第39回午後第68問の類似問題

第51回午後:第39問

評価尺度について正しいのはどれか。  

1: 妥当性の検討法の1つとして再検査法がある。

2: 信頼性の検討には他の標準的尺度との相関関係をみる。

3: 名義尺度で用いられる代表値に中央値がある。

4: 順序尺度で用いられる代表値に平均値がある。

5: 間隔尺度で測定された2群の平均値の差の検定法にt検定がある。

第53回午前:第21問

研究に関する用語と説明の組合せで正しいのはどれか。  

1: 母集団――――実際の研究の対象となるもの

2: 順序尺度―――重さ、長さ、時間などの物理量を表す尺度

3: 名義尺度―――大小関係や程度のような順位を有する尺度

4: 交絡因子―――2つの要因の関連をかく乱する他の因子

5: Likert尺度 ――階層性を持った質問などに対する回答についての比率尺度

第55回午前:第39問

変数と尺度の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: MMT――――順序尺度

2: 性別――――順序尺度

3: 体温――――間隔尺度

4: 知能指数――比率尺度

5: 暦年――――比率尺度

  • 答え:1 ・3
  • 解説:この問題では、変数と尺度の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。尺度には名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度の4種類があります。
  • MMTは順序尺度で正しいです。順序尺度は、カテゴリーの順序に意味がありますが、カテゴリー間の差には意味がありません。
  • 性別は順序尺度ではありません。性別は名義尺度で、カテゴリーを区別するだけで、カテゴリーの順序に意味がありません。
  • 体温は間隔尺度で正しいです。間隔尺度は、客観的な量として測定されますが、0(ゼロ)が決まっていないため、比率尺度とは異なります。
  • 知能指数は比率尺度ではありません。知能指数は間隔尺度で、数値の差に意味がありますが、0(ゼロ)が決まっていないため、比率尺度とは異なります。
  • 暦年は比率尺度ではありません。暦年は間隔尺度で、数値の差が厳密なものですが、0(ゼロ)が決まっていないため、比率尺度とは異なります。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第49問

3群に分けたグループ間で平均値に差があるかを統計学的に検定する手法で正しいのはどれか。  

1: t検定

2: 相関分析

3: 分散分析

4: 重回帰分析

5: Welch検定

第47回午前:第22問

2群間の差を統計学的に検定する際に、有意差が得られやすくなる要因はどれか。  

1: サンプル数が少ない。

2: 検出力の設定が大きい。

3: データの妥当性が高い。

4: 群内の標準偏差が小さい。

5: 順序尺度のデータである。

第40回午後:第64問

正しいのはどれか。  

1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。

2: ADLは通常、順序尺度で評価される。

3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。

4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。

5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。