水処理装置で膜濾過を原理とするのはどれか。
a: RO装置
b: 沈殿フィルター
c: 軟水化装置
d: 活性炭濾過装置
e: エンドトキシン捕捉フィルター
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
透析用希釈水作成のための水処理システムにおいて、孔径の最も小さい膜を使用しているのはどれか。
1: プレフィルタ
2: 軟水化装置
3: 逆浸透装置(RO装置)
4: UFフィルタ(限外濾過フィルタ)
5: ETRF(エンドトキシン補足フィルタ)
透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。(人工腎臓装置)
a: 透 析
b: 気泡分離
c: イオン交換
d: 吸 着
e: 逆浸透
透析液で誤っているのはどれか。
1: アルカリ化剤として重炭酸ナトリウムや酢酸ナトリウムが含まれる。
2: 透析液組成を連続監視するため電気伝導度を測定する。
3: 透析液原水は逆浸透装置、活性炭濾過装置、軟水化装置の順に処理される。
4: 透析液のエンドトキシン濃度を低減するためにエンドトキシン阻止膜が用いられる。
5: 透析液原水として地下水を使うには水道法に準拠した水質の担保が必要である。
正しいのはどれか。
a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。
b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。
c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。
d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。
e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。
血液浄化器の選択で正しいのはどれか。
1: 体外限外濾過法には透水性の低いものがよい。
2: 中・高分子量物質除去には高透水性膜がよい。
3: 再生セルロース膜は合成高分子膜より生体適合性が優れている。
4: 小児にはプライミング量が多い方がよい。
5: 導入初期では高効率血液浄化器がよい。
血液透析に用いる水処理装置の定期点検について誤っているのはどれか。
1: 軟水化装置への食塩補充
2: エンドトキシンの検査
3: 細菌培養検査
4: 原水温度の確認
5: 二酸化炭素吸着材の交換
血液透析に使用される水処理装置の定期点検項目として不適切なのはどれか。
1: 細菌培養
2: エンドトキシン
3: 残留塩素濃度
4: イオン交換樹脂
5: 二酸化炭素吸収剤
血液透析について正しいのはどれか。
a: 尿素の除去は半透膜を介しての拡散による。
b: ナトリウムの除去は除水量に依存する。
c: 代謝性アシドーシスの是正は透析液中の乳酸による。
d: 血液中からの無機リンの除去効率は尿素よりよい。
e: カルシウムの移動は血液中のイオン化カルシウムと透析液中のカルシウムイオンとの濃度差による。
血液浄化法について正しいのはどれか。
a: 現在、我が国で行われている血液濾過は前希釈方式を用いている。
b: 血液濾過では中分子物質のクリアランスに比べ小分子物質のクリアランスは大きい。
c: 吸着法では血中コレステロールの除去はできない。
d: 血液吸着で用いられている活性炭では電解質、pHの調整はできない。
e: DFPPではアルブミンの回収ができる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液透析による物質除去に用いられる原理で正しいのはどれか。
a: 拡散
b: 分泌
c: 浸透
d: 再吸収
e: 限外濾過
尿素クリアランスについて正しいのはどれか。
a: 血液透析では限外濾過流量に依存しない。
b: 血液透析では透析流量を増すと減少する。
c: 血液透析では血流量を越えることはない。
d: 血液濾過では濾過流量にほぼ等しい。
e: 活性炭を直接用いた直接血液潅流ではほとんど零に等しい。
患者血液をカラムに直接灌流する治療はどれか。
a: 石油ピッチ系活性炭を用いた薬物吸着
b: ポリミキシンBを用いたエンドトキシン吸着
c: トリプトファンを用いた抗アセチルコリンレセプタ抗体吸着
d: デキストラン硫酸を用いたLDL吸着
e: 酢酸セルロースビーズを用いた顆粒球除去
清浄化した透析液を置換補充液として利用する治療はどれか。
1: 血液透析
2: 血液濾過
3: オンライン血液透析濾過
4: 持続的血液透析濾過
5: 持続的腹膜透析
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