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作業療法士国家試験

検索元問題
第42回 午前 第35問
20件の類似問題
32歳の男性。会社員。課長になってから会議が多くなり、会議中にマイクを持つ手が震え、激しい動悸と発汗が......
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32
第35回 午前 作業療法士専門問題
最重要
22歳女性。摂食障害。同僚との対人関係の悪化から過食が始まり、食費を乱費するようになり入院となった。入院後は入院を不満として拒食に転じたが、3か月後には退院可能になった。退院後、再び過食が始まり、盗食や下剤の乱用がみられ再入院となった。入院後直ちに作業療法が処方された。作業療法開始当初にみられないのはどれか。  
1
作業療法上の約束には一応従う。
2
作業種目を自ら希望する。
3
作業療法士に万能感を抱く。
4
自己中心的な行動をする。
5
作品の出来映えに満足感を抱く。
12
第55回 午後 作業療法士実地問題
解説
科目:
87歳の男性。脳血管障害の後遺症により週1回の訪問作業療法を行っている。訪問時、85歳の妻が「家で介護することがつらい。疲れた」と暗い顔でため息をついている。訪問作業療法士の対応で正しいのはどれか。  
1
妻に精神科の受診を勧める。
2
近隣の入所施設の空き情報を伝える。
3
患者へ妻に甘えすぎないように話す。
4
訪問介護事業所に利用開始を依頼する。
5
ケアマネージャーに妻の状況を報告する。
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88
第35回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
大分類: 気分障害
うつ病患者の作業療法でみられないのはどれか。  
1
疲労感の訴え
2
思考の制止
3
行動の途絶
4
焦燥感の訴え
5
食欲不振の訴え
15
第51回 午後 作業療法士実地問題
16歳の女子。6か月前から特にきっかけはないのに次第に手洗いと入浴の時間が長くなった。1か月前から手洗いに1時間半以上を使う状況となり、自分でもおかしいと感じるようになった。母親が途中でやめさせると余計に不安になり、最近ではやめさせようとすると反発して暴言を吐くようになった。そのため父親が本人を説得して精神科を受診した。作業療法中にたびたび手洗いを続けている。対応として最も適切なのはどれか。  
1
手を汚す作業に参加を促す。
2
作業療法をしばらく中断する。
3
なぜ手洗いをしてしまうのか話し合う。
4
手洗い行動を見守りながら作業復帰を待つ。
5
手洗い行動が出たときに水道の蛇口を閉める。
90
第36回 午前 作業療法士専門問題
最重要
認知症患者の作業療法で適切でないのはどれか。  
1
慣れた作業環境で行う。
2
なじみのある作業を選ぶ。
3
理解力に応じた指示にする。
4
休憩の取り方は患者に任せる。
5
単純な行程の種目を選ぶ。
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20
第53回 午前 作業療法士実地問題
解説
科目:
52歳の男性。統合失調症で精神科入院歴があるが、この9年間は治療中断しており、時々幻聴に影響された言動がみられる。医師の往診の後、何とか本人の同意を得て訪問支援開始となった。初回訪問時、居間で20分ほど落ち着いて話ができる状況である。初期の訪問において、作業療法士が最も留意すべきなのはどれか。  
1
服薬勧奨を積極的に行う。
2
1日に複数回の訪問を行う。
3
身の回りの整理整頓を促す。
4
毎回違うスタッフが訪問する。
5
本人の興味や関心事を把握する。
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61
第38回 午前 作業療法士専門問題
重要
科目:
大分類: 内科疾患
在宅酸素療法を行っている慢性閉塞性肺疾患患者の作業療法で適切でないのはどれか。  
1
肩甲帯のリラクセーションを指導する。
2
活動時の腹式呼吸パターンを指導する。
3
時間あたり呼吸数を増やすよう指導する。
4
口すぼめ呼吸を指導する。
5
活動課題を分析し作業を分割する。
36
第43回 午前 作業療法士専門問題
最重要
18歳の女子。高校生。好意を寄せている男性について「彼はスマートな子が好きらしい」という話を友人から聞いたことをきっかけにダイエットを始めた。食べたいという気持ちと痩せたいという気持ちを両立させるため、“食べた直後に故意に吐く”という行為を繰り返すうち、食べ物の量と食べる回数とが増えていった。冷蔵庫の中身の異常な減り方に気付いた母親に連れられ精神科病院を受診した。この時期の作業療法士の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
作品の自己管理を促す。
2
患者の得意な作業種目を提供する。
3
工程数が多い作業を取り入れる。
4
その都度作業の進め方を指示する。
5
集団作業療法を導入する。
27
第35回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
22歳の女性。精神分裂病(統合失調症)。高校1年時にうつ状態で3か月入院した。その後、毎年入退院を繰り返し5回目の入院となった。入院後1か月が経過したが、自発性の減退および引きこもりがみられる。また「私の結婚相手を姉に取られた。私の考えがすべて他人に分かってしまい自分がなくなってしまうみたいで困る。他人の声が左の頭に聞こえる。」と訴えている。その時点で作業療法が処方された。作業療法士の対応として適切でないのはどれか。  
1
姉の結婚に対する気持ちを聞く。
2
日常生活の過ごし方について話し合う。
3
作業種目について希望を聞く。
4
参加の意思について聞く。
5
病棟での他の患者との交流について話を聞く。
18
第53回 午前 作業療法士実地問題
解説
29歳の女性。歩行困難を主訴に整形外科外来を受診したが器質的問題が認められなかったため、紹介によって精神科外来を受診し入院することとなった。手足が震え、軽い麻痺のような脱力があり、自立歩行ができないため車椅子を使用している。立位保持や移乗に介助を必要とし、ADLはほぼ全介助である。この時点の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
自己洞察を促す。
2
自己表現の機会を増やす。
3
集団活動で役割を担わせる。
4
自己中心的な依存は受け入れない。
5
身体機能に対する治療的な介入を行う。
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34
第39回 午前 作業療法士専門問題
最重要
20歳の女性。境界性人格障害。中学時代から拒食、嘔吐、極端なやせとリストカットが始まり、不登校となった。摂食行動や不登校を注意されると、「自分の気持ちを誰も分かってくれない」と言い、リストカットをする。高校中退後もその状態が続いた。職に就かないことを母親に指摘されたのをきっかけに、薬物による自殺企図で入院となった。入院3か月後には、一応の安定がみられたため作業療法が開始された。参加2週間後、作業療法中に過呼吸症候群となった。その場は主治医の処置で症状が消失した。今後の対応について適切でないのはどれか。  
1
呼吸困難時の状況を患者に聞く。
2
患者が望むときは時間外の面接も行う。
3
場面設定に問題がないか再検討する。
4
患者との治療関係を検討する。
5
主治医、病棟スタッフと対応を話し合う。
19
第47回 午後 作業療法士実地問題
科目:
大分類: 気分障害
35歳の女性。現在、6か月児の子育て中であるが、1か月前からテレビも新聞も見る気が起こらないほど周囲への興味・関心が低下し、子と触れ合うこともおっくうになった。物事の判断が鈍くなり、子育てに自信をなくし、自分を責め、ささいなことから不安になりやすくなったため、子を祖母に預けて精神科病院に入院した。入院翌日から不安の軽減を目的に作業療法が開始された。この患者に用いる作業活動で適切なのはどれか。  
1
就労準備活動
2
会話を促す活動
3
創造力を要する活動
4
決断力を要する活動
5
短時間で完結する活動
17
第48回 午前 作業療法士実地問題
科目:
32歳の女性。統合失調症。大学卒業後商社に勤務していた。28歳ころから「心身ともに疲れる」と言うようになり、このころから幻聴が出現した。定期的に受診し服薬を続けていたが、1か月前から職場で自分の悪口を言われているような幻聴が増加したため休職し、外来作業療法が処方された。作業療法の評価で優先するのはどれか。  
1
生活歴
2
基礎体力
3
金銭管理能力
4
対人関係能力
5
余暇の過ごし方
33
第51回 午前 作業療法士専門問題
最重要
軽度認知障害〈MCI〉と診断された患者に対し外来作業療法を開始する際の対応で最も優先すべきなのはどれか。  
1
記憶低下に対する不安の軽減
2
記憶障害の改善
3
身辺動作の改善
4
攻撃性の軽減
5
徘徊の軽減
14
第47回 午後 作業療法士実地問題
70歳の女性。買い物での計算や自宅への道順を間違えるようになり、心配した家族に伴われて物忘れ外来を受診した。Alzheimer型認知症と診断され外来作業療法を開始した。患者は「どうして私がここへ来ないといけないの」、「だまされた。帰りたい」と訴えて興奮することが多い。その後、興奮が落ち着き、作業療法室に定期的に通うようになった。今後の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  
1
個室で作業を行う。
2
薬物の作用を学習させる。
3
病気の説明を繰り返し行う。
4
作業手順を1工程ずつ説明する。
5
長時間かけて仕上げる作業を課題に選ぶ。
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18
第46回 午前 作業療法士実地問題
科目:
大分類: 気分障害
48歳の女性。20歳代で夫が亡くなり1人で子どもを育てた。子どもが就職し家を離れたころから意欲が低下し、気分が落ち込むようになった。精神科外来に通院していたが、今回、食欲不振が続いたため入院となった。入院後3週経過し作業療法が開始された。この患者の作業療法実施上の留意点で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
楽しみを見つける。
2
早期の就労を促す。
3
自殺企図に注意する。
4
身辺処理能力を高める。
5
過去の生活課題を振り返る。
35
第41回 午前 作業療法士専門問題
最重要
28歳の女性。精神科クリニックで境界型人格障害と診断され精神療法と薬物療法を受けていた。母親と口論となり睡眠薬を大量に摂取して自殺を図った。意識回復後、希死念慮を認めるために精神科に入院となった。この患者の作業療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。  
1
パラレルな場での個人作業療法を行う。
2
参加する時間帯を自由にする。
3
刃物やはさみの使用を禁止する。
4
家族関係について聞く。
5
自信が持てる作業を行わせる。
33
第37回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
大分類: 気分障害
32歳の男性。感情障害。営業の仕事で成績も良かったが、29歳時に躁病性興奮で約10か月入院した。退院後、復職したが服薬を自己調節し始め、次第に多弁となり顧客とのトラブルが多くなり、上司の勧めで2回目の入院となった。薬物療法によって入院2か月で落ち着いたため、安定した行動の維持を目標に作業療法が処方された。まとまりのある行動を見せているが、要求が通らない場合に他患に攻撃的な言動を表出することがある。この患者の作業で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.非構成的な作業イ.巧緻性の必要な作業ウ.自由参加の集団作業エ.手順の明確な作業オ.粗大運動的な作業  
1
2
3
4
5
91
第42回 午前 作業療法士専門問題
最重要
境界型人格障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
複数の患者が共有する場で実施する。
2
衝動発散を促す活動を取り入れる。
3
指示的態度を維持する。
4
依存や理想化が生じた時には治療者を交代する。
5
患者の要求に応じ作業療法終了後に面接を行う。
35
第34回 午前 作業療法士専門問題
重要
17歳の女子。転換性障害。高校1年の2学期終了前にボーイフレンドと別れてから欠席がちとなり、頭痛、肩こり、無気力を訴えた。進級後も欠席が多く大学病院を受診したが、症状の改善がみられず2か月入院した。入院中に手首を切ったことがある。その後、復学したが教室で頻回に倒れ再入院となった。復学を目的に作業療法が処方された。作業療法開始後、1か月経過。作業療法室で突然に転倒することが頻回にあるが、けがはない。転倒時の作業療法士の対応で適切なのはどれか。  
1
倒れた状態を確認してそのまま観察する。
2
ベルトをゆるめたり、ボタンをはずしたりして呼吸を楽にする。
3
抱き起こして意識の有無を確認する。
4
すぐに主治医を呼び手当をしてもらう。
5
周りの患者に手伝ってもらい別室に運び休ませる。
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