除細動について正しいのはどれか。
a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。
b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。
c: 除細動器は心房細動にも用いられる。
d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。
e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。
b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。
c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。
d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。
e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 刺激閾値は経年的に低くなる。
b: 植込み式の多くはリチウム電池を内蔵している。
c: 刺激電極は白金系の合金電極をつけたカテーテル電極が一般的である。
d: 出力はパルス振幅0.5Vでパルス幅約10msである。
e: ICHDコードの第1文字は検出部位を表す。
体内式心臓ペースメーカで正しいのはどれか。
1: 単極刺激方式の本体は負極である。
2: 単極刺激方式の刺激電極は左心室に留置する。
3: 双極刺激方式の関電極と不関電極との間隔は約1mmである。
4: DDDでは刺激電極を心室と心房とに留置する。
5: VVIではファイティングが起こる。
a: ぺースメーカのICHDコードはパルスレートと出力を示す。
b: 植込み式ディマンド型ペースメーカとは体外からパルス幅を変えるものを指す。
c: 植込み式ディマンド型ぺースメーカの本質的役割は頻脈の治療である。
d: 植込み式ペースメーカにはリチウム電池が多く使用される。
e: 植込み式ぺースメーカは長期間の使用に適する。
植込み式心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1: ICHD (Inter-society Commission on Heart Disease)コードの第1文字目は刺激部位を示す。
2: AAIはデマンド型動作をするペースメーカである。
3: 電極間抵抗は500Ωで設計してある。
4: 出力エネルギーは一刺激当たり200mJである。
5: 火葬の場合は患者から取り出す。
植込み式ディマンド型ペースメーカの本質的な機能でないのはどれか。
a: 心室抑制型である。
b: 心室同期型である。
c: 体外からパルスレートが変えられる。
d: 頻脈が生じたとき刺激する。
e: 自発心拍が一定期間現れないとき刺激する。
心臓ぺースメーカについて誤っているのはどれか。
a: ICHD表示コードの第1文字は心電図波形の検出部位を示す。
b: 出力の測定には500Ωの負荷抵抗を用いる。
c: 一発の刺激エネルギーは100μJ程度である。
d: デマンド型は自発収縮とのファイティングを防止する。
e: 心室刺激電極は左心室心尖部に置く。
植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 刺激電極面積を大きくすると刺激閾値は小さくなる。
2: 出力パルス幅は0.5s程度である。
3: シングルチャンバペースメーカはAVディレイを設定する必要がある。
4: リード被膜が破損するとリード抵抗が小さくなる。
5: 双極リードはペースメーカ本体を不関電極とする。
a: ジェネレータ(本体)は心嚢内に留置する。
b: 心内膜電極は左室に留置する。
c: ICHD(NBG)コードの3文字目のIは抑制を意味する。
d: 電極留置直後は刺激閾値が上昇する。
e: 500ms前後の刺激パルスが効率的である。
ペースメーカアナライザ(負荷抵抗:500Ω)を用いて、定電流型体外式ペースメーカを出力電流4mA、ペーシングレート60ppm、デマンド感度最高に設定して定期点検を行った。異常なのはどれか。
1: 出力電圧のピーク値が2.0Vであった。
2: 出力パルス幅が10msであった。
3: 出力パルス間隔が1000msであった。
4: デマンド感度が1mVであった。
5: 心室不応期が250msであった。
心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1: DDDモードの電極リードは2本である。
2: 双極リードは中枢側がマイナス電極である。
3: 電極先端部はらせん状のものがある。
4: 植込み型は大胸筋と皮下組織の間に植え込まれる。
5: 植込み型の筐体はチタン製である。
心電計について正しいのはどれか。
a: 臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。
b: 差動増幅器が使われている。
c: 標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。
d: ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。
e: His束心電計はBF型である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1: 刺激パルスは正弦波交流である。
2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。
3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。
4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。
5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。
1: 体外式ペースメーカの本体は体外におかれる。
2: 固定レート型ペースメーカは刺激頻度が一定である。
3: デマンド型ペースメーカは自発収縮があるときにぺーシングする。
4: プログラマブルペースメーカは植え込み後に刺激頻度や振幅を変更できる。
5: 植込み式多機能ペースメーカの機能はICDHコードで表示される。
b: 植込み式はリチウム電池を用いる。
c: 刺激電極は白金系の合金電極を用いる。
d: 出力パルス幅は約10msである。
e: NBG(ICHD)コードの第1文字は検出部位を表す。
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力の片側は接地されている。
2: 放電回路にインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約50msである。
4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5: 心房細動には使用できない。
心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
1: 体外式は体外から刺激回数、出力、感度を調整する。
2: 体外式は一時的な心拍数低下症例に使用される。
3: 体外式の操作パネルは調整後にカバーをする。
4: 植込み型は皮下組織に埋没させて留置する。
5: 刺激電極は左心房内に留置する。
除細動器について正しいのはどれか。
1: 心室拍動の治療はR波同期で除細動を行う。
2: 一般的に交流通電を用いている。
3: 直接心臓に通電する場合は体外通電時の半分程度に出力を下げる。
4: 2つの出力端子はいずれも接地から浮いている。
5: 植込み型除細動器(ICD)では100~300Jのエネルギーで通電する。
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