丸棒がA点でピン支持されている。棒のC、D点にそれぞれ下向きに10N、20Nの力が加わっているとき、棒を水平に保持するためにB点に上向きに加える力Fはどれか。ただし、丸棒の重さは無視できる。
1: 50N
2: 100N
3: 200N
4: 300N
5: 500N
断面積Aの円柱状の棒を力Fで引っ張ると伸びるが、力を除くと元の状態に戻る。引張応力について正しいのはどれか。
1: Aに比例し、Fに反比例する。
2: Aに反比例し、Fに比例する。
3: AおよびFに比例する。
4: Fに比例し、Aには依存しない。
5: 棒の性質に依存する。
図のように断面積が10cm2と50cm2の2本のピストン管をつなぎ、細いピストンに10Nの力を加えた。ピストンを静止させるために必要な力F[N]はどれか。
1: 2
2: 10
3: 50
4: 100
5: 250
図はx軸上を正の向きに進む縦波の、ある時刻における変位をy軸に示している。x軸上で媒質が最も密な位置はどれか。(医用機械工学)
1: A
2: B
3: C
4: D
5: E
質量1.0 kg の剛体の棒が自由に回る継手を介して壁に取り付けられている。継手から0.30 m の所に質量1.0 kg の物体を置いた。棒が水平で動かないとき、継手から0.050 m の所に取り付けたひもが鉛直方向に引っ張るおよその力F[N]はどれか。ただし、棒の重心の位置は継手から0.15 m の所である。
2: 5
3: 10
4: 20
5: 88
図のように 0.5 kg の輸液ボトルAが点滴スタンドにつり下げられている。これにさらに 1 kg の輸液ボトルBをつり下げるとX点で支持する力のモーメントは、もとの何倍になるか。ただし、点滴スタンドの棒の重さは無視する。
1: 0
2: 1.8
3: 2
4: 2.8
5: 3
回転中心 O で支えられた剛体の棒に図のような荷重が働き、棒は静止している。O 点まわりのモーメントのつり合いを表す式はどれか。
質量が無視できる直角三角形の板が、図のように頂点Aを中心として抵抗なく回転可能である。頂点Cには辺BCと平行な方向に10 Nの力が作用している。板が回転しないために頂点Bに加える力はどれか。 ただし、x軸は辺AC、y軸は辺ABに平行とし、矢印方向を正とする。(医用機械工学)
1: x軸の正方向に6N
2: x軸の負方向に6N
3: x軸の負方向に8N
4: y軸の正方向に6N
5: y軸の負方向に8N
図に示す円筒状の物体に力Fが作用したとき、誤っているのはどれか。
a: 応力は物体の断面積Aが大きいほど小さい。
b: 応力とひずみが比例する性質をポアソンの法則という。
c: 引っ張りひずみとは変形前後の物体の長さの比である。
d: 引っ張りひずみとヤング率との積は応力に等しい。
e: 弾性限度以上の応力を加えると力を取り除いた後も変形が残る。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
30°の摩擦のない斜面にある質量10 kgの箱を図のように保持するのに必要な力F[N]はどれか。ただし、重力加速度は9.8 m/s2とする。
1: 0.9
2: 4.9
3: 9.8
4: 49
5: 98