第17回国試午後45問の類似問題

国試第24回午前:第65問

定常流方式(constant flow generator)による人工呼吸器で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: PCVに使用される。

b: アシストモード(assist mode)で使用できない。

c: 換気量はコンプライアンスに影響されない。

d: 換気量は気道抵抗こ影響されない。

e: 吸気相の気道内圧は一定である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第67問

量規定換気(VCV)方式の特徴で圧規定換気(PCV)方式と比較して誤って いるのはどれか。

a: 不均等換気が少ない。

b: 換気量の変更が容易である。

c: 圧外傷の危険性が高い。

d: 最高気道内圧が変動する。

e: 気道内圧は吸気早期に設定吸気圧に達する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第67問

在宅での非侵襲的陽圧換気(NPPV)について正しいのはどれか。

a: 気管切開孔に接続して用いる。

b: 喀痰量が多くても用いることができる。

c: 対象疾患として慢性閉塞性肺疾患(COPD)が最も多い。

d: 重度の睡眠時無呼吸症候群では用いられる。

e: 1 万例以上の症例において用いられている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第68問

成人患者でPSVモードにおいて、PS:10cmH20、PEEP : 5cmH20 に設定したとき、アラームの設定として適切なのはどれか。

a: 分時換気量上限 4L/分

b: 分時換気量下限 2L/分

c: 気道内圧上限 40cmH20

d: 呼吸数上限 15回/分

e: 無呼吸時間 120秒

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第19問

人工呼吸器の換気モードについて正しいのはどれか。

1: CPPVは呼気時に気道内圧が大気圧と等しくなる。

2: CPAPは自発呼吸のある患者に用いる。

3: EIPは吸気の終了後すぐに呼気に移行する。

4: IRVでは呼気時間を吸気時間より長く設定する。

5: HFVの呼吸回数は1分間に数回程度である。

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第64問

吸気ガスの流量波形で矩形波が認められるのはどれか。

a: CPAP(Continuous positive airwpressure)

b: PCV(Pressure control ventilation)

c: PSV(Pressure support ventilation)

d: SIMV(Synchronizintermittent mandatory ventilation)

e: VCV(Volume control ventilation)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第24問

人工呼吸について正しいのはどれか。

1: 間欠的陽圧換気(IPPV)は、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪には禁忌である。

2: 呼気終末陽圧(PEEP)は、低酸素血症の是正を期待して行われる。

3: 持続的陽圧換気(CPPV)は、主に心不全を合併している患者に行われる。

4: 間欠的強制換気(IMV)は、無呼吸の患者に対して行われる。

5: 高頻度換気(HFV)は、主に肺水腫の治療法として行われる。

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

国試第11回午前:第41問

人工呼吸の換気モードについて正しい組合せはどれか。

a: PEEP(positive end expiratory pressure)-------- 動脈血酸素分圧(PaO2)上昇

b: EIP(endinspiratory paus-------- 不均等換気是正

c: SIMV(synchronizintermittent mandatory ventilation)-------- 分時換気量増加

d: PSV(pressure support ventilation)-------- 呼気仕事量減少

e: CPAP(continuous positive airwpressure) -------- 機能的残気量減少

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第43問

正しいのはどれか。

a: SIMVは人工呼吸器からの離脱に用いられる。

b: SIMVはIMVよりもファイティングを起こしにくい。

c: MMVでは患者の自発呼吸が低下すると低換気に陥る。

d: IRVでは呼気時間の方が吸気時間より長くなる。

e: プレッシャーサポートは患者自身の呼吸仕事量を軽減させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第39問

自発呼吸があるときに使用してはいけない換気モードはどれか。

1: IRV(吸気対呼気比逆転換気)

2: PAV(圧規定補助換気)

3: CPAP(持続的気道陽圧)

4: PSV(圧支持換気)

5: SIMV(同期式間欠的強制換気)

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第24回午前:第67問

ウィーニングに用いられる換気モードはどれか。(生体機能代行装置学)

a: CPAP(cotinuous positive airwpressure)

b: HFOV(high frequenoscillatory ventilation)

c: PCV(pressure control ventilation)

d: PSV (pressure support ventilation)

e: SIMV(syncchronous intermittent mandatory ventilation)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第40問

吸気呼気比逆転換気(IRV)について正しいのはどれか。

a: 生理的な人工換気である。

b: 肺胞の虚脱を起こす。

c: オートピープ(auto-PEEP)がみられる。

d: 急性呼吸促迫症候群(ARDS)に適応がある。

e: 肺水腫に適応がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第66問

持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。

1: 吸気呼気比は一定になる。

2: 分時換気量は一定になる。

3: 筋弛緩薬投与が必要になる。

4: 気道内圧が一定になる。

5: 高二酸化炭素血症が適応である。

ME2第33回午後:第19問

自発呼吸がある状態では使用しない換気モードはどれか。

1: CMV(調節換気)

2: CPAP(持続的気道陽圧法)

3: IMV(間欠的強制換気)

4: PSV(圧支持換気)

5: SIMV(同期式間欠的強制換気)

国試第35回午後:第66問

COPD患者の在宅NPPVについて正しいのはどれか。 

a: 日中はNPPVで、夜間は酸素吸入療法を用いることが多い。 

b: TPPVに比べて患者への侵襲は大きい。 

c: 換気補助による呼吸筋の負担を軽減できる。 

d: TPPVよりも使用頻度が高くなっている。 

e: 排痰の多い症例でも安全に使用できる。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第47問

人工呼吸について正しいのはどれか。

a: 1回換気量は成人では10~12ml/kgにする。

b: 吸気と呼気との時間の比は1:1にする。

c: 動脈血酸素分圧を増すには換気量を増加させる。

d: 小児には従量式の人工呼吸器が適している。

e: ARDS(成人呼吸窮迫症侯群)にはPEEP(呼気終末陽圧)を付加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第37問

圧規定換気様式の強制換気中に肺のコンプライアンスが低下した。 変化として正しいのはどれか。

1: 1回換気量は低下する。

2: 換気回数は減少する。

3: 吸気時間は延長する。

4: 動脈血酸素分圧は上昇する。

5: 最高気道内圧は低下する。