慢性腎不全で維持透析を受けている患者の1日あたりの食事摂取量で適切なのはどれか。
a: 蛋白質 :0.5g/kg体重
b: リン :1000mg
c: カリウム :1500mg
d: 食塩 :3~7g
e: カロリー :15kcal/kg体重
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
維持透析患者の病態生理で正しい組合せはどれか。
a: 低カルシウム ―――――---上皮小体(副甲状腺)機能亢進
b: 水分過剰 ―――――――- うっ血性心不全
c: レニン分泌過剰 ――――- 血圧低下
d: 酢酸不耐症 ―――――― 血圧上昇
e: アルミニウム ―――――-- 骨軟化症
ヘパリンの抗凝固作用に拮抗する物質はどれか。
1: クエン酸
2: ビタミンC
3: ビタミンK
4: プロタミン
5: プロスタグランジン
血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。
a: 乳酸塩
b: クエン酸塩
c: 酢酸塩
d: 重炭酸塩
e: シュウ(蓚)酸塩
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液透析実施中、常時監視すべき項目はどれか。
a: 血液側回路内圧
b: 尿素クリアランス
c: 血清エンドトキシン濃度
d: 気泡混入
e: 漏血
透析液供給装置の機能として正しいのはどれか。
a: 送液
b: 加温
c: 濃縮
d: 生成
e: 混合
中空糸型ダイアライザの仕様として適切でないのはどれか。
1: 中空糸内径 :200μm
2: 中空糸有効長 :18cm
3: 中空糸本数 :12000本
4: 血液充填量 :120ml
5: 有効膜面積 :10.0m2
透析膜について正しいのはどれか。
a: 再生セルロース膜は疎水性膜である。
b: セルロースアセテート膜は再生セルロースにアセチル基が付いた膜である。
c: ポリアクリロニトリル膜は共重合体膜の一つである。
d: ポリメチルメタクリレート膜は合成高分子膜の一つである。
e: ポリスルホン膜は均相構造をもつ。
透析患者の血圧異常について正しいのはどれか。
a: レニン依存性高血圧症は末梢血管抵抗の増大による。
b: 動脈硬化型高血圧症は拡張期高血圧を呈する。
c: 長期透析患者の低血圧の主な原因はアミロイド心筋症である。
d: 血漿浸透圧の上昇は高血圧症の原因となる。
e: エリスロポエチン投与は高血圧症の原因となる。
血液透析(HD)用透析液中に含まれていない成分はどれか。
1: アミノ酸
2: カリウム
3: カルシウム
4: ナトリウム
5: マグネシウム
クリアランスについて正しいのはどれか。
a: 血液透析(HD)における小分子溶質は血流量に等しい。
b: 血液透析(HD)における大分子溶質では透析液流量に依存しない。
c: 血液濾過(HF)における小分子溶質では濾液流量に等しい。
d: 血液漉過(HF)における大分子溶質では濾液流量が多いほど増加する。
e: 血液透析濾過(HDF)における大分子容質では透析液流量と濾液流量との和に等しい。
120lの透析液のカルシウムイオン濃度を1mEq / l上げるのに必要な塩化カルシウム・二水塩(CaCl2・2H2O)はどれか。ただし、CaCl2の電離度は1とし、カルシウムと塩素の原子量はそれぞれ40と35.5とする。
1: 6.7g
2: 7.4g
3: 8.8g
4: 13.3g
5: 17.6g
標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。
a: 漏血
b: 気泡
c: 静脈側回路内圧
d: 血液側圧力損失
e: 循環血漿量
血液透折(HD)で補給するのはどれか。
a: カリウムイオン
b: 炭酸水素イオン(重炭酸イオン)
c: カルシウムイオン
d: マグネシウムイオン
e: アルミニウムイオン
血液透析濾過(HDF)ついて正しいのはどれか。
a: 小分子溶質は主として拡散により除去される。
b: 大分子溶質は主として吸着により除去される。
c: 同じ置換液量では、前希釈方式の方が後希釈方式よりも除去効率が高い。
d: 前希釈方式では大量液置換が可能である。
e: 後希釈方式における置換液量は患者血流量に応じて設定される。
透析中の空気誤入に際して適切な処置として誤っているのはどれか。
1: 静脈回路の遮断
2: 左下側臥位
3: ヘパリン投与
4: 気道確保
5: 高気圧酸素療法
透析実施中回路内に凝血が認められた。考えられる原因はどれか。
a: 透析液浸透圧の異常
b: プロタミンの不足
c: ヘパリンの不足
d: 血流量の不足
e: 透析液流量の不足
二重濾過血漿分離法について正しいのはどれか。
a: 1本目の濾過器で有形成分と血漿を分離する。
b: 1本目の濾過器の形状は平板型が主流である。
c: 1本目の分離膜の孔径は2本目より小さい。
d: 2本目の濾過器でアルブミン成分とグロブリン成分を分離する。
e: 2本目の濾過器の形状は中空糸型が主流である。
血液浄化療法について誤っているのはどれか。
1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。
2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。
3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。
4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。
5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。
透析患者における貧血について正しいのはどれか。
a: 貧血はエリスロポエチンの産生低下が主因である。
b: へマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
c: 出血、鉄欠乏でも起きる。
d: 貧血にはアルミニウムを補充する。
e: 貧血にはビタミンDを投与する。
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