第35回国試午後32問の類似問題

国試第34回午前:第32問

ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。

a: X 線 CT に比べ空間分解能が高い。

b: 放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。

c: FDG-PET の撮影では糖代謝情報が得られる。

d: SPECT は脳血流分布を観察できる。

e: PET の撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第33問

ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。

1: PETの空間分解能はX線CTと同程度である。

2: PETでは陽電子の対消滅によるγ線を検出する。

3: SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。

4: 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。

5: 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。

国試第27回午前:第32問

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について誤っているのはどれか。

1: 体内から放射されるガンマ線を測定する。

2: ガンマカメラの画像は断層像である。

3: PETの撮像可能時間はRIの半減期で決められる。

4: PETでは腫瘍の撮影が可能である。

5: SPECTでは脳血流量の撮影が可能である。

国試第32回午後:第31問

ラジオアイソトープ(RI)を用いた医用画像について正しいのはどれか。

a: α線を測定する。

b: 空間分解能は1mm程度である。

c: PETでは腫瘍の存在を検出できる。

d: PETでは糖代謝の画像が得られる。

e: SPECTでは組織繊維化の画像が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第83問

画像診断法について誤っているのはどれか。

a: MRI(核磁気共鳴法)は主に生体内の炭素原子の分布の像をつくる。

b: SPECT(単光子断層法)は陽電子放出核種を用いたRI断層法である。

c: エックス線CTは組織のエックス線吸収係数の違いによって生体の断層像をつくる。

d: ディジタルラジオグラフィではダイナミックレンジの大きいイメージングプレートが用いられる。

e: ポジトロンCTでは陽電子の消滅放射線を利用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第52問

SPECT(Single Photon Emission Tomography)で誤っているのはどれか。

1: ガンマカメラを回転させながら撮像する。

2: 陽電子放出核種を用いる。

3: ラジオアイソトープを体内に投与する。

4: 脳血管障害の早期発見に有効である。

5: 画像再構成により断層像を得る。

ME2第36回午後:第4問

SPECTについて誤っているのはどれか。

1: X線CTに比べ空間分解能が高い。

2: RIからのγ線を検出する。

3: コンピュータで画像化する。

4: 3次元画像が得られる。

5: 放射線被曝がある。

ME2第31回午後:第7問

画像診断装置で誤っている組合せはどれか。

1: 超音波診断装置 -- 組織境界からの超音波反射強度を計測

2: X線CT -- X線の吸収度の差を計測

3: MRI -- 炭素原子の分布を計測

4: PET -- 陽電子を放出する放射性同位元素の分布を計測

5: SPECT -- γ線を放出する放射性同位元素の分布を計測

国試第7回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: PET(ポジトロンCT)は広く一般病院で利用されている。

b: RI物質を用いて代謝過程を観測することができる。

c: ガンマカメラはシンチレーションカメラとも呼ばれる。

d: NaIはガンマ線を吸収すると光を発生する。

e: SPECT(シングルフォトンCT)では陽電子放出核種を利用している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第31問

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b 線を測定して画像化している。

d: SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PET で 3 次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第32問

X 線 CT について誤っているのはどれか。

a: 空間分解能は超音波診断装置より高い。

b: 臓器の X 線に対する吸収係数を画像化している。

c: 血管や胃などの管腔臓器の撮影が可能である。

d: 深部臓器よりも表在性の臓器の撮影に適している。

e: X 線を単一方向から照射している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第31問

核医学における画像測定について正しいのはどれか。

a: PETで糖代謝の撮像が可能である。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: β線が測定の対象である。

d: SPECTで脳の血流量に関する撮像が可能である。

e: PETで3次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第17問

PET(Positron Emission Tomography)について誤っているのはどれか。

1: 陽電子放出核種で標識された化合物を投与する。

2: 生体内から放出されるγ線を測定する。

3: コンピュータ処理により三次元画像を構成できる。

4: グルコース代謝を利用してがん診断を行う。

5: 組織の形態観察に適している。

国試第25回午後:第31問

PETについて誤っているのはどれか。

1: PETでは加速器を用いて作った核種を生体に投与する。

2: PETはβ線を検出して画像化する。

3: FDG-PETによって糖代謝の高い組織が可視化される。

4: 陽電子は電子と同じ質量を持つ。

5: 陽電子は電子と結合して消滅する。

国試第6回午前:第84問

単光子断層法について誤っているのはどれか。

1: PETとも呼ばれる。

2: ラジオアイソトープの濃度分布を測定することができる。

3: 代謝機能がわかる。

4: 空間分解能は3~5mmである。

5: 体内放射線被曝がある。

国試第13回午前:第58問

正しいのはどれか。

a: PETでは半減期の長い核種を用いる。

b: RI物質を用いて代謝過程を観測することができる。

c: ガンマカメラはシンチレーションカメラとも呼ばれる。

d: NaIはガンマ線を吸収すると光を発生する。

e: SPECTでは陽電子放出核種を利用している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第32問

PETについて誤っているのはどれか。

1: 加速器を用いて作った核種を生体に投与する。

2: β線を検出して画像化する。

3: FDG-PETによって糖代謝の高い組織が可視化される。

4: 陽電子は電子と同じ質量をもつ。

5: 陽電子は電子と衝突して消滅する。

ME2第28回午後:第23問

MRI診断装置について誤っているのはどれか。

1: X線CTよりも検査時間が長い。

2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。

3: 骨や空気による画像への影響がない。

4: X線CTよりも体動に弱い。

5: 検査前に補聴器をはずす。

国試第20回午前:第63問

PETについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 放射性医薬品から放出された電子線を検出して画像化する。

b: 細胞の糖代謝を測定している。

c: SPECTCTで用いる核種よりポジトロン核種の半減期は短い。

d: ポジトロン発生装置にサイクロトロンが用いられる。

e: 被爆量はエックス線CT検査より大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第18問

PET(Positron Emission Tomography:ポジトロン断層撮影法)について誤っているのはどれか。

1: ポジトロン核種で標識した化合物を用いる。

2: γ線を測定する。

3: 核種は陽電子を放出する。

4: 核種はサイクロトロンで造られる。

5: 核種の半減期は数日である。