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第14回国試午前54問の類似問題

国試第29回午前:第55問

差動増幅器の入力端子に振幅1 mV の逆相信号と振幅2 V の同相信号が入力された。出力では逆相信号が2 V に増幅され、同相信号が100 mV に減衰した。この差動増幅器の同相除去比(CMRR)[dB]はどれか。ただし、log 10 2 を0.3 とする。

1:66
2:72
3:86
4:92
5:96

国試第30回午後:第27問

同相入力雑音電圧が 100mVの環境下で 1mVの心電図を入力したとき、同相雑音出力は1mV、心電図信号出力は100mVになった。同相除去比(CMRR) [dB] はどれか。

1:20
2:40
3:60
4:80
5:100

ME2第32回午後:第24問

脳波計の時定数を0.3sから0.1sに切り替えたときの現象として正しいのはどれか。

1:α波の振幅が増加する。
2:δ波に比べθ波の振幅減少が大きくなる。
3:混入していた心電図のR波の振幅が増加する。
4:ハム雑音の振幅が増加する。
5:基線が動揺したときの戻りが速くなる。

国試第15回午前:第56問

心電図計測について正しいのはどれか。

1:電極インピーダンスの主要成分はインダクタンスである。
2:校正曲線の高さは標準で50mmである。
3:サーマルヘッド式はガルバノメータ式より周波数特性が優れている。
4:除細動器の影響は時定数回路で除去できる。
5:電気メスとの併用には有線式のモニタより無線式のモニタが有利である。

国試第12回午前:第55問

心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。

1:JIS規格で規定されている。
2:標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。
3:10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。
4:総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。
5:75Hzでは基準の50%以下の振幅である。

国試第33回午後:第28問

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a:脳磁場検出にはホール素子を用いる。
b:計測には静電シールドルームが必要である。
c:センサの冷却には液体へリウムが必要である。
d:脳磁図の空間分解能は脳波より高い。
e:頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第26問

筋電図測定について誤っているのはどれか。

1:神経筋単位(NMU)の観察には針電極を用いる。
2:運動生理学の検査には皿電極を用いる。
3:知覚神経伝導速度の記録には加算平均装置を用いる。
4:低域遮断周波数の時定数として0.03sが使用される。
5:NMU観察時の高域遮断周波数は1kHzに設定する。

国試第19回午後:第17問

CMRR(同相除去比)60dBの差動増幅器に1Vの同相信号を入力したとき、出力が0.1Vであった。この増幅器に逆相信号1mVを入力したとき、出力はどれか。(電子工学)

1:1mV
2:10mV
3:100mV
4:1V
5:10V

ME2第38回午後:第33問

心電計を点検した。正常でないのはどれか。

1:入力インピーダンス(電極間):10MΩ
2:周波数特性:0.05~150Hz(-3dB)
3:標準紙送り速さ:25mm/s
4:最小検知電圧:50μVpp(50μVp-v)
5:入力換算雑音:30μVpp(30μVp-v)

国試第9回午前:第87問

図は漏れ電流測定用回路を示す。正しいのはどれか。

9AM87-0
a:点線内の回路は人体の電撃に対する反応の周波数特性を模擬している。
b:点線内の回路の低域遮断周波数は約15Hzである。
c:精度10%以内の電圧計を使用する。
d:測定値は電圧計の読みをR2で除した値をとる。
e:電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第52問

最も高い周波数成分まで計測する必要があるのはどれか。

1:脳波
2:眼振図
3:筋電図
4:脈波
5:心電図

国試第7回午後:第82問

図は漏れ電流測定用回路を示す。正しいのはどれか。

7PM82-0
a:点線内の回路は人体の電撃に対する反応の周波数特性を模擬したものである。
b:点線内の回路の低域遮断周波数は約15Hzである。
c:精度10%以内の電圧計を使用する。
d:測定値は電圧計の読みをR2で除した値をとる。
e:電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午前:第43問

心電計の入力に、心電図信号に比べて1000倍の電圧振幅を持つ同相のハムノイズが混入した。機器の同相弁別比が60dBである場合、ノイズの出力は心電図出力に比べて何倍になるか。

1:1/10
2:1/5
3:1/2
4:1
5:2

国試第26回午後:第55問

差動増幅器の2つの入力端子間に振幅100 mVの同相信号と振幅5mVの逆相信号を同時に入力した。このとき出力では同相信号が5mVに減衰し、逆相信号は1Vに増幅された。この差動増幅器のCMRR[dB]はどれか。ただし、log102 を0.3 とする。

1:20
2:46
3:52
4:66
5:72

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a:目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。
b:差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。
c:商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。
d:脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。
e:周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第22問

脳波記録について誤っているのはどれか。

1:検査前に電極と人体との接触抵抗を測定する。
2:単極導出では耳垂を基準電極とする。
3:双極導出では頭皮上の2点間の電位差を導出する。
4:ニュートラル電極は後頭部に装着する。
5:各種誘導の組み合わせをモンタージュという。

国試第2回午後:第76問

B形装着部を有する心電計の正常状態における接地洩れ電流を、高感度交流電圧計と人体の電気的等価インピーダンスを模擬した回路により測定した。 洩れ電流が許容範囲内であるときの電圧計の読みは何mV以下か。

1:10mV
2:50mV
3:100mV
4:500mV
5:1000mV

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a:差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。
b:演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。
c:演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。
d:生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。
e:演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第53問

同相入力雑音電圧が1Vの環境下で1mVの心電図を記録した。信号出力は100mV、同相雑音出力は10mVであった。同相除去比(CMRR)はどれか。

1:100dB
2:80dB
3:60dB
4:40dB
5:20dB

国試第8回午前:第56問

生体用増幅器の特性として重要でないのはどれか。

1:入カインピーダンス
2:低域遮断周波数
3:共振周波数
4:同相弁別比
5:入力換算雑音