第32回国試午後38問の類似問題

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第83問

 (JIS改訂により不適切化)誤っているのはどれか。

a: 患者漏れ電流-3はB型機器の信号入出力部にのった電源電圧による患者漏れ電流である。

b: 接地漏れ電流の許容値は、機器の型別を問わず同じ値である。

c: 患者漏れ電流-2の測定は、危険なので熟練者が行うべきである。

d: 患者漏れ電流-1の測定では、単一故障状態での測定も必要である。

e: CF形機器の外装漏れ電流の許容値は、正常状態、単一故障状態ともBF形の1/10である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第84問

CF形装着部を有する機器の洩れ電流の試験成績のうち、危険と考えられるのはどれか。

1: 単一故障状態における接地漏れ電流 :0.7mA

2: 正常状態における外装漏れ電流 :0.006mA

3: 単一故障状態における外装漏れ電流 :0.41mA

4: 正常状態における患者漏れ電流 :0.005mA

5: 単一故障状態における患者漏れ電流 :0.062mA

国試第9回午前:第81問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 瞬時特別非常電源はバッテリーと自家用発電機とから構成される。

b: 商用交流からだけ電源を供給されているコンセントは赤色ではいけない。

c: 病院の医用接地設備の接地極の接地抵抗は原則として1Ω以下にする。

d: 医用接地端子は医用接地センタに10mΩ以下の導線で結ぶ。

e: 等電位接地設備はミクロショック対策の設備である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第42問

JIS T 0601-1:2012 で規定されている単一故障状態はどれか。

a: 保護接地線の開路

b: 絶縁のいずれかひとつの短絡

c: 電源導線のいずれか1 本の断線

d: F 形装着部への外部電圧印加

e: 信号入出力部への外部電圧印加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第77問

クラスⅠ機器について誤っているのはどれか。

7PM77-0

a: 保護接地として基礎絶縁がとられる。

b: 追加保護手段として補強絶縁がとられる。

c: 電源プラグは医用接地極付き3極プラグである。

d: 示した図記号は正しい。

e: 病院電気設備は医用接地方式を必要とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第74問

JIS-T-1001「医用電気機器の安全通則」、JIS-T-1002「病院電気設備の安全基準」について正しいのはどれか。

a: 形別装着部の分類は保護手段のみに基づいている。

b: 非常電源はその電源供給継続時間のみにより一般、特別、瞬時特別に分類されている。

c: CF形機器では正常状態での患者洩れ電流を10μA以下に抑えている。

d: 等電位化接地では患者の接触可能なすべての金属表面の電位差を10mV以下にしている。

e: 接地ピン付きの3Pプラグのついた機器はすべてクラスI機器である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第43問

ある心電計の患者測定電流の1つを測定したい。漏れ電流測定用器具(MD)はどこに入れればよいか。

1: 右手誘導コードと機器の接地端子との間

2: 右手誘導コードと左手誘導コードとの間

3: 左手誘導コードと壁面接地端子との間

4: 信号入力部と壁面接地端子との間

5: 信号出力部と胸部誘導V1のコードとの間

国試第27回午前:第42問

接地漏れ電流を測定するとき、測定用器具(MD)は図に示すA~Eのどの間に入れればよいか。

27AM42-0

1: A-B間

2: B-C間

3: C-D間

4: D-E間

5: E-A間

国試第32回午前:第43問

クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うとき、図のクランプ部分に挟むのはどれか。

32AM43-0

1: 保護接地線

2: 機能接地線

3: 2本の電源導線

4: 2本の電源導線と保護接地線

5: 2本の電源導線のいずれか1本

国試第7回午後:第78問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1: 接地極の接地抵抗は1Ω以下である。

2: 一般病室には医用接地方式が用いられる。

3: 一般非常電源の電圧確立時間は40秒以内である。

4: 瞬時特別非常電源には蓄電池設備が含まれる。

5: EPRシステムでは、患者環境内のすべての金属表面間の電位差は10mV以下である。

ME2第34回午後:第48問

図の漏れ電流測定器具について誤っているのはどれか。

img11215-48-0

1: 電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。

2: C1は0.15μFである。

3: R2は1kΩの無誘導抵抗を用いる。

4: C1とR1で構成される低域フィルタの遮断周波数は約1kHzである。

5: 人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。

ME2第32回午後:第51問

医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1: クラス別分類に共通の保護手段は基礎絶縁である。

2: クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。

3: クラスⅠ機器には図記号が規定されている。

4: クラスⅡ機器の強化絶縁は二重絶縁と同等である。

5: 内部電源を有するクラスⅠ機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器になる。

国試第7回午後:第81問

誤っているものはどれか。

1: CF形機器では患者漏れ電流-Iの正常状態の許容値は0.01mAである。

2: 患者漏れ電流-IIの単一故障状態の許容値は5mAである。

3: 外装漏れ電流の許容値はすべての状態で各形共通に0.1mAである。

4: 一般機器の接地漏れ電流の許容値は正常状態で0.5mAである。

5: 正常状態の場合、患者測定電流の許容値は直流で各形共通に0.01mAである。

国試第29回午後:第39問

ME 機器の分類について正しいのはどれか。

a: クラスIのME 機器の追加保護手段は保護接地である。

b: B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されていない。

c: 内部電源ME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

d: CF 形装着部は接地されている。

e: クラスIIのME 機器は在宅使用に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第82問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1: 接地極の接地抵抗は1Ω以下である。

2: 一般病室には、医用接地方式が用いられる。

3: 一般非常電源の電圧確立時間は40秒以内である。

4: 瞬時特別非常電源には蓄電池設備が含まれる。

5: 手術室にはEPRシステムを必要とする。