1次コイルの巻数100回、2次コイルの巻数500回の変圧器について正しいのはどれか。
a: 2次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、1次側には実効値5.0Aの交流電流が流れている。
b: 1次側に100Vの直流電圧をかけると、2次側には500Vの直流電圧が発生する。
c: 2次側で500Wの電力を取り出しているとき、1次側には100Wの電力が入力されている。
d: 定格を超えた用い方をすると、巻線で異常な熱が発生することがある。
e: 定格を超えた用い方をすると、鉄心中で異常な熱が発生することがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
巻数比が1次:2次=10:1の変圧器(トランス)について正しいのはどれか。
a: 入力交流電圧が10Vのとき、出力電圧は約1Vになる。
b: 出力交流電流が10Aのとき、入力電流は約1Aになる。
c: 出力側に1Ωの負荷をつないだとき、入力側からは約10Ωの負荷と見なせる。
d: 出力側より1Wの電力を取り出すためには、入力側へ約10Wの電力を供給する。
e: 入力に直流電圧を加えるとトランスは破損する恐れがある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
コンデンサについて正しいのはどれか。
1: 蓄えられている電荷を2倍にすると電圧は1/2になる。
2: 2F(ファラッド)のコンデンサの両極板にそれぞれ±2Cの電荷が蓄えられているとき、電圧は1Vである。
3: 2Fのコンデンサの電圧が2Vであるとき、両極板に蓄えられている電荷は±2Cである。
4: 正弦波交流電圧を印加しているとき、電圧を2倍にすると流れる電流は1/2になる。
5: 正弦波電流を流しているとき、周波数を2倍にすると電圧は2倍になる。
一次コイルの巻数200回、二次コイルの巻数100回の無損失変圧器について正しいのはどれか。
1: 二次側に実効値1.0Aの交流電流が流れているとき、一次側には実効値2.0Aの交流電流が流れている。
2: 一次側に100Vの交流電圧をかけると、二次側には25Vの交流電圧が発生する。
3: 二次側で100Wの電力が取り出されているとき、一次側には200Wの電力が入力されている。
4: 二次側から電力を入カすると、一次側で増幅された電力を取り出せる。
5: どのような用い方をしても電力の増幅はできない。