: 手関節をスプリントで固定する。

第48回午前:第37問

Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 関節拘縮は生じにくい。

2: 知覚障害はまれである。

3: 筋萎縮は遠位筋から始まる。

4: Gowers徴候が特徴である。

5: 5歳ころまでに歩行不能になることが多い。