FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。
1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。
2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。
3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。
4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。
5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。
脳卒中片麻痺のADL指導で正しいのはどれか。
1: 前方いざり移動では健側上肢を殿部の前に置く。
2: 歩行用の手すりは引っぱるように誘導する。
3: 便器の高さは車椅子の座面よりも低くする。
4: ベッドは健側が壁側にくるようにする。
5: 椅子からの立ち上がりでは、まず健側足部を引き寄せる。
手段的ADLに含まれない項目はどれか。
1: 買い物
2: 洗濯
3: 友人との付き合い
4: 公共交通機関の利用
5: 家計管理
Lawtonの手段的ADLに含まれるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯磨き
2: 服薬管理
3: 階段昇降
4: 浴槽の出入り
5: 公共交通機関の利用
手段的ADLに含まれないのはどれか。
1: 買 物
2: 洗 濯
3: 入 浴
4: 服 薬
5: 家計管理
呼吸器疾患患者へのADL指導で正しいのはどれか。
1: 食事動作:食事台を高くする。
2: 歯磨き動作:肩関節外転位の姿勢を保つ。
3: 上衣の更衣動作:前開きよりもかぶり型の衣服を選択する。
4: 下肢の洗体動作:長柄のブラシを使用する。
5: 洗髪動作:前かがみで洗う。
運動失調症患者のADLの工夫で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 重たい靴を選ぶ。
2: 靴下にループをつける。
3: 机の角にクッション材をつける。
4: 食事に長柄フォークを使用する。
5: 上着の更衣にリーチャーを使用する。
Parkinson病患者のADL指導で適切なのはどれか。
1: 階段よりも傾斜路を利用する。
2: 食事には手関節固定装具を用いる。
3: 下衣の更衣はできるだけゆっくり行う。
4: 浴槽のへりの高さは洗い場の高さに合わせる。
5: 起き上がり動作の開始には視覚的外部刺激を利用する。