第23回国試午前31問の類似問題

国試第3回午前:第85問

放射性同位元素(RI)による画像検査で誤っているのはどれか。

a: エミッションCTの解像力はエックス線CTよりよい。

b: RI画像検査で主に用いられる放射線はβ線である。

c: ポジトロンCTにはN,O,Cなど生理的に存在する元素の同位体がしばしば用いられる。

d: 組織の虚血を調べることができる。

e: Iは甲状腺検査に使用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第31問

X 線CTについて誤っているのはどれか。

1: 臓器の立体的な構造を画像化する。

2: 複数のX線検出器を使用する。

3: 動画を撮影することが可能である。

4: 空間分解能は1mm程度である。

5: 組織のX線吸収係数を画像化する。

国試第34回午後:第31問

MRI について正しいのはどれか。

a: 造影剤を用いなくても血管を描画できる。

b: 炭素原子の分布を画像化したものである。

c: 画像の輝度値は水を 0 、空気を -1000 とする。

d: X 線 CT に比べ肺の構造観察に適している。

e: 撮影では傾斜磁場を用いて位置情報を得ている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第32問

正しいのはどれか。

a: エックス線検査では人体を透過したエックス線を画像化する。

b: 超音波検査では体内から発生する音波をとらえる。

c: PETの検査では体外からγ線を照射する。

d: SPECTの検査では体内からのβ線をとらえる。

e: MRIの検査では人体に磁場を与える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: ガンマカメラはHe原子核を検出する。

b: ガンマカメラのコリメータは放射線透過度の高い物質で作られる。

c: ヘリカルCTでは患者をらせん状に走査する。

d: ヘリカルCTは肺癌の早期発見に有用である。

e: エックス線CTは脳の各部位の機能を計測するのに適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第39問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: 電源を切っても数分間はX線を放射している。

2: ベッドをスライドさせて撮像部位を変える。

3: 騒音から保護するため耳栓が必要である。

4: 金歯はアーチファクトを生じない。

5: CT値から臓器の色がわかる。

国試第1回午前:第89問

エックス線検査のコンピュータ画像処理の特徴として誤っているのはどれか。

a: 造影剤が到達する前後の動き(体動、蠕動)による画像の劣化を少なくすることができる。

b: 造影剤の量が少なくても鮮明な画像が得られる。

c: 画像処理を行うと軟部組織のみの画像が得られる。

d: エックス線の被曝量を少なくできる。

e: 空間分解能を向上させるために特殊な造影剤が使われている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第31問

X線CT検査と比較して超音波検査の利点で正しいのはどれか。

a: 画質がよい。

b: 視野が広い。

c: 肺内病変の評価に向いている。

d: 実時間画像が得られる。

e: 携帯性に優れている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第46問

頭部の画像診断で誤っているのはどれか。

1: X線CT検査は出血性疾患の描出に優れている。

2: MRIは急性期の虚血の診断に優れている。

3: DSAは血管走行異常の診断に優れている。

4: MRI検査は金属を装着した患者にも安全に実施できる。

5: MRIは任意の断面を撮像できる。

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。

b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。

c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。

d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。

e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第42問

MRIとX線CTの比較で誤っているのはどれか。

1: MRIのほうが肺の状態を観察するのに適している。

2: MRIのほうが病変部と正常組織のコントラストが良好である。

3: X線CTのほうが短時間で広範囲の検査が可能である。

4: MRIでは放射線被曝がない。

5: MRIでは造影剤を用いなくても血管を描出できる。

国試第28回午後:第23問

肺血栓塞栓症の診断で正しいのはどれか。

a: 心電図変化は認められない。

b: PETCO2は上昇する。

c: 心エコー検査では左心室負荷所見を認める。

d: 胸部造影CT所見が診断に役立つ。

e: 肺血流シンチグラムで血流欠損像を認める。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e