76歳の男性。意識消失発作のため緊急入院した。以前より同様の発作を繰り返していたがいずれも一過性であった。脈拍35回/分、整。血圧140 / 80mmHg、動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)に異常はない。直ちに用意すべき機器はどれか。
a: 心電計
b: 人工呼吸器
c: 血液浄化装置
d: インフュージョンポンプ
e: ペースメーカ
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心筋梗塞発作後の心電図にもっとも早く見られるのはどれか。
1: Q波出現
2: QS型冠性T
3: STの上昇
4: T波の増高
5: T波の陰転
うっ血性心不全の対策として誤っているのはどれか。
1: 安静
2: 食塩制限
3: ジギタリス剤の投与
4: 血管拡張薬の投与
5: 輸血
心筋梗塞の危険因子となるのはどれか。
a: 糖尿病
b: 高脂血症
c: リウマチ熱
d: 血小板無力症
e: 肥満
徐脈となるのはどれか。
a: 心房細動
b: 房室ブロック
c: sick sinus症侯群
d: 心房粗動
e: WPW症侯群
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
先天性心疾患はどれか。
a: ファロー四徴症
b: 心房中隔欠損症
c: 僧帽弁狭窄症
d: うっ血性心不全
e: 大血管転位症
先天性心疾患として小児でもっとも多いのはどれか。
1: 心房中隔欠損症
2: 心室中隔欠損症
3: 動脈管開存症
4: 肺動脈弁狭窄症
5: 大血管転位症
先天性心疾患でチアノーゼがみられるのはどれか。
b: 完全大血管転位症
c: 心室中隔欠損症
d: 大動脈縮窄症
e: 純型肺動脈狭窄症
心電図について誤っているのはどれか。
a: STとはS波の終わりからT波の終わりまでをいう。
b: PQ時間とは活動電位の房室伝導に要する時間である。
c: 房室ブロックにはウェンケバッハ調律がある。
d: WPW症候群は心電図所見で診断される。
e: 心房細動ではQRS波は規則的に出現する。
ショックの初期に心拍出量の低下を伴わないのはどれか。
1: 血液量減少性ショック
2: 心原性ショック
3: 敗血症性ショック
4: 神経原性ショック
5: アナフィラキシーショック
関連の深い組合せはどれか。
a: 発作性上室性頻拍・・・・・・ニトログリセリン
b: 心室性頻拍・・・・・・・・・・・・除細動
c: 心室性期外収縮・・・・・・・リドカイン(キシロカイン)
d: 狭心症・・・・・・・・・・・・・・・A-Cバイパス
e: 解離性大動脈瘤・・・・・・・大動脈内バルーンパンピング
ファロー四徴症について誤っているのはどれか。
1: 無酸素症発作を起こす。
2: 蹲踞の姿勢をとる。
3: 運動時呼吸困難をきたす。
4: 肺血流量は増加する。
5: 平均生存年齢は10~12歳である。
先天性心疾患で外科治療の適応となるのはどれか。
a: 心室中隔欠損症でロジャー病の症例
b: 動脈管開存症で右→左短絡が優位の症例
c: 心房中隔欠損症で左→右短絡が50%以上の症例
d: 肺動脈弁狭窄症で右室・肺動脈収縮期圧較差が30mmHg以上の症例
e: 大動脈縮窄症(管後型)で狭窄部前後の圧較差が50mmHg以上の症例
心筋梗塞発作直後の所見に合致するのはどれか。
a: 心電図上、冠性T波の出現
b: 左上肢に放散する激しい前胸部痛
c: 心電図上、T波の増高
d: 血清CPK値の上昇
e: 赤沈値の遅滞
心筋梗塞でよくみられる心電図所見として正しいのはどれか。
a: STの上昇
b: 異常Q波
c: T波陰転
d: PQ短縮
e: QRS延長
心筋梗塞について正しいのはどれか。
a: 胸痛は狭心症に比べてはるかに強烈である。
b: 梗塞の部位、範囲は心筋シンチグラムでわかる。
c: 発作直後から血清酵素値が上昇する。
d: 最近は不整脈で死亡する患者が最も多い。
e: 不整脈の多くは心室性期外収縮である。
心臓ペースメーカの使用を考えるべき疾患はどれか。
a: 完全房室ブロック
b: Wenckebach調律
c: WPW症候群
d: 心室細動
e: sick sinus症候群
NYHAによる心不全症状の分類基準で安静時にも呼吸困難があるのはどれか。
1: 1度
2: 2度
3: 3度
4: 4度
5: 5度
左→右短絡を来さない先天性心疾患はどれか。
a: 動脈管開存症
d: 純型肺動脈狭窄症
e: 大動脈縮窄症
心筋梗塞発作後早期(12時間以内)にみられる心電図所見はどれか。
b: T波の増高
c: PQ時間の延長
d: QRS幅の増大
e: 異常Q波の出現
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