差動増幅器の入力端子間に 2mV を入力したとき、4V の出力が得られた。この入力端子を短絡し、入力端子とアースの間に 1V を入力したとき、200mV の出力が得られた。この差動増幅器の同相除去比(CMRR) [dB]はどれか。
1: 20
2: 40
3: 60
4: 80
5: 100
増幅率40dB、CMRR100dBの増幅器に、1.2Vの雑音(同相信号)が入力された。出力に現れる雑音の大きさはどれか。
1: 48V
2: 30mV
3: 12mV
4: 1.2mV
5: 12μV
差動増幅器に1mVの心電図信号を入力したとき、1Vの心電図信号が出力された。同相入力電圧が1Vのとき、出力電圧は0.1Vであった。この差動増幅器のCMRRは何dBか。
1: 40
2: 60
3: 80
4: 100
5: 120
同相除去比 (CMRR) が 80 dB の差動増幅器の入力に、振幅1 mV の逆相信号を入力したところ、出力において逆相信号の振幅は1 V に増幅された。このとき、この増幅器の同相信号に対する利得 [dB] はどれか。
1: -40
2: -20
3: 0
4: 20
5: 40
差動増幅度20dBの電圧増幅器に10Vの同相入力を加えたとき、出方電圧が10mVであった。 CMRR (同相除去比)はどれか。
1: 20dB
2: 40dB
3: 60dB
4: 80dB
5: 100dB
差動増幅率20dBの増幅器に10Vの同相入力を加えたとき、出力電圧が10mVであった。CMRR(同相除去比)はどれか。
1Vの同相雑音が混入する環境下において、CMRRが80dBである差動増幅器に振幅1mVの信号を入力した。同相雑音の出力電圧が10 mVであるとき、信号の出力電圧の振幅[mV]はどれか。
1: 0.1
2: 1
3: 10
5: 1000
同相除去比(CMRR)が120dBの差動増幅器に100mVの同相信号を入力したときの出力が100μVであった。この増幅器に逆相信号10mVを入力したときの出力はどれか。(医用電気電子工学)
1: 1mV
2: 10mV
3: 100mV
4: 1V
5: 10V
電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。
1: ダイオードを用いると電気信号を増幅することができる。
2: 増幅器において信号電圧が増幅されているとき、出力信号電流は必ず入力信号電流より小さい。
3: 信号電圧も信号電流も出力が入力より大きくなるような増幅器をつくることができる。
4: 雑音を含む信号でも増幅すると、一般に、信号対雑音比が向上する。
5: 一般に、電圧増幅器は出力インピーダンスが大きい方が使いやすい。
差動増幅器の入力端子間に0.1mVを入力したとき、1.0Vの出力が得られた。この入力端子を短絡し、入力端子とアースとの間に100mVを入力したとき、1.0Vの出力が得られた。この差動増幅器のCMRR(同相除去比)はどれか。
1: 40dB
2: 60 dB
3: 80 dB
4: 100 dB
5: 120dB
心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。
1: 1/10
2: 1/5
3: 1/2
4: 1
5: 2
入力抵抗1MΩ、電圧増幅率110倍の直流増幅器に、図のように直流信号を入力した。信号源の内部抵抗を100kΩ、直流電圧を10mVとすると増幅器の出力電圧[V]はいくらか。
2: 0.5
3: 1.0
4: 1.1
5: 10.0
正しいのはどれか。
a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。
b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。
c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。
d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。
e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: 差動増幅器では逆相で入った信号成分は打ち消されて出力に現れない。
b: 演算増幅器に正帰環をかけると一般に安定となる。
c: 演算増幅器は通常、負帰環をかけて使用される。
d: 演算増幅器に負帰環をかけると、ひずみが減少する。
e: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの高い回路が多く用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電圧増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。
a: 入力信号の周波数に依存する。
b: センサのもつインピーダンスに対して充分低い必要がある。
c: 出力電圧と入力電圧との比である。
d: 単位にはデシベルを用いる。
e: 入力電圧と入力電流の波形からその位相特性がわかる。
増幅器について正しいのはどれか。
1: 電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。
2: 生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。
3: 入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。
4: ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。
5: 利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。
演算増幅器について正しいのはどれか。
a: 通常は正帰還をかけることにより必要な増幅度を実現する。
b: 差動入力端子を有している。
c: コンデンサ、抵抗と組み合わせて積分回路、微分回路などが簡単につくれる。
d: 直流信号は増幅できない。
e: 本質的に増幅器であるから、インピーダンス変換回路はつくれない。
図の電圧増幅回路について正しいのはどれか。ただし、オペアンプは理想的なものとする。
a: 反転増幅回路である。
b: 電圧利得は20dBである。
c: 負帰還が用いられている。
d: a-b間の電圧は入力電圧に等しい。
e: 入力インピーダンスは11kΩである。
生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。
a: 大きさは入力信号の周波数に依存する。
b: 電極接触インピーダンスよりも十分大きくする。
c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。
e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。
図1の正弦波電圧Eiを図2の回路に入力するとき、出力電圧波形E0はどれか。ただし、演算増幅器およびダイオードの動作は理想的とする。
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