薬理学の基礎の過去問


国試第8回午前:第31問

薬剤の作用について誤っているのはどれか。

1: テオフィリンには気管支収縮作用がある。

2: モルヒネには呼吸抑制作用がある。

3: ヘパリンにはトロンビンの酸素活性阻害作用がある。

4: プロプラノロールにはβ受容体抑制作用がある。

5: リドカインには抗不整脈作用がある。

国試第8回午前:第26問

薬の副作用について正しいのはどれか。

a: 長期にわたる過量投与に際しては副作用に注意する。

b: 喘息などに長年悩まされている人はアレルギー反応が起こりやすい。

c: ビタミンは大量に連用しても副作用を生じない。

d: 母親の乳汁中に分泌される薬はきわめて少ない。

e: 連用のため薬効が薄れることを耐性発現という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第48問

正しい組合せはどれか。

a: 薬物動態学(pharmacokinetics) -―― 薬物の体内分布

b: 新薬の評価 ―――――――――― 二重盲検法

c: 薬効評価の倫理 ―――――――― GCP(good clinicpractice)

d: プラセボ ―――――――-------― QOL(quality of life)

e: 薬効の心理的効果 ―――-― TDM(therapeutic drug monitoring)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第44問

薬剤の組合せで正しいのはどれか。

a: 催眠鎮静薬 ――――― ドパミン

b: 抗痙攣薬 ―――――― ケタミン

c: 降圧薬 ――――――― カルシウム拮抗薬

d: 抗不整脈薬 ――――― リドカイン

e: 抗凝血薬 ―――――― ヘパリン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第46問

正しいのはどれか。

a: ジゴキシンの投与量決定にはTDMが有効である。

b: 新薬開発に際しての倫理的配慮を加味した指針にGCPがある。

c: 菌交代とは病原性の低い菌を強い菌が押しのけて繁殖することをいう。

d: ビタミンは大量を連用しても副作用を招かない。

e: アセチルコリンは生体活性物質の一つである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第45問

正しいのはどれか。

a: 薬の体内分布は薬力学で扱う。

b: 薬の有効成分と受容体との関係は薬物動態学で扱う。

c: アルコールは体内濃度の高低に関係なく代謝速度はほぼ一定である。

d: 薬効評価のうえで心理的な影響を避けるには二重盲検法を用いる。

e: 新薬開発で市販を許された薬でも追加研究を行い再審査を受ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第25問

血圧を下げる作用があるのはどれか。

a: アルドステロン

b: ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)

c: インスリン

d: カルシウム拮抗薬

e: β遮断薬

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第46問

正しいのはどれか。

1: プロプラノロールは抗菌薬として用いられる。

2: ニトログリセリンは利尿薬として用いられる。

3: ヘパリンは抗凝血薬として用いられる。

4: 麦角アルカロイドは抗狭心薬として用いられる。

5: ジギタリスは呼吸促進薬として用いられる。

国試第5回午前:第45問

正しいのはどれか。

1: 薬物の吸収・分布・代謝は薬力学の相であり、薬物動態学の相ではない。

2: プラセボ効果とは、薬効に個人差がないような効果のことである。

3: ノルアドレナリンは体の外から与えてもその受容体には働かない。

4: 中枢神経系を離れた遠心性神経線維はすべて末端からアセチルコリンを分泌する。

5: アドレナリンは副腎から分泌されることはない。

国試第4回午前:第46問

薬の副作用について正しいのはどれか。

a: 一般的な副作用は過量投与による薬効の誇張である。

b: 喘息などに長年悩まされている人はアレルギー反応が起こりやすい。

c: ビタミンは大量に連用しても副作用を生じない。

d: 母乳の乳汁中に分泌される薬はきわめて少ない。

e: 連用のため薬効が薄れることを耐性発現という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第45問

適切でない組合せはどれか。

a: 抗狭心症薬・・・・・・ノルアドレナリン

b: 抗血栓薬・・・・・・・・ビタミンK

c: 降圧薬・・・・・・・・・・交感神経β遮断薬

d: 抗痙攣薬・・・・・・・バルビツレート

e: 抗不整脈薬・・・・・キニジン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第43問

心肺蘇生に用いられる薬剤はどれか。

a: ヘパリン

b: 硫酸プロタミン

c: リドカイン

d: アドレナリン

e: 重炭酸ナトリウム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第37問

循環器用薬はどれか。

a: ドパミン

b: Ca拮抗薬

c: 硝酸イソソルビド

d: セロトニン

e: ハロペリドール

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第19問

正しいのはどれか。

a: 長期にわたる連用で薬の効果が薄れるとき耐性発現という。

b: 母乳に排泄される薬の量は極めて少ない。

c: 薬物による胎児奇形発現の危険性は妊娠5~6ヶ月のころが最も高い。

d: 抗生剤を長期連用しても菌交代は生じない。

e: 脱水状態や低蛋白では薬物が過量になりやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第34問

エアロゾール療法に気管支拡張薬として用いられるのはどれか。

a: Acetyl cysteine(アセテイン)

b: Salbutamol(ベネトリン)

c: Orciprenaline(アロテック)

d: Isoproterenol(プロタノール)

e: Tyloxapol(アレベール)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第45問

正しい組合せはどれか。

a: オータコイド・・・・・・・・・・プロスタグランジン

b: 筋弛緩薬・・・・・・・・・・・・サクシニルコリン

c: 抗菌薬・・・・・・・・・・・・・・ハロペリドール

d: アルキル化薬・・・・・・・・硝酸イソソルビド

e: 降圧薬・・・・・・・・・・・・・・Ca拮抗薬

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第45問

血圧を下げる作用があるのはどれか。

a: アルドステロン

b: ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)

c: インスリン

d: カルシウム拮抗薬

e: β遮断薬

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第43問

中枢神経系用薬でないのはどれか。

1: サクシニルコリン

2: ハロセン

3: バルビツレイト

4: モルヒネ

5: ベンゾジアゼパム

国試第1回午前:第42問

正しいのはどれか。

a: 同じ薬を長期間使用すると効果が弱くなることを耐性発現という。

b: 薬効を公正に評価する方法として二重盲検法がある。

c: 解熱鎮痛薬で異常反応を示す人は他の薬にも過敏症を起こしやすい。

d: 抗腫瘍薬を連用すると菌交代がみられる。

e: 母親の服用した薬が授乳で乳児に移行することはない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第4問

血液中に移行する前に肝臓で代謝を受ける(初回通過効果がある)薬剤の投与方法はどれか。

1: 舌 下

2: 経 口

3: 吸 入

4: 直腸内

5: 静脈注射