第36回国試午前39問の類似問題

国試第32回午前:第40問

電撃に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1: 体表から受ける電撃をミクロショックという。

2: 直接心臓に0.01mAの商用交流が流れると心室細動を誘発する。

3: 直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしやすい。

4: 商用交流の離脱限界電流値は最小感知電流値の5倍程度である。

5: 最小感知電流閾値は50~60Hzを超えると周波数に比例して上昇する。

国試第1回午前:第68問

低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。

a: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA

b: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA

c: 体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA

d: 体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA

e: 体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第89問

正しいのはどれか。

1: 手に感じられない電流値でもミクロショックは起きる。

2: 手に30mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。

3: 人体は50~100Hzの交流に最も感じにくい。

4: 心室細動を誘発するマクロショックとミクロショックの電流値の比は10,000:1である。

5: 0.3mA程度の商用交流ではミクロショックを起こさない。

国試第33回午後:第46問

直径 10 cm、巻数 100 回の円形コイルに 20 mA の電流が流れた時、コイ ルの中心にできる磁界の大きさ[A/m]はどれか。 ただし、巻き線の太さは無視する。

1: 1

2: 10

3: 20

4: 100

5: 200

国試第25回午後:第39問

電撃に対する人体反応について誤っているのはどれか。

1: 同じ通電エネルギー量では商用交流が直流よりも電撃リスクは 大きい。

2: 最小感知電流値は周波数に反比例する。

3: 商用交流におけるミクロショック心室細動誘発電流値は0.1mA である。

4: 商用交流の離脱電流値は最小感知電流値の約 10倍である。

5: 小児のマクロショック電流値は成人男性の 1/2 である。

国試第17回午前:第85問

定格電流が10Aの医用電気機器の保護接地線の抵抗を測定する場合、測定部分間に流すべき電流値の下限はどれか。

1: 5A

2: 10A

3: 15A

4: 25A

5: 30A

国試第29回午後:第40問

図のMDで電圧計の表示値が150mVを示した。漏れ電流値[μA]はどれか。 

29PM40-0

1: 15

2: 75

3: 150

4: 300

5: 500

国試第8回午前:第83問

簡便に漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: 交流100~200mVの測定範囲を持った交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 電源極性切り換えスイッチ等を内蔵した電源ボックス

d: 矩形波を出力することができる発振器

e: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第51問

電流による障害で起こるおそれがないのはどれか。

1: 体表面から150mAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

2: 体表面から20mAの商用交流が流れたときに不随意運動が誘発される。

3: 心臓に直接200μAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

4: 体表面から500kHzで5mAの電流が流れたときにビリビリと感じる。

5: 直流電流が流れたときに電気分解によって生体組織が損傷される。

国試第4回午前:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。

b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。

c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。

d: 電流が流れても行動の自由は失われない。

e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第25問

0.1Hz以上120Hz未満の周波数成分を含む生体信号を正しくA/D変換するために、理論上最低限必要なサンプリング周波数はどれか。

1: 0.1Hz

2: 60Hz

3: 120Hz

4: 240Hz

5: 480Hz

国試第31回午前:第35問

電気メスで正しいのはどれか。

1: 300~500kHz帯の電流を用いる。

2: 切開モードでは断続波を用いる。

3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。

4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。

5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。

国試第18回午前:第83問

周波数10kHzで漏れ電流が10mAだった場合、JIS T 0601-1に規定されている漏れ電流測定回路の測定される電圧値どれか。(医用機器安全管理学)

18AM83-0

1: 0.01V

2: 0.1V

3: 1V

4: 10V

5: 100V

ME2第31回午後:第54問

商用交流が流れたとき、心室細動が発生する可能性のある最小電流値はどれか。

1: 10mA(体表電極間)

2: 1mA(体表電極間)

3: 0.1mA(体表電極間)

4: 0.1mA(心内電極から)

5: 0.01mA(心内電極から)

国試第8回午前:第79問

ミクロショックで心室細動が誘発される電流値は最少感知電流の約何倍か。(商用交流で1秒間通電の場合)

1: $10$

2: $10^{-1}$

3: $10^{-2}$

4: $10^{-3}$

5: $10^{-4}$

国試第13回午前:第83問

漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。

a: フルスケール100~200mVの交流電圧計

b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路

c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器

d: 方形波を出力することができる発振器

e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第8問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.71kJの電気ェネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第82問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 電流の周波数が極端に高くなると人体は反応しにくい。

b: 商用電源の周波数付近(50~100Hz)の電流で人体は最も反応しやすい。

c: マクロショックの場合、10mAぐらいでビリビリ感じ始める。

d: 500kHz以上の高周波では微少な電流でも反応する。

e: ミクロショック心室細動電流は最少感知電流の1/100である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第80問

イヌの骨格筋に10kHzの交流を通電して下表の結果を得た。表中のAの値として考えられるのはどれか。

8PM80-0

1: $2.0×10^1$

2: $2.0×10^0$

3: $2.0×10^{-1}$

4: $2.0×10^{-2}$

5: $ 2.0×10^{-3}$

国試第1回午後:第17問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e