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理学療法士問題表示
理学療法士国家試験
大分類
ADL・生活環境
20問表示中
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状況説明
72 歳の男性。脳血管障害による左片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。病室ではベッドから起き上がり、端座位は可能である。車椅子からベッドへの移乗動作は自力でできるが、ベッドから車椅子への移乗動作は触れる程度の最小介助が必要である。
7
理学療法士実地問題 -
第60回 午前
重要度:重要
この患者の移乗動作のFIMの採点で正しいのはどれか。
1
7点
2
6点
3
5点
4
4点
5
3点
状況説明
34 歳の女性。中学校教諭。既婚で4歳と6歳の子どもがいる。半年前に学年主任になった頃から不眠が続き、欠勤が多くなった。3か月前から食欲不振、焦燥感および不安感が出現し、「死にたい」と訴えたため精神科を受診した。診察の結果、休職して入院治療を受けることになった。入院後、食欲は改善し、焦燥感と不安の訴えは少なくなったが、意欲低下の状態が続き、対人交流が苦痛であると訴えた。入院3週目に意欲の向上を目的に作業療法が開始された。
14
理学療法士実地問題 -
第60回 午前
重要度:標準
作業療法開始時に予想される症状はどれか。
1
感情鈍麻
2
強迫観念
3
思考制止
4
滅裂思考
5
両価性
状況説明
34 歳の女性。中学校教諭。既婚で4歳と6歳の子どもがいる。半年前に学年主任になった頃から不眠が続き、欠勤が多くなった。3か月前から食欲不振、焦燥感および不安感が出現し、「死にたい」と訴えたため精神科を受診した。診察の結果、休職して入院治療を受けることになった。入院後、食欲は改善し、焦燥感と不安の訴えは少なくなったが、意欲低下の状態が続き、対人交流が苦痛であると訴えた。入院3週目に意欲の向上を目的に作業療法が開始された。
15
理学療法士実地問題 -
第60回 午前
重要度:標準
作業療法開始から5週後、安定して作業療法に参加し意欲的に活動に取り組むようになったため、家庭復帰と職場復帰が検討された。しかし、本人は家事や育児などの日常生活に対する不安を訴えている。この時点での作業療法士の対応で適切でないのはどれか。
1
現職復帰にむけたOJTを計画する。
2
小グループでの家事訓練を計画する。
3
退院後の生活スケジュールを検討する。
4
退院後の外来作業療法での支援を検討する。
5
退院前訪問指導による生活場面の把握を行う。
19
理学療法士実地問題 -
第60回 午前
重要度:標準
33歳の女性。統合失調症。半年ほど前から「誰かに見張られている」と言い、近隣でのトラブルが続いて再入院となった。入院後、生活リズムの改善を目的に本人が希望した手工芸の活動が開始された。作業療法開始3週で安定して活動に参加できるようになったが、依然として意欲低下があり、活動中に「見張られていて不安だから作業療法をやめたい」と申し出た。この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
1
作業種目を変更する。
2
妄想の内容を詳細に聞き出す。
3
作業療法の参加を直ちに中止する。
4
手工芸を継続できるような声かけを行う。
5
「見張られている」という事実がないことを説明する。
20
理学療法士実地問題 -
第60回 午前
重要度:標準
37歳の女性。統合失調症。20年間の入退院を繰り返した後、グループホームに入居し、精神科デイケアを利用して生活する方針となった。担当作業療法士は、本人の関心、才能、性格および環境について日常生活を含めた7つの領域に分けて本人と確認し、本人の言葉で退院後の目標を記載した。本アセスメントの根拠となるのはどれか。
1
CMOP
2
IPSモデル
3
人間作業モデル
4
ストレングスモデル
5
Empowerment approach
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22
理学療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:標準
ICFの構成要素である「活動と参加」に分類されるのはどれか。2つ選べ。
1
意思決定
2
睡眠の質
3
社会的態度
4
複雑な計算
5
基本的な対人関係
32
理学療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:標準
金銭管理が含まれている評価法はどれか。2つ選べ。
1
FAI
2
SF-36
3
老研式活動能力指標
4
興味・関心チェックリスト
5
介護予防事業の基本チェックリスト
47
理学療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:標準
統合失調症の行動特性に合わせた作業療法士の対応で正しいのはどれか。
1
緊張度を高める。
2
まとめて指示する。
3
作業環境を一定にする。
4
状況に応じて判断させる。
5
指示の前後に無関係な話をする。
16
理学療法士実地問題 -
第60回 午後
重要度:標準
30歳の女性。事務職。元来仕事熱心で上司の信頼が厚かった。指導していた新人の部下が突然退職し、自分の指導方針が誤っていたためではないかと自責の念にかられた。その後、抑うつ気分、意欲低下、食欲低下および睡眠障害が出現し、仕事上のミスが増えたため、精神科を受診した。うつ病と診断され、希死念慮も認められたため入院となった。入院2週目に作業療法が開始された。作業療法開始時に収集すべき情報で適切でないのはどれか。
1
睡眠の状態
2
日中の過ごし方
3
病気に対する認識
4
疲労感
5
復職の希望時期
25
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:標準
医療スタッフの協働・連携によるチーム医療推進において、作業療法士の役割で最も適切なのはどれか。
1
義肢製作
2
生体検査
3
疼痛管理
4
薬剤調整
5
住環境評価
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26
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:標準
作業と改善が期待される機能の組合せで最も適切なのはどれか。
1
籐のかご編み ー 視覚運動協応
2
機織りの整経 ー 手指巧緻性
3
陶芸のたたら作り ー 構成能力
4
和紙のちぎり絵作り ー 記憶力
5
フィンガーペインティング ー 手指筋力
27
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:低
MTDLPでインテーク面接が終了し、対象者の望む生活の把握ができた。次の段階で用いるのはどれか。
1
生活行為申し送り表
2
生活行為課題分析シート
3
生活行為聞き取りシート
4
興味・関心チェックシート
5
生活行為向上マネジメントシート
41
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:低
睡眠衛生指導で正しいのはどれか。
1
2時間程度の昼寝を推奨する。
2
朝起きたらカーテンを開ける。
3
毎日決められた時間に床に就く。
4
どうしても眠れない時には寝酒をする。
5
夜間は就寝直前まで明るい室内で過ごす。
42
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:重要
解離症〈解離性障害〉に対する作業療法士の対応で適切なのはどれか。
1
患者の希望通りに作業活動を行う。
2
無意識の葛藤が発散できる活動を行う。
3
うまくできない部分は作業療法士が行う。
4
健忘が生じた場合には作業療法を中止する。
5
作業療法の時間外でも個別に活動を継続する。
45
理学療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:標準
統合失調症の作業療法で観察される患者の特徴はどれか。
1
活動への関心が拡大する。
2
作業工程で同じ失敗を繰り返す。
3
複数の課題を並行して実施する。
4
他患者の活動の仕方に口出しする。
5
予定外の出来事を的確に対処する。
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14
理学療法士実地問題 -
第59回 午前
重要度:低
17歳の女子。半年前からダイエットを始め、最近、極端な食事制限をするようになった。身長は156cmで体重は46kgから32kgに減少した。学校で嘔吐して倒れて、その後歩行困難となったため救急外来を受診した。精神科を紹介されて入院となり、精神科作業療法が処方された。導入時の作業療法で最も適切な活動種目はどれか。
1
料理
2
屋外スポーツ
3
集団対抗ゲーム
4
陶芸の花瓶製作
5
スタンプ模様の革細工
16
理学療法士実地問題 -
第59回 午前
重要度:標準
38歳の女性。統合失調症。長期入院後、ACTチームによる訪問支援を受けながら一人暮らしを始めた。服薬は自己管理。時折聞こえる幻聴に対処できていたが、部屋は整理整頓できていない。最近、就労希望を受けて、ACTチームの作業療法士が就労支援を担当することになった。作業療法士の対応で最も優先すべきなのはどれか。
1
幻聴が聞こえる頻度について確認する。
2
本人が望む職種や条件について聞き取る。
3
就労継続支援B型事業所への見学を計画する。
4
部屋の清掃ができるようになってから就労を考えるように促す。
5
就職活動に向けて主治医に服薬について相談することを提案する。
17
理学療法士実地問題 -
第59回 午前
重要度:標準
36歳の女性。5か月の乳児の子育て中。1か月前から周囲への興味と関心が低下し、育児がおろそかになってきた。物事の判断が鈍くなり、育児に自信をなくし、ささいなことで不安になった。うつ病と診断され、乳児を実母に預けて入院した。入院後早期に不安の軽減を目的に作業療法が開始された。導入時の作業療法で優先すべき対応はどれか。
1
運動で体力の増強を図る。
2
趣味をみつけるよう働きかける。
3
子育てに関するアドバイスを行う。
4
集団レクリエーションで気分転換を図る。
5
ゆとりが持てるような日中の過ごし方を話し合う。
18
理学療法士実地問題 -
第59回 午前
重要度:低
51歳の男性。境界性パーソナリティ障害。見捨てられ不安が強く、職場や家庭での対人関係が不安定であった。ストレスが強くなると自傷行為や暴力行為を繰り返し、ストレスが軽減すると精神科デイケアに安定して通所した。母親がデイケア担当の作業療法士に患者対応のアドバイスを求めた。母親への助言・指導で適切でないのはどれか。
1
家族会に関する情報提供を行う。
2
家族自身の時間を確保する意義を伝える。
3
患者の言動には一喜一憂しないように伝える。
4
自傷行為の予防のために常時監視するように促す。
5
家族への暴力行為があるときはその場を離れるように助言する。
26
理学療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:低
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉の対象者で平成25年4月より追加されたのはどれか。
1
難病患者
2
発達障害児
3
身体障害児・者
4
精神障害児・者
5
知的障害児・者
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