血液浄化療法装置の過去問


国試第35回午前:第75問

血液透析の治療自体で改善される病態はどれか。 

a: 低栄養 

b: 腎性貧血 

c: 高カリウム血症 

d: 代謝性アシドーシス 

e: 二次性副甲状腺機能亢進症 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第79問

血液透析施行中、静脈圧上限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。

a: 脱血不良

b: ダイアライザ内の血液凝固

c: 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固

d: 静脈側回路の折れ曲がり

e: 静脈側穿刺針の穿刺不良

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第78問

急性血液浄化として持続的に施行される治療はどれか。

1: CART

2: CHDF

3: DFPP

4: HHD

5: On-line HDF

国試第34回午後:第77問

維持透析患者の内シャントで、本来末梢組織側に流れるべき血液がシャント側に流れることによって生じる末梢循環障害はどれか。

1: スチール症候群

2: 静脈高血圧症

3: ソアサム症候群

4: 仮性動脈瘤

5: 血清腫

国試第34回午後:第76問

糸球体濾過量と同じ単位をもつ指標はどれか。

a: Kt/V

b: ふるい係数

c: クリアスペース

d: 透析液流量

e: 総括物質移動面積係数

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第75問

腹膜透析液に含まれ、除水を行うために必要な物質はどれか。

a: ブドウ糖

b: カリウム

c: アルブミン

d: クレアチニン

e: イコデキストリン

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第79問

血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 気泡混入

b: 血漿浸透圧

c: 透析液エンドトキシン濃度

d: 透析液圧

e: 漏 血

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第78問

不(cid:13432)衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。

1: 血液流量を低く設定する。

2: マンニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

国試第34回午前:第76問

液の補充を必要としない治療はどれか。

1: 血液濾過(HF)

2: 単純血漿交換(Pex)

3: 血液透析濾過(HDF)

4: 体外限外濾過法(ECUM)

5: 二重濾過血漿分離交換法(DFPP)

国試第34回午前:第75問

血液透析の回路構成として適切でないのはどれか。

1: 中空糸型ダイアライザ内で血液と透析液を並流になるよう流した。

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプの下流側に設置した。

3: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプの上流側に設置した。

4: 返血側ドリップチャンバ上部から圧ラインを引いた。

5: 返血側ドリップチャンバの下流側に気泡検知器を設置した。

国試第34回午前:第74問

血液透析によって積極的に除去すべき成分はどれか。

a: アミノ酸

b: 尿 素

c: リ ン

d: b 2 -ミクログロブリン

e: アルブミン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第79問

溶血の原因となるのはどれか。

1: 高濃度の透析液の使用

2: ダイアライザの膜破損

3: 塩素化合物の透析液への混入

4: 透析液の温度低下

5: 透析回路への空気誤入

国試第33回午後:第78問

慢性透析患者の死亡原因で最も多いのはどれか。

1: 悪性腫瘍

2: 心不全

3: 感染症

4: 脳血管障害

5: 心筋?塞

国試第33回午後:第77問

慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)の治療として正し いのはどれか。

1: カルシウム・リン積を上昇させる

2: 透析時間を短縮する。

3: リン摂取量を増加させる。

4: 活性型ビタミン D 製剤を投与する。

5: 副甲状腺ホルモンを投与する。

国試第33回午後:第76問

ある血液透析器の水系溶質除去性能を調べるため、透析器血液流入側と流 出側のクレアチニン濃度を測定したところ、それぞれ 10.0 および 1.0 mg/dL で あった。血流量、透析液流量、濾過流量がそれぞれ 250、500、 0 mL/min とする と、この血液透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。

1: 180

2: 200

3: 225

4: 250

5: 500

国試第33回午後:第69問

血液が多管構造の外部を灌流する装置はどれか。

1: 血漿分離用フィルタ

2: 熱交換器

3: 限外ろ過装置

4: 血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)

5: 血液透析用ダイアライザ

国試第33回午前:第79問

透析中の空気誤入の原因として考えられないのはどれか。

1: 動脈(脱血)側留置針と回路接続部の離断

2: 補液ラインの閉鎖忘れ

3: ポンプセグメント部回路の破損

4: エアードリップチャンバでの液面調整不良

5: 静脈(返血)側留置針の抜針

国試第33回午前:第78問

透析中に連続監視すべき項目はどれか。

a: 透析液圧

b: 透析液温度

c: 透析液浸透圧

d: 透析液 Na 濃度

e: 透析液電気伝導度

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第77問

透析中の血圧低下に対する処置として正しいのはどれか。

a: 下肢挙上

b: 透析時間短縮

c: 低 Na 透析の実施

d: 昇圧薬投与

e: ECUM

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第76問

維持透析用として適切でないバスキュラーアクセスはどれか。

1: 自己血管内シャント

2: 人工血管内シャント

3: 動脈表在化法

4: 動脈直接(cid:7973)刺法

5: 静脈カテーテル法