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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第8回 午前 第89問
20件の類似問題
非接地配線方式について正しいのはどれか。...
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77
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:65% 類似度 93.7%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
主目的はミクロショックを防止することにある。
b
絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。
c
1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。
d
心臓手術では必要性が高い。
e
保護接地の設備は不要である。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
81
臨床工学技士国家試験 - 第1回 午後
正答率:89% 類似度 83.1%
非接地配電方式について正しいのはどれか。
a
1線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。
b
絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要ではない。
c
一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電を生じる。
d
絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に洩れ電流は増加する。
e
手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所には設置することが望ましい。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
79
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:91% 類似度 81.6%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
一線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。
b
絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要でない。
c
一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電する。
d
絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に漏れ電流は増加する。
e
手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所では採用することが望ましい。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
81
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:41% 類似度 79.6%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
主たる目的はマクロショックの防止である。
b
設備側に絶縁変圧器を設ける。
c
非接地式電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。
d
ME機器を用いる全ての医用室に設備しなければならない。
e
停電を防止できるので非常電源の代わりになる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
40
臨床工学技士国家試験 - 第27回 午後
重要度:低 正答率:64% 類似度 78.4% 解説あり
非接地配線方式について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)
a
設備の主たる目的は感電防止である。
b
集中治療室に必要な設備である。
c
電路の片側と大地との絶縁を監視している。
d
非常電源と連動した設備である。
e
使用する絶縁変圧器の電源容量には制限がない。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

非接地配線方式(医用IT系統)は、絶縁変圧器で電路を大地から電気的に切り離し、絶縁監視装置で対地絶縁状態を常時監視する方式である。主目的は、1線地絡(1本の線が大地と導通)しても遮断器が動作して電源が停止しないようにし、治療機器の電源供給を継続することにある。したがって人命に直結する医用室(手術室・集中治療室など)で求められる。非常電源(停電対策)とは目的が異なり、連動設備ではない。また、系統の対地容量や地絡電流を抑える観点から、絶縁変圧器の定格容量には上限(国内実務では7.5 kVA以下)が設けられる。

選択肢別解説

a
不正解

誤り。非接地配線方式の主目的は、1線地絡時でも電源供給を継続し、治療・生命維持機器の停止を防ぐことである。感電リスクの低減は副次的な効果であり、感電防止を主目的とする方式ではない。感電対策は機器側の漏れ電流基準や等電位接地などと併せて実現される。

b
正解

正しい。集中治療室(ICU/CCUなど)では地絡による自動遮断で機器電源が失われると生命に直結するため、1線地絡時の供給継続を目的とする非接地配線方式(医用IT系統)の設置が求められる。

c
正解

正しい。非接地配線方式では絶縁監視装置により、電路と大地間(実務上は片側導体の対地)絶縁状態を常時監視し、対地インピーダンス/絶縁抵抗が規定値を下回ると警報を発する。これにより1線地絡の早期発見と保全対応が可能となる。

d
不正解

誤り。非常電源は停電時の電源確保を目的とし、非接地配線方式は地絡時の供給継続と絶縁監視を目的とする。目的が異なるため連動する設備ではない(併設されることはあるが機能連携を前提としない)。

e
不正解

誤り。使用する絶縁変圧器の定格容量には上限があり、系統の対地容量や地絡電流を抑えるために大容量は避けられる。国内の医療施設向け実務・指針では1台あたり7.5 kVA以下が一般的であり、「制限がない」は不適切。

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39
臨床工学技士国家試験 - 第37回 午後
類似度 77.3% 解説あり
非接地配線方式の主たる目的はどれか。
1
患者漏れ電流の防止
2
対地絶縁破壊の防止
3
停電時の電源確保
4
一線地絡時の電源供給継続
5
過電流の監視

解説

非接地配線方式(医用IT配電システム)は、絶縁トランスの二次側を大地に対して浮かせ、絶縁監視装置で対地絶縁状態を常時監視する方式である。これにより一線地絡(1本の線が大地に故障接触)しても回路が閉じにくく、地絡電流は系統の分布容量や絶縁抵抗でごく小さく抑えられるため、過電流保護や漏電遮断器が動作せず、電源供給を継続できる。生命維持装置などの停止を避けつつ、警報で保守介入を促すことが主目的であり、患者漏れ電流の低減や停電対策そのものを目的とするものではない。

選択肢別解説

1
不正解

誤り。患者漏れ電流の管理は主として医用電気機器の設計(二重絶縁、保護接地、BF/CF適用部の規格適合)で達成される。非接地配線方式の主目的は患者漏れ電流の防止ではない。

2
不正解

誤り。非接地配線方式では絶縁監視装置で対地絶縁の低下を検知し警報するが、絶縁破壊そのものを防止するのが目的ではない。主目的は、初回の地絡( 一線地絡)時でも電源供給を継続することにある。

3
不正解

誤り。停電時の電源確保は非常用発電機やUPS等の非常電源設備の役割であり、非接地配線方式の目的ではない。

4
正解

正しい。二次側を大地から浮かせた非接地配線方式では、一線地絡が起きても回路が閉じにくく地絡電流が小さいため保護装置は動作せず、警報のみで電源供給を継続できる。重要医用機器の連続運転を確保することが主目的である。

5
不正解

誤り。過電流の監視や遮断は配電系の保護装置(ヒューズ・遮断器)の一般的機能であり、非接地配線方式の主目的ではない。非接地でも過電流が発生すれば保護装置が作動する。

56
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
正答率:59% 類似度 76.2%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
1
ミクロショックを防止できる。
2
絶縁変圧器の2次側電路を接地する。
3
接続するME機器の保護接地は不要である。
4
一線の対地絶縁破壊が生じても電源を供給できる。
5
絶縁監視装置の表示値が0.1mAで警報が作動する。
85
臨床工学技士国家試験 - 第18回 午前
正答率:74% 類似度 75.9%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
主目的はマクロショックの防止である。
b
設備側に絶縁変圧器を設ける。
c
電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。
d
検体検査室には設備しなければならない。
e
停電を防止できるので非常電源の代わりになる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
82
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:53% 類似度 74.5%
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a
主たる設備目的は感電防止である。
b
人工透析室に必要な設備である。
c
電路の片側と大地との絶縁を監視している。
d
非常電源と連動した設備である。
e
使用する絶縁変圧器の電源容量は大きい方がよい。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
80
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午前
正答率:62% 類似度 73.4%
病院の電気設備で誤っているのはどれか。
1
等電位接地はミクロショック防止のシステムである。
2
非接地配線方式にはアイソレーションモニタが必要である。
3
非接地配線方式に使用する絶縁変圧器は電源容量が大きいほどよい。
4
ME機器を使う医用室には医用3Pコンセントが必要である。
5
人工透析室では非接地配線方式が必要である。
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54
第二種ME技術認定試験 - 第37回 午後
類似度 73.3%
非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。
1
集中治療室に設けられている。
2
マクロショックの防止に役立つ。
3
絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。
4
地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。
5
対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。
83
臨床工学技士国家試験 - 第17回 午前
正答率:69% 類似度 72.9%
病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。
1
非接地配線方式はミクロショックによる心室細動発生防止を目的としている。
2
医用電気機器を使用する医用室には保護接地端子を設けなければならない。
3
等電位接地では露出導電部分を0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。
4
医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下である。
5
接地幹線として建物の鉄骨や鉄筋が使用できる。
79
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:68% 類似度 72.1%
非接地配線方式について誤っているのはどれか。
1
多くの生命維持管理装置を使用する場所に必要になる。
2
絶縁トランスの二次側は非接地の状態になる。
3
一線地絡でも電源供給が確保される。
4
絶縁トランスの二次から一次巻線への漏れ電流は0.1mA以下である。
5
ミクロショック対策になる。
78
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午前
正答率:65% 類似度 71.8% 解説あり
医用接地方式について正しいのはどれか。
a
すべての医用室には保護接地の設備を設けなければならない。
b
等電位接地の目的はマクロショック防止である。
c
医用接地センタは接地幹線と接地極の間を中継する。
d
接地幹線は建物の鉄骨と独立して設けなければならない。
e
鉄骨造りの建物では地下部分を接地極として用いる。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

医用室の電気安全では、保護接地と等電位接地が基本である。保護接地は機器外装などの非充電金属部が万一活線化した際に大電流を流して過電流保護器を作動させ、感電(主にマクロショック)や火災を防ぐために全ての医用室で必須とされる。等電位接地(等電位ボンディング)は、室内の金属部材・配管・機器の接地端子等を相互にボンディングして電位差を極小化し、患者環境での微小電流(ミクロショック)リスクを低減することが主目的である。医用接地センタは医用室内各所からの接地線を集約して接地幹線へ接続する端子箱であり、接地幹線と接地極の間を中継するものではない。接地幹線は建物の鉄骨や主鉄筋を利用でき、独立設置は必須ではない。鉄骨造建物では地下部分の鉄骨・基礎鉄筋等を接地極(基礎接地)として用いることが認められている。以上より、1と5が妥当であり、2〜4は記述が不適切である。

選択肢別解説

a
正解

正しい。医用室では保護接地設備の設置が基本要件であり、機器外装の活線化時に過電流を確実に遮断して感電・火災を防止する。本文中の「保護設置」は用語上は「保護接地」の誤記と考えられるが、趣旨は正しい。

b
不正解

誤り。等電位接地(等電位ボンディング)の主目的は、医用室内の各導電部間の電位差をなくし、患者環境での微小電流経路を減らしてミクロショックを防ぐことにある。マクロショック防止の主手段は保護接地と過電流保護などである。

c
不正解

誤り。医用接地センタは医用室内の機器・金属部などの接地線を集約し、接地幹線へ接続するための端子箱である。接地幹線と接地極の間を中継する装置ではない。

d
不正解

誤り。接地幹線は建物の鉄骨や主鉄筋(複数条)を使用でき、建物構造から独立して別に設けることを必須としていない。

e
正解

正しい。鉄骨造りの建物では地下部分の鉄骨・基礎鉄筋を接地極(基礎接地)として用いる方法が認められている。本文の「地価部分」は「地下部分」の誤記と考えられるが、内容は妥当である。

44
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 71.7%
等電位接地について正しいのはどれか。
1
主たる目的はマクロショックの防止である。
2
接地には電気抵抗10Ω以下の導線を用いる。
3
患者周囲の絶縁された部分を接地する。
4
心臓カテーテル検査室に設ける必要がある。
5
接地線は複数の医用接地センタに分散させて接続する。
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57
第二種ME技術認定試験 - 第36回 午後
類似度 71.7%
非接地配線方式の電源について正しいのはどれか。
1
接続するME機器は保護接地をする必要がない。
2
一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給が確保される。
3
絶縁監視装置は絶縁変圧器の1次電路側に設ける。
4
ミクロショック事故が防止できる。
5
コンセントの外郭の色は緑色を用いる。
83
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午前
正答率:68% 類似度 71.3%
病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。
a
等電位接地はミクロショック防止のための設備である。
b
医用接地センターには10Ω以下の接地抵抗を持つ接地極を設ける。
c
生命維持管理装置用の非常電源として一般非常電源を用いる。
d
非接地配線方式はミクロショック防止に役立つ。
e
集中治療室には必要に応じて瞬時特別非常電源を設ける。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
83
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午前
正答率:65% 類似度 70.8%
病院の電気設備について正しいのはどれか。
1
等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。
2
非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。
3
非接地配線方式では機器故障時に漏れ電流が高くなるという欠点がある。
4
医用接地方式では接地抵抗100Ω以下の医用接地極を設ける。
5
等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。
55
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 70.6%
医用接地について誤っているのはどれか。
1
等電位接地によって各々のME機器接地端子の電位が等しくなる。
2
ミクロショック対策として等電位接地が施される。
3
保護接地には医用コンセントが必要である。
4
接地極の役割は大地との電気的接続である。
5
接地分岐線の抵抗値の上限は10Ωである。
53
第二種ME技術認定試験 - 第32回 午後
類似度 70.5%
医用接地について誤っているのはどれか。
1
医用室には3Pコンセントを設備しなければならない。
2
医用接地は建物の鉄骨部分に接続することで容易に実現できる。
3
等電位接地はマクロショック対策を目的としたシステムである。
4
非接地配線方式の絶縁変圧器は二次側電路を接地しない方式である。
5
等電位接地は0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。
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