第32回ME2午後31問の類似問題

国試第35回午後:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。 

a: 対極板の接触面積は10cm前後である。 

b: ゲルパッド型は静電結合である。 

c: 導電結合型対極板は、静電結合型よりも接触インピーダンスが高い。 

d: 高周波漏れ電流の測定には200Ωの無誘導抵抗を使用する。 

e: アクティブ電極と生体接触部のインピーダンスは400Ω前後である。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第57問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1: 体位変換による対極板の剥がれ

2: 患者と手術台との間の血液貯留

3: 平坦な身体部位への対極板装着

4: 患者の足と手術台金属部との接触

5: 身体の部分同士のわずかな接触

国試第21回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。

b: 切開には連続波を使用する。

c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。

d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。

e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 凝固出力は連続波である。

b: 点検用負荷抵抗には無誘導抵抗器が使用される。

c: 対極板面積の安全範囲は出力に依存する。

d: 静電結合型対極板の表面は絶縁されている。

e: スプレー凝固では雑音障害は発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

ME2第33回午前:第47問

電気メスの対極板装着部位において熱傷の原因となる電流密度の閾値はおよそいくらか。

1: 30A/cm2

2: 3A/cm2

3: 300mA/cm2

4: 30mA/cm2

5: 3mA/cm2

国試第19回午前:第71問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 対極板を使用する。

b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。

c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。

d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。

e: バイポーラ電極を使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。

b: モノポーラ出力では対極板が必要である。

c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。

d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。

e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第3回午後:第56問

電気メスの高周波分流の原因として誤っているのはどれか。

1: 対極板回路の高周波抵抗の増大

2: 患者の対地高周波抵抗の増大

3: 対極板と患者の接触不良

4: 患者と手術台の金属部との接触

5: 手術台マットの吸湿

ME2第36回午前:第53問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 切開時より凝固時のほうが組織温度は高い。

2: メス先を高温にすることで組織を切開する。

3: メス先に組織炭化物が付着する。

4: 出力の測定にはディジタルマルチメータを使用する。

5: ラジオ波手術装置とは異なる周波数領域を用いている。

ME2第28回午前:第53問

電気メスの対極板に求められる条件として誤っているのはどれか。

1: 皮膚刺激性が低い。

2: 導電材が乾燥しにくい。

3: 柔軟性を有する。

4: 粘着度が高い。

5: 高周波インピーダンスが大きい。

国試第27回午後:第33問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: スプレー凝固にはバースト波が用いられる。

b: ゲルパッド型対極板は静電結合である。

c: バイポーラ電極はニードル型である。

d: 対極板は広く均一に装着する必要がある。

e: 混合モードではクレストファクタが大きいほど凝固作用は強い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第68問

電気メスの分流に対する患者安全モニタとして誤っているのはどれか。

1: 対極板コード断線モニタ

2: 患者回路連続性モニタ

3: 高周波漏れ電流モニタ

4: 対極板温度モニタ

5: 対極板接触不良モニタ

国試第1回午後:第65問

フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。

a: 高周波分流の対策を目的としている。

b: 装置本体のアースをとる必要がある。

c: 対極板を用いる必要がない。

d: 停電時でも使用できる。

e: 電気メスの切れ味はやや低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第64問

電気メスについて正しいのはどれか。

7PM64-0

a: 高周波電流を使用する。

b: ジュール熱で凝固や切開を行う。

c: 電流は対極板を通じて本体に環流する。

d: 図Aは切閉に使用される電流波形である。

e: 図Bは凝固に使用される電流波形である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第80問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: ディスポーザブル対極板を回収しで保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

d: 原因究明が終るまで患者を手術室にとどめた。

e: 患者の許可を得て熱傷部位の写真を撮った。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第78問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。

a: ディスポーザブル対極板を回収して保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 覚醒した患者に断って熱傷部位の写真を撮った。

d: 原因究明が済むまで患者を長時間手術室にとどめた。

e: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第69問

フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。

a: 高周波分流の対策を目的としている。

b: 装置本体のアースをとる必要がある。

c: 対極板を用いる必要がない。

d: 心電図に雑音が入らない。

e: 他の電気メスに比べて切開能が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第81問

生体電気現象の検出に用いる体表面電極について誤っているのはどれか。

1: 金属電極が用いられる。

2: ペーストを介して使用することが多い。

3: 電極とペーストの接触面に静止電位が生じる。

4: 電極に電流が流れると分極電圧が生じる。

5: 銀塩化銀電極は分極電極と呼ばれる。