第34回午後第8問の類似問題

第49回午前:第59問

体表から触れることができる腱を図に示す。番号と名称の組合せで正しいのはどれか。 

49_0_59

1: ①――長母指屈筋腱

2: ②――腕橈骨筋腱

3: ③――浅指屈筋腱

4: ④――深指屈筋腱

5: ⑤――尺側手根屈筋腱

第46回午後:第18問

筋肉に対する伸張法で誤っているのはどれか。 

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1: 右大殿筋

2: 右内転筋

3: 右縫工筋

4: 右大腿直筋

5: 右腰方形筋

第43回午後:第41問

肩甲骨を下制しないのはどれか。  

1: 僧帽筋下部

2: 菱形筋

3: 小胸筋

4: 広背筋

5: 大胸筋

第48回午後:第45問

大腿義足の膝継手選択時の留意点の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 短断端者 − 遊脚相のコントロール

2: 長断端者 − 立脚相での安定性

3: 不整地歩行 − 立脚相におけるイールディング機構

4: 低活動者 − アライメントによる安定化

5: 高齢者 − 多軸インテリジェント

第53回午前:第51問

骨について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 長骨の骨幹には髄腔がある。

2: 骨には緻密骨と海綿骨がある。

3: 骨芽細胞は骨吸収に関与している。

4: 骨の関節面は滑膜で覆われている。

5: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、骨に関する正しい知識を選ぶことが求められています。正しい選択肢は1と2で、長骨の骨幹には髄腔があり、骨には緻密骨と海綿骨があることが正しいです。
  • 長骨の骨幹には髄腔があります。髄腔は管状の空間で、骨髄が入っています。骨髄は赤骨髄と黄骨髄があり、赤骨髄は造血機能があり、黄骨髄は脂肪細胞が多く含まれています。
  • 骨には緻密骨(皮質骨)と海綿骨があります。緻密骨は骨の表在部にあり、強度と剛性を提供します。海綿骨は骨の内部にあり、軽量化と衝撃吸収を担当しています。また、海綿骨の空間には骨髄が存在します。
  • 骨芽細胞は骨新生に関与していますが、骨吸収には関与していません。骨吸収に関与するのは破骨細胞で、骨を分解してカルシウムなどの成分を血液に放出します。
  • 骨の関節面は関節軟骨で覆われています。関節軟骨は摩擦を減らし、衝撃を吸収する役割を果たします。滑膜は関節包の最内層に位置し、関節腔の内壁を形成し、滑膜液を分泌して関節の動きをスムーズにします。
  • 骨膜は骨の横径の成長に関わっています。骨膜は骨の表面を覆い、骨の太さを増やす役割があります。長軸方向の成長には骨端成長板が関与し、成長期に骨の長さを伸ばします。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第89問

PTBソケットで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.前壁の高さは膝蓋骨下縁とする。イ.後壁の内外膝屈筋チャンネルの高さをそろえる。ウ.初期内転角を付ける。エ.体重支持は主に膝蓋腱部である。オ.懸垂のためカフベルトが必要である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第38問

大腿義足装着時に図のような異常歩行が見られた。ソケットの適合に問題はない。この症例で、特に強化すべき筋群はどれか。2つ選べ。 

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1: 腹筋群

2: 背筋群

3: 患側股関節屈曲筋群

4: 患側股関節内転筋群

5: 患側股関節伸展筋群

第49回午後:第45問

顎関節にある関節円板の動きに直接関係する筋はどれか。  

1: 咬筋

2: 側頭筋

3: 顎二腹筋

4: 大頰骨筋

5: 外側翼突筋

第37回午前:第49問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋-肩甲骨外側縁

2: 大胸筋-腋窩

3: 肩甲下筋-肩甲骨下縁

4: 上腕筋-上腕外側

5: 回外筋-上腕骨内側上顆

第57回午後:第52問

筋滑車がみられる筋はどれか。2つ選べ。  

1: 烏口腕筋

2: 顎二腹筋

3: 示指伸筋

4: 小胸筋

5: 上斜筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:筋滑車は筋肉の走行を変えるために存在し、筋肉が骨や腱を滑らせる構造を持っています。この問題では、筋滑車が見られる筋を2つ選ぶ必要があります。
  • 烏口腕筋は、前腕の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 顎二腹筋は、前腹と後腹の中間腱が線維性滑車で舌骨に固定されており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 示指伸筋は、指の伸筋であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 小胸筋は、胸部の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 上斜筋は、目の筋肉であり、目頭上部の骨である滑車を通り、筋走行を変えて眼球に付着しており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第45問

偽関節を生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 手の舟状骨骨折

2: 鎖骨骨折

3: 肋骨骨折

4: 大腿骨頸部骨折

5: 踵骨骨折

第54回午前:第72問

膝関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。

2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。

3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。

4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。

5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。

  • 答え:5
  • 解説:膝関節の運動に関する正しい選択肢は、大腿骨の脛骨上の転がり運動が外側顆部の方が内側顆部より大きいという選択肢5です。他の選択肢は、膝関節の構造や運動に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。膝関節の外側側副靱帯は、膝関節伸展、内転、外旋、内旋時に緊張し、内側側副靱帯は、膝関節伸展、外転、外旋、内旋時に緊張します。屈曲時に緊張するという記述は誤りです。
  • 選択肢2は間違いです。膝関節包の後面は、前面に比べて伸縮性が低いです。関節包の前面は薄く、伸縮性に富むのに対し、後面は強靱で、弾力性に乏しい靱帯組織で補強されています。
  • 選択肢3は間違いです。膝関節の外側半月板は、外縁が厚く関節包、半膜様筋に付着し、内縁は薄く遊離しています。しかし、半月板の内外縁が両方とも遊離しているという記述は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。膝関節を完全伸展位から屈曲する際、大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲初期にみられます。屈曲の最終域では、滑り運動のみとなります。
  • 選択肢5は正しいです。大腿骨の関節面は、外側顆のほうが内側顆よりも短いため、その距離を補うために大腿骨の脛骨上の転がり運動の要素は、外側顆部の方が内側顆部より大きくなっています。
  • 科目:運動学
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第42回午後:第4問

正しいのはどれか。  

1: 脊椎後縦靱帯は棘突起間を連結する。

2: 膝前十字靱帯は脛骨前顆間区に付着する。

3: 膝外側側副靱帯は大腿骨と脛骨とを連結する。

4: 烏口鎖骨靱帯は円錐靱帯と肩鎖靱帯からなる。

5: 三角靱帯は腓骨と距骨、踵骨、舟状骨とを連結する。

第46回午前:第51問

車軸関節はどれか。2つ選べ。  

1: 顎関節

2: 正中環軸関節

3: 近位橈尺関節

4: 椎間関節

5: 脛骨大腿関節

第57回午前:第82問

ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5 ── 肘関節屈筋群

2: C6 ── 肘関節伸筋群

3: C7 ── 小指外転筋

4: L2 ── 膝関節伸筋群

5: L3 ── 足関節背屈筋群

  • 答え:1
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価する際に重要な役割を果たしています。この問題では、脊髄髄節とkey muscleの正しい組み合わせを選ぶことが求められています。
  • C5のkey muscleは上腕二頭筋と上腕筋であり、肘関節屈筋群に属しているため、正しい組み合わせです。
  • C6のkey muscleは長短橈側手根伸筋であり、手関節伸筋に属しているため、誤りです。肘関節伸筋群(上腕三頭筋)はC7のkey muscleです。
  • C7のkey muscleは上腕三頭筋であり、肘関節伸筋群に属しているため、誤りです。小指外転筋はT1のkey muscleです。
  • L2のkey muscleは股関節屈筋群であり、膝関節伸筋群ではないため、誤りです。膝関節伸筋群(大腿四頭筋)はL3のkey muscleです。
  • L3のkey muscleは膝関節伸筋群(大腿四頭筋)であり、足関節背屈筋群ではないため、誤りです。足関節背屈筋群(前脛骨筋)はL4のkey muscleです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
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第50回午後:第23問

Danielsらの徒手筋力テストで段階2における筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 棘上筋 - 腹臥位

2: 大菱形筋 - 側臥位

3: 肩甲下筋 - 腹臥位

4: 小円筋 - 背臥位

5: 前鋸筋 - 座位

第51回午前:第54問

閉鎖神経に支配されるのはどれか。  

1: 薄筋

2: 縫工筋

3: 半腱様筋

4: 半膜様筋

5: 大腿二頭筋長頭

第44回午後:第46問

腕立て伏せの開始肢位保持に必須な筋群で誤っているのはどれか。  

1: 頭・頸椎部伸筋群

2: 胸・腰椎部伸筋群

3: 股関節屈筋群

4: 膝関節伸筋群

5: 足関節底屈筋群

第57回午後:第70問

筋と作用の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 頰 筋 ── 頰をふくらませる。

2: 咬 筋 ── 下顎を引き下げる。

3: 前頭筋 ── 眉を持ち上げる。

4: 側頭筋 ── 下顎を持ち上げる。

5: 内側翼突筋 ── 唇をすぼめる。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:この問題では、筋とその作用の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。筋は身体の動きを支えるために重要な役割を果たしており、それぞれの筋には特定の作用があります。
  • 頰筋は、口角を外側に引き上げて歯列に押し付ける作用があります。頰をふくらませるためには、強く口を閉じるために口輪筋の作用が必要です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 咬筋は、下顎を挙上させる作用があります。下顎を引き下げる筋は、顎二腹筋です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 前頭筋は、眉を持ち上げる作用があります。この選択肢は正しいです。
  • 側頭筋は、下顎を持ち上げる作用があります。この選択肢は正しいです。
  • 内側翼突筋は、下顎を挙上させる作用があります。唇をすぼめる筋は、口輪筋です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 科目:運動学
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第39回午後:第46問

歩行の立脚相初期に活動する筋で誤っているのはどれか。  

1: 脊柱起立筋

2: 腸腰筋

3: 中殿筋

4: 大腿四頭筋

5: 前脛骨筋