第10回国試午前90問の類似問題

ME2第28回午後:第38問

第2種高気圧酸素療法装置について誤っているのはどれか。

1: 医療従事者の衣服には静電気が発生しないものを使用する。

2: タンク内で点滴が可能である。

3: 減圧が速すぎると血管内に気泡が生じる危険がある。

4: あらかじめ患者に耳抜きの訓練をさせる。

5: タンク内では電気による保温器具を用いる。

ME2第29回午後:第47問

麻酔器の保守点検をした。異常なのはどれか。

1: 酸素濃度計のセンサを空気にさらし、酸素濃度が21%であった。

2: 酸素ガスの供給を止めると、亜酸化窒素ガスが遮断された。

3: 補助酸素ボンベの内圧が10MPaであった。

4: 炭酸ガス吸収剤が紫色であった。

5: 酸素フラッシュ流量が40l/分で、あった。

ME2第36回午後:第46問

麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。

1: 酸素の流量が5L/minであった。

2: 酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。

3: 酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。

4: 二酸化炭素吸収剤が紫色であった。

5: 呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。

ME2第32回午後:第56問

高圧ガスボンベについて誤っているのはどれか。

1: 二酸化炭素ボンベは横にして使用する。

2: 亜酸化窒素の残量は重量でわかる。

3: 立てた状態で貯蔵する。

4: 完全に充填された酸素ボンベの内圧は約15MPaである。

5: ヨーク形ではピンインデックスで誤接続が防止される。

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第11回午前:第88問

医療ガスの安全供給を維持するのに使用しないのはどれか。

1: マニフォールドシステム

2: 遠隔警報表示盤

3: ピンインデックスシステム

4: 酸素濃度系

5: EPRシステム

国試第8回午前:第87問

医療ガスについて正しいのはどれか。

a: 酸素は可燃性気体である。

b: 麻酔用ガスには引火性のものが多い。

c: 笑気ガスには支燃性がある。

d: エチレンオキサイドガス(EOG)は燃焼爆発性を有している。

e: ハロタンは麻酔で使用される通常の濃度でも可燃性を有する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第32問

麻酔器の始業点検について誤っているのはどれか。

1: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

2: 亜酸化窒素の供給を止めると酸素の供給が止まることを確認した。

3: APL弁を閉じて呼吸回路のリークテストをした。

4: 気化器のダイアルがオフの状態で酸素を流し、臭いがないことを確認した。

5: 麻酔ガス排除装置の吸引流量を確認した。

国試第23回午後:第42問

高圧ガス容器の接続口でガス別特定として、おねじを用いなければならないのはどれか。

a: 酸 素

b: 窒 素

c: 治療用空気

d: 二酸化炭素

e: 亜酸化窒素

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 入室者の着衣には合成繊維製品を避ける。

2: 第1種装置は患者を一人だけ収容する装置である。

3: 第1種装置において認められる生体情報は心電図と脳波である。

4: 第2種装置は酸素で加圧する。

5: 第2種装置は複数の患者と医療職員を収容できる。

国試第29回午後:第67問

V 3.4と刻印されている酸素ボンベ内圧が10MPaある。流量6 L/分で酸素投与されている患者を搬送する場合、およその搬送可能時間[分]はどれか。

1: 10

2: 50

3: 100

4: 150

5: 200

国試第30回午前:第65問

高気圧酸素治療で2気圧に加圧した場合の装置内の分圧について、正しいのはどれか。

a: 空気加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は520mmHg

b: 酸素加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は1,520mmHg

c: 空気加圧の第2種治療装置では、酸素分圧は319mmHg

d: 酸素加圧の第1種治療装置では、窒素分圧は0mmHg

e: 空気加圧の第2種治療装置では、窒素分圧は912mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第44問

静止状態で測定した酸素配管端末器の供給圧[kPa]で正常範囲にあるのはどれか。

1: 100

2: 150

3: 300

4: 420

5: 560

国試第16回午後:第68問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 加圧は毎分0.16~0.24MPa(約1.6~2.4kgf/cm2の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくすために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

ME2第38回午後:第36問

酸素濃縮器について正しいのはどれか。

1: 吸着型は最高で濃度50%の酸素ガスを供給できる。

2: 膜型は加湿器が必要である。

3: 慢性呼吸器疾患に用いられる。

4: 呼吸同調器は酸素を絶え間なく流すために用いる。

5: 配管端末器との接続が必要である。

国試第8回午後:第48問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第18回午後:第44問

血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。

b: 健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。

c: 二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。

d: 安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。

e: pHは水素イオン濃度に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第86問

安全管理技術について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 液化酸素ボンベが倒れると危険なのであらかじめ倒しで使用する。

2: 使用中点検として漏れ電流を測定する。

3: 始業点検は外観点検や作動点検より機能点検が主になる。

4: 定期点検における点検周期は機器の使用頻度で異なる。

5: 医療ガス配管端末器の始業点検ではガス流量を測定する。

国試第35回午後:第67問

高気圧酸素治療装置で正しいのはどれか。 

a: 第1種治療装置は単室構造に限定される。 

b: 第1種治療装置は酸素加圧式に限定される。 

c: 定期点検は2年に1回が義務づけられている。 

d: 定期点検では安全弁の分解点検を要する。 

e: 日常点検での使用前点検では通話装置の動作を確認する。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第43問

医療ガスの性質で正しい組合せはどれか。ガスの種類 --    比重(対空気)---- 支燃性

1: 空 気 -------- 1.00 -------- なし

2: 酸 素 -------- 0.82 -------- あり

3: 窒 素 -------- 1.-------- なし

4: 二酸化炭素 --- 0.97 -------- あり

5: 亜酸化窒素 --- 1.-------- あり