定格10AのME機器の保護接地線抵抗をJIS T 0601-1に基づいて測定するとき、誤っているのはどれか。 ただし、ME機器の電源コードは着脱可能であるとする。
1: 無負荷時の電圧が6Vを超えない電流源を用いる。
2: 測定には交流電流を用いる。
3: 測定時に流す電流は15Aとする。
4: 測定持には電流を5~10秒間流す。
5: 100mΩ以下であることを確認する。
電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。
1: 0.17
2: 1.4
3: 3.0
4: 6.0
5: 20
図のように、テレメータ心電図モニタで心電図をモニタしていた。このテレメータの入力回路の入力インピーダンスは10MΩで、両電極の生体接触インピーダンスはそれぞれ50kΩであった。このテレメータの電極リード差込口に生理食塩液が垂れて、差込口間の抵抗が20kΩになった。この場合、受診モニタで観測されるR波の大きさは本来の大きさのおよそ何%になるか。
1: 120
2: 40
3: 20
4: 17
5: 0.2
ある除細動器の負荷に供給される出力エネルギーを、負荷抵抗50Ωで測定したところ360Jであった。この除細動器の出力回路の内部直流抵抗を10Ωとした場合、内部コンデンサに蓄えられる静電エネルギーはいくらか。
1: 432J
2: 396J
3: 374J
4: 360J
5: 288J
定格電流 10 A の ME 機器の保護接地回路抵抗を JIS T 0601?1 に基づいて 測定したところ、電圧計の表示値が 1.5 V であった。この ME 機器の接地線抵抗 [mX]はどれか。
1: 60
2: 75
3: 100
4: 120
5: 150
20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。
a: 毎秒、約0.71kJの電気ェネルギーが熱に変わる。
b: 電圧の最大値は約71Vである。
c: 電流の実効値は約7.1Aである。
d: 500Wの電力が消費される。
e: 電流の最大値は約7.1Aである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
保護接地線の抵抗の点検で誤っているのはどれか。
1: 導通試験は市販のテスタによって行う。
2: 現場では約1Aの電流を流して簡易的に測定してもよい。
3: JISでは規定の電流値を少なくとも5~10秒間流して測定することになっている。
4: 3Pプラグの機器のアースピンと機器の外装金属との間は0.22Ω以下である。
5: 保護接地線の両端に商用交流100Vを加えて測定する。
a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。
定格電流が10Aの医用電気機器の保護接地線の抵抗を測定する場合、測定部分間に流すべき電流値の下限はどれか。
1: 5A
2: 10A
3: 15A
4: 25A
5: 30A
開放電圧が9.0V、内部抵抗が20Ωの電池に負荷抵抗を接続すると300mAの電流が流れた。負荷抵抗の大きさ[Ω]はどれか。
1: 2
2: 6
3: 10
4: 20
5: 30
図の測定用器具(MD)のR1、R2、C1の値の組合せで正しいのはどれか。ただし、選択肢は【R1】 -- 【R2】 -- 【C10】とする。
1: 10kΩ -- 1kΩ -- 0.5μF
2: 1kΩ -- 10kΩ -- 0.15μF
3: 10kΩ -- 10kΩ -- 0.05μF
4: 10kΩ -- 1kΩ -- 0.015μF
5: 1kΩ -- 10kΩ -- 0.015μF
漏れ電流を測定するのに必要なのはどれか。
a: フルスケール100~200mVの交流電圧計
b: 人体の電撃に対する電気特性を模擬した回路
c: 10Hz~100kHzのインピーダンス測定器
d: 方形波を出力することができる発振器
e: 電源極性切り替えスイッチを内蔵した電源ボックス
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
抵抗値10kΩ、最大電力1Wの抵抗素子に印加することが許容される電圧[V]の最大値はどれか。(医用電気電子工学)
1: 1000
2: 100
4: 1
5: 0.1
図の回路の変圧器の1次側に1Aの正弦波電流を流すと2次側抵抗の両端に10Vの電圧が生じた。1次側コイルの巻数が100回であるとき2次側コイルの巻数は何回か。ただし、変圧器は理想変圧器とする。
1: 1
2: 10
4: 1000
5: 10000
JIS T 0601-1 における漏れ電流測定で使用する電圧測定器に必要な性能は どれか。
a: 指示誤差が +-5%以内である。
b: 入力容量が 150 pF 以下である。
c: 入力抵抗が 1 MΩ 以上である。
d: 出力抵抗が 10 kΩ 以上である。
e: 測定できる周波数の上限は 10 MHz である。
静電容量10μFのコンデンサCを100Vで充電し、50kΩの抵抗RとスイッチSとともに図のような回路を構成した。スイッチSを閉じてから0.5秒後に抵抗Rの両端にかかる電圧[V]に最も近いのはどれか。ただし、自然対数の底eを2.7とする。(医用電気電子工学)
1: 63
2: 50
3: 37
4: 18
5: 0
図の回路で消費される正弦波交流電力を求めるため測定を行った。適切でないのはどれか。
a: 抵抗値と抵抗の端子間電圧
b: 抵抗値と回路を流れる電流
c: 容量値と回路の全電圧
d: 抗の端子間電圧と回路の全電圧
e: 電流と回路の全電圧および両者の位相差
漏れ電流測定用の測定用器具(MD)に含まれないのはどれか。
1: 電流測定器
2: 電圧測定器
3: 1kΩの抵抗器
4: 10kΩの抵抗器
5: 0.015μFのコンデンサ
接地線の点検について誤っているのはどれか。
a: 線の色が黄と緑の縞になっていることを確認する。
b: 接地線の抵抗はテスタの抵抗レンジによって正確に測定できる。
c: 簡易接地線抵抗測定法はジュールの法則に基づいている。
d: 接地抵抗は0.1Ω以下であればよい。
e: 接地線抵抗測定は4端子法で行う。
定格電圧100 V、定格電力1kw、の医用電気機器の接地線抵抗を測定するときにJIS T 0601-1で定めている測定電流[A]はどれか。
1: 10
2: 15
4: 25
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