生体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 脂肪組織は筋組織に比べて比熱が大きい。
b: 運動時に熱の産生が最も多い臓器は肝臓である。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる。
e: 生体内部での熱の移動に最も寄与しているのは組織の熱伝導である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
最も導電率の高い組織はどれか。
1: 骨
2: 血 液
3: 骨格筋
4: 肝 臓
5: 肺
比熱が最も小さいのはどれか。
1: 骨格筋
2: 血 管
3: 血 液
5: 脂 肪
1: 脂肪
2: 肝臓
3: 筋肉
4: 血漿
5: 脳
同じ大きさの熱エネルギーが加えられたとき、温度上昇が最も大きくなるのはどれか。
1: 脂 肪
2: 肝 臓
3: 腎 臓
4: 骨格筋
5: 血 液
安静時の血流量が最も多い器官はどれか。
1: 脳
2: 肺
3: 肝臓
4: 腎臓
5: 皮膚
生体の熱特性で正しいのはどれか。
a: 脂肪は筋より熱を伝えやすい。
b: 熱の放散は主に呼吸で起こる。
c: 乳児の体重当たりの放熱量は成人に比べて小さい。
d: 成人は安静時でも100W程度の熱を発生している。
e: 人体組織内の熱運搬のほとんどは血液の循環による。
代謝について正しいのはどれか。
1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量とよぶ。
2: 食事を摂取した後には代謝が低下する。
3: 基礎代謝に対する寄与が最も高い臓器は腎臓である。
4: 1gあたりの熱量は、三大栄養素のうち脂質が最大である。
5: 体表面積あたりの基礎代謝量は16~20歳で最高値を示す。
音響インピーダンスが最も高い組織はどれか。
2: 骨格筋
3: 半月板
4: 腎 臓
5: 肝 臓
次の生体組織のうち、電気抵抗率の最も高いのはどれか。
2: 神 経
3: 肝 臓
4: 心 筋
生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
2: 脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。
3: 生命活動に必要なエネルギー源はATPである。
4: 成人は安静時に100W程度の熱を発生している。
5: 人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。
人体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 熱の産生は 1 kW 程度である。
b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。
d: 呼吸の増加は熱放出を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
体温について正しいのはどれか。
1: 腋窩温は直腸温より高い。
2: 体温の調節中枢は視床下部にある。
3: 発汗により熱産生が増加し体温は上昇する。
4: 体温は午前2時から午前4時頃が最も高い。
5: 安静時の熱産生の約80%は骨格筋による。
音波の伝搬速度が最も速い組織はどれか。
2: 筋 肉
3: 脂 肪
4: 血 液
5: 腎
放射線感受性の最も高い組織はどれか。
1: 神 経
2: 脂 肪
3: 筋
4: 血 管
5: 骨 髄
誤っているのはどれか。
1: 体温を一定に保つことは生体の機能維持に重要である。
2: 生体活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。
3: 生体内部の熱の輸送は主に伝導による。
4: 体表からの熱放散は、放射、対流、伝導、発汗による。
5: 脂肪組織の熱伝達率は水の値より小さい。