安全基準の過去問


国試第12回午前:第79問

漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

a: 一般機器の接地漏れ電流の正常状態は0.5mA以下である。

b: BF形機器の患者漏れ電流Iと外装漏れ電流とは許容値が同じである。

c: 患者漏れ電流IIの許容値は患者漏れ電流Iの許容値より小さい。

d: BF形機器の患者漏れ電流IIIはミクロショックを防止できる許容値である。

e: CF形機器の患者測定電流は交流、直流とも同じ許容値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第83問

正しい組合せはどれか。

11AM83-0

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第82問

病院の非常電源について正しいのはどれか。

a: 生命維持装置を使用する医用室には非常電源からの給電が必要である。

b: 非常電源が供給されるコンセントの外郭は緑色とする。

c: 特別非常電源の立ち上り時間は20秒以内である。

d: 瞬時特別非常電源は蓄電池と自家用発電機との組合せで構成する。

e: 一般非常電源と特別非常電源の最小運転時間は同じである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第81問

医用電気機器の分類について正しいのはどれか。

a: 体表にのみ適用する場合はクラス0I機器も認められる。

b: クラスI機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

c: クラスII機器では一重の強化絶縁は認められない。

d: クラスIII機器は患者に使用する機器として認められない。

e: 商用電源に接続したときにクラスI機器になる内部電源機器もある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第80問

漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流の単一故障状態の値は正常状態の5倍である。

2: B形機器の患者漏れ電流Iの正常状態の値は最小感知電流の1/100である。

3: CF形機器とB形機器の外装漏れ電流の単一故障状態での値は同じである。

4: CF形機器とBF形機器の患者漏れ電流IIIの単一故障状態での値は同じである。

5: B形機器の患者漏れ電流IおよびIIの単一故障状態での値は同じである。

国試第10回午前:第84問

正常状態の漏れ電流について許容値を満たしているのはどれか。

a: B形機器の患者漏れ電流I:0.08mA

b: CF形機器の患者漏れ電流I:0.02mA

c: CF形機器の外装漏れ電流:0.15mA

d: BF形機器の接地漏れ電流:1.0mA

e: B形機器の直流患者測定電流:9.5μA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 非接地配線方式では機器の故障時でも機器からの漏れ電流を低く抑えられる。

b: 等電位接地を施した設備は医用接地センターに100Ωの電線でつなぐ。

c: 一般非常電源の連続運転時間は特別非常電源のそれより長い。

d: 医用接地方式の接地極の接地抵抗は1Ω以下にする。

e: 瞬時特別非常電源は蓄電池設備と自家用発電設備とからなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第82問

接地漏れ電流に関する単一故障状態はどれか。

1: 保護接地線の断線

2: 迫加保護接地線の断線

3: 等電位化導線の断線

4: 電源導線の1本(死側)の断線

5: 患者誘導コードの1本の断線

国試第10回午前:第81問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主たる目的はマクロショックの防止である。

b: 設備側に絶縁変圧器を設ける。

c: 非接地式電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。

d: ME機器を用いる全ての医用室に設備しなければならない。

e: 停電を防止できるので非常電源の代わりになる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第80問

医用電気機器・病院電気設備の安全基準と機器との組合せで正しいのはどれか。

a: 直接心臓に使用可能 ――――――― BF型機器

b: 迫加保護手段として補強絶縁 ――---- クラスII機器

c: 等電位接地設備 ―――――――――- CF型機器

d: 2Pの電源プラグとアース線 ――------ クラスI機器

e: 一般非常電源 ――――――――---- 生命維持装置

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第85問

単一故障状態の許容値について正しいのはどれか。

a: 一般機器のB形機器の接地漏れ電流 :2.5mA

b: CF形機器の外装漏れ電流 :0.05mA

c: BF形機器の直流患者漏れ電流 :0.01mA

d: B形機器の患者漏れ電流II :5mA

e: BF形機器の患者漏れ電流III :5mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第83問

等電位接地で用いる導線の抵抗値(Ω)はどれか。

1: 0.1

2: 1

3: 10

4: 100

5: 1000

国試第9回午前:第82問

正しい組み合わせはどれか。

9AM82-0

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第81問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 瞬時特別非常電源はバッテリーと自家用発電機とから構成される。

b: 商用交流からだけ電源を供給されているコンセントは赤色ではいけない。

c: 病院の医用接地設備の接地極の接地抵抗は原則として1Ω以下にする。

d: 医用接地端子は医用接地センタに10mΩ以下の導線で結ぶ。

e: 等電位接地設備はミクロショック対策の設備である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第80問

医用電気機器や病院電気設備の安全基準に関して正しい組み合わせはどれか。

a: クラスII機器------ 追加保護手段として補強絶縁を使用

b: 内部電源を使用した心電計--外部電源に接続した場合の追加保護手段は不要

c: 検体検査機器-------- クラスI機器であることが必要

d: 医用接地センタの接地極--- 病院建物の鉄骨の利用が可能

e: 胸部手術室--------- 非接地配線方式が必要

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第89問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: ME機器故障時に漏れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術室では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第82問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 一般非常電源は24時間以上運転できなければならない。

b: 医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下でなければならない。

c: 医用室には医用接地センタを設けなければならない。

d: 瞬時特別非常電源は特別又は一般非常電源でバックアップする。

e: ミクロショックの可能性のある医用室には等電位接地設備を設ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第81問

医用電気機器と病院電気設備の表示色について誤っているのはどれか。

a: 電気メスの対極板コード断線アラーム:赤色発光ダイオード

b: 除細動器の充電完了状態表示:緑色ランプ

c: 瞬時特別非常電源が供給されているコンセント:紫色

d: 単線の等電位化導線:赤色ビニル線

e: 心電図モニタの電極はずれアラーム :黄色ランプ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第80問

医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

a: クラスI機器についての図記号は決められている。

b: クラスII機器には基礎絶縁が必要である。

c: 内部電源機器でBF形機器は認められている。

d: クラスI機器では追加保護手段として補強絶縁を設ける。

e: クラスIII機器は医用電気機器として認められている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第83問

漏れ電流の計測方法について誤っているのはどれか。

1: 患者漏れ電流-Iは患者装着部と壁面接地端子間で計測する。

2: 接地漏れ電流は保護接地線に測定回路を挿入して計測する。

3: 外装漏れ電流は外装の接地端子と大地との間に測定回路を挿入して計測する。

4: 患者漏れ電流-IIは信号入出力部に電源電圧を印加して計測する。

5: 患者漏れ電流-IIIは患者装着部に電源電圧を印加して計測する。