第7回国試午後82問の類似問題

ME2第38回午後:第31問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 単極誘導では耳垂を基準としている。

2: 10Hzの低域遮断フィルタを使用する。

3: ディジタル式ではリモンタージュ機能がある。

4: 記録する場合は紙送り速さ30mm/sで行う。

5: 脳死判定では電極接触抵抗は2kΩ以下が望ましい。

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a: 人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。

b: 人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。

c: 商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。

d: 電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。

e: His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第35問

電気メスで正しいのはどれか。

1: 300~500kHz帯の電流を用いる。

2: 切開モードでは断続波を用いる。

3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。

4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。

5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。

国試第18回午前:第83問

周波数10kHzで漏れ電流が10mAだった場合、JIS T 0601-1に規定されている漏れ電流測定回路の測定される電圧値どれか。(医用機器安全管理学)

18AM83-0

1: 0.01V

2: 0.1V

3: 1V

4: 10V

5: 100V

ME2第38回午後:第33問

心電計を点検した。正常でないのはどれか。

1: 入力インピーダンス(電極間):10MΩ

2: 周波数特性:0.05~150Hz(-3dB)

3: 標準紙送り速さ:25mm/s

4: 最小検知電圧:50μVpp(50μVp-v)

5: 入力換算雑音:30μVpp(30μVp-v)

国試第3回午後:第87問

図に示す漏れ電流測定器における抵抗R1とコンデンサC1との並列回路において、正しい組み合わせはどれか。

4PM81-0

1: 10kΩ 1.5μF

2: 1kΩ 1.5μF

3: 1kΩ 0.15μF

4: 0.1kΩ 0.15μF

5: 10kΩ 0.015μF

ME2第35回午後:第51問

電撃に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1: 心臓に直接電流が流れることによる電撃をマクロショックという。

2: 体表面に0.1mAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。

3: 1kHz以上では周波数が高くなるにつれ感知電流の閾値は低くなる。

4: 離脱限界電流が流れると筋肉が不随意的に収縮する。

5: 直流電流では表皮効果による電撃が生じる危険がある。

国試第23回午後:第39問

医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第77問

電撃について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 人体の反応は電流の流出入部位によって異なる。

b: His束心電図検査は、心室細動が発生しないように注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

d: 体表から受ける電撃によって起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合数μAの商用交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第55問

漏れ電流測定用器具(MD)を用いて心電計の漏れ電流を測定した。電圧計の代わりにオシロスコープを用いると、オシロスコープ上の正弦波電圧波形のpeak to peak値が17mVであった。漏れ電流はおよそ何μAか。

1: 1.7

2: 6

3: 12

4: 17

5: 32

ME2第28回午前:第25問

内部抵抗100kΩの直流電圧計の測定範囲を10倍にしたい。正しいのはどれか。

1: 1MΩの抵抗を電圧計に並列接続する。

2: 990kΩの抵抗を電圧計に直列接続する。

3: 1.1MΩの抵抗を電圧計に並列接続する。

4: 900kΩの抵抗を電圧計に直列接続する。

5: 100kΩの抵抗を電圧計に並列接続する。

国試第24回午前:第39問

電撃に対する人体反応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 最小感知電流値に1kHz以上では周波数に比例して上昇する。

2: マクロショックの心室細動誘発電流値の1/1000でミクロショックは生じる。

3: ミクロショック電流値は体重が軽いほど大きくなる。

4: 離脱限界電流値は10~20mAである。

5: 女性のマクロショック電流値は男性よりも小さい。

国試第20回午前:第55問

脳波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 脳波計の入カインピーダンスは10kΩ程度である。

2: 標準感度は50μV/5mmである。

3: 商用交流からの静電誘導は雑音の原因となる。

4: 移動平均法は筋電図の除去に利用される。

5: 導出電極は円板状皿電極が用いられる。

国試第21回午前:第55問

脳波計について正しいのはどれか。

1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。

2: 標準感度は1mV/5mmである。

3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。

4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。

国試第31回午後:第37問

電流に対する人体の反応について正しいのはどれか。

a: 直接心臓に電流が流れ込んで起こる電撃をマクロショックという。

b: 直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしにくい。

c: 直接心臓に10μAの商用交流電流が流れると心室細動が誘発される。

d: 体表面に0.1Aの商用交流電流が流れると心室細動か誘発される。

e: 最小感知電流閾値は1kHzを境に周波数に比例して上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。

2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。

3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。

4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。

5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第27問

筋電計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: 周波数帯減は5Hz~10kHzである。

2: 運動単位の測定には針電極を使う。

3: 同相除去比は100dB程度である。

4: 時定数は0.03秒である。

5: 入力インピーダンスは100kΩ程度である。

国試第12回午前:第55問

心電計の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: JIS規格で規定されている。

2: 標準感度では1mV(P-P)入力に対して記録計が10mm振れる。

3: 10Hzで50μV(P-P)入力を判読できる。

4: 総合周波数特性は10Hzにおける10mm振幅を基準(100%)としている。

5: 75Hzでは基準の50%以下の振幅である。

国試第24回午前:第28問

ディジタル脳波計として適切でないのはどれか。(生体計測装置学)

1: モンタージュ処理は電極接続器で行う。

2: 各チャネルの入力インピーダンスは5MΩ以上である。

3: 必要な周波数帯域は0.5~100Hzである。

4: 標準感度は50μV/5mmである。

5: 時定数は0.3秒である。