高気圧酸素治療の適応疾患はどれか。
a: 一酸化炭素中毒症
b: イレウス
c: 空気塞栓
d: 胃潰瘍
e: 高血圧
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図は何の医療ガス配管端末器か。
1: 酸 素
2: 亜酸化窒素
3: 治療用空気
4: 吸 引
5: 二酸化炭素
大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
1: 760×2-40×2-47×2
2: 760×2-40×2-47
3: 760×2-40-47×2
4: 760×2-40-47
5: 760×2-40
医療ガスについて正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
1: 配管設備は高圧ガス保安法で定められている。
2: ボンベの色表示はJISで定められている。
3: 亜酸化窒素の配管の色はねずみ色である。
4: 酸素ボンベの塗色は緑色である。
5: 合成空気の酸素濃度は22%である。
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。
2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。
3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。
4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。
5: 減圧症への有効性は示されていない。
医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。
1: 酸素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
2: 酸素ボンベは表面の1/2以上が黒色である。
3: 二酸化炭素ボンベは表面の1/2以上が緑色である。
4: 二酸化炭素ボンベは40℃以下で保管する。
5: 亜酸化窒素残量は内圧とボンベ容量から推測できる。
医療ガス供給について誤っているのはどれか。
1: 酸素は液化ガスタンクまたはガスボンベから供袷される。
2: 配管端末器における酸素のカラーコードは赤である。
3: 配管端末器における酸素の供袷圧は約4kgf/cm2である。
4: 医療ガス配管システムには圧縮空気供給装置が含まれる。
5: ピン方式は医療ガスの誤用防止に用いられる。
医療ガスと高圧ガス容器(ボンベ)の塗色との組合せで正しいのはどれか。
1: 酸 素 緑
2: 亜酸化窒素 黄
3: 治療用空気 青
4: 窒 素 ねずみ
5: ヘリウム 白
高気圧酸素治療の生体に対する効果で誤っているのはどれか。
a: 酸素毒性の発現
b: 溶存酸素の増加
c: 結合酸素の増加
d: 二酸化炭素の溶解促進
e: 不活性ガスの排出
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
高気圧酸素治療の安全対策として適切なのはどれか。
a: 治療前に大気圧を測定する。
b: 治療前に装置を点検する。
c: 治療前に患者の所持品を点検する。
d: 治療開始から終了まで患者監視を継続する。
e: 毎分1.22kgf / cm2の速度で減圧する。
二酸化炭素について正しいのはどれか。
a: 主として腎臓で排泄される。
b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は換気量の指標である。
c: 血液中では炭酸水素イオン(重炭酸イオン)になるものが多い。
d: ヘモグロビンと結合する。
e: 炭酸は強酸である。
高気圧酸素治療の生体に対する作用で誤っているのはどれか。
1: 酸素毒性の発現
2: 溶解型酸素の増加
3: 結合型酸素の増加
4: 一酸化炭素の排出促進
5: 不活性ガスの排出促進
a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。
b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。
c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。
d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。
e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。
1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。
2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。
3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。
4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。
5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。
高気圧酸素治療の適応について正しいのはどれか。
a: 一酸化炭素中毒
b: 出血性十二指腸潰瘍
c: 本態性高血圧症
d: 糖尿病
e: 空気塞栓症
医療ガスと高圧ガス容器保安規則で定められている塗色区分との組合せで誤っているのはどれか。
1: 酸素黒色
2: 空気ねずみ色
3: 二酸化炭素緑色
4: 亜酸化窒素青色
5: ヘリウムねずみ色
5: 窒 素
高気圧酸素治療で2気圧に加圧した場合の装置内の分圧について、正しいのはどれか。
a: 空気加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は520mmHg
b: 酸素加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は1,520mmHg
c: 空気加圧の第2種治療装置では、酸素分圧は319mmHg
d: 酸素加圧の第1種治療装置では、窒素分圧は0mmHg
e: 空気加圧の第2種治療装置では、窒素分圧は912mmHg
大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。
1: 動脈血酸素分圧は変わらない。
2: 溶解型酸素量は変わらない。
3: 結合型酸素量は3倍に増加する。
4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。
5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。
3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。
1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。
2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。
3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。
4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。
5: 結合型酸素量は約60vol%になる。
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