滅菌、消毒について正しいのはどれか。
a: 全ての有害物質を消失させることを消毒という。
b: 嫌気性菌は窒素存在下では死滅する。
c: 全ての微生物を死滅させることを滅菌という。
d: オートクレーブは高圧蒸気滅菌装置である。
e: 乾熱滅菌法は、高圧下に空気を120°C以上に加熱して行う滅菌法である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
120℃以上に加熱して微生物を死滅させるのはどれか。
1: 高圧蒸気滅菌
2: 放射線滅菌
3: 電子線滅菌
4: EOG滅菌
5: 紫外線殺菌
滅菌について正しいのはどれか。
a: エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌ではエアレーションが必要である。
b: 高圧蒸気滅菌では一度真空状態にする。
c: ガンマ線滅菌は植え込み材料に使用できない。
d: 紫外線滅菌では100nmの波長を用いる。
e: 煮沸滅菌は2気圧に加圧する。
誤っているのはどれか。
a: 湿熱滅菌の高圧蒸気温は約130°Cである。
b: 乾熱滅菌の高熱空気温は160~180°Cである。
c: ガス滅菌時の温度は40~55°Cである。
d: 放射線照射滅菌では加熱を併用する。
e: 紫外線照射滅菌では一方向より照射する。
滅菌・消毒法について正しいのはどれか。
1: 煮沸消毒法では100°Cに水を加熱し、沸騰後10分以上消毒する。
2: 蒸気滅菌法では飽和水蒸気下、121°Cで20分以上なら十分である。
3: 乾熱滅菌法では160°Cで60分が必要である。
4: 殺菌灯の殺菌効果は被照射体との距離の4乗に反比例する。
5: 紫外線照射殺菌法に用いる光の波長は約400nmである。
高圧蒸気滅菌について正しいのはどれか。
a: 蛋白質の熱変性が作用原理である。
b: 滅菌操作直後に滅菌物を使用できる。
c: リネン類に使用する。
d: 同一温度では乾熱滅菌より殺菌カは弱い。
e: 芽胞に対して無効である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: グルタールアルデヒドはB型肝炎ウイルスに無効である。
b: 乾熱滅菌は180°Cで作用時間は60分を必要とする。
c: エタノールは注射部位の消毒に用いられる。
d: 蒸気滅菌は115°Cで作用時間30分を必要とする。
e: エチレンオキサイドガス(EOG)は器具滅菌に用いられる。
滅菌・消毒について正しいのはどれか。
a: 高圧蒸気滅菌は内視鏡の消毒に適している。
b: 電気機器にはガス滅菌を行う。
c: ガス滅菌後は十分なエアレーションが必要である。
d: クレゾール石けん液は結核菌に有効である。
e: グルタールアルデヒドはヒト免疫不全ウイルス(HIV)には無効である。
消毒・滅菌について正しいのはどれか。(滅菌・消毒学)
a: 内視鏡には高圧蒸気滅菌が適している。
b: 酸化エチレンガス滅菌は約60分で完了する。
c: 紫外線は手術用手洗い水の殺菌に用いられる。
d: 放射線滅菌にはガンマ線を用いる。
e: 消毒用エタノールは細菌芽胞に有効である。
正しい組合せはどれか。
a: 高圧蒸気滅菌 ―――――――――-- 常温で加湿
b: 乾熱滅菌 ―――――――――------ 大気圧下で加熱
c: エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌 ――----- 不活性ガスを混入
d: 電子線滅菌 ――――――---------- ガンマ線を併用照射
e: ホルムアルデヒドガス滅菌 ――------- アンモニアガスを混入
γ線滅菌について正しいのはどれか。
1: 材料を加熱して微生物を死滅させる。
2: コバルト60が出す放射線を利用する。
3: 滅菌後にエアレーションを必要とする。
4: 大規模な設備は必要ない。
5: 処理時間は数分程度である。
滅菌法で正しいのはどれか。
a: 高圧蒸気滅菌はプラスチック製品の滅菌に適している。
b: ガス滅菌で用いる酸化エチレンガスは人体に無害である。
c: 放射線滅菌は行われない。
d: ガスプラズマ滅菌では過酸化水素が用いられる。
e: 濾過滅菌は注射用水の製造に用いられる。
正しいのはどれか。
a: 高圧蒸気滅菌法は耐熱性のない材料に適している。
b: ガンマ線は包装後の滅菌に適している。
c: エチレンオキサイドガス(EOG)は硬性鏡の滅菌に適している。
d: グルタールアルデヒドは手術室の滅菌に適している。
e: エチルアルコールは細菌芽胞の滅菌に適している。
消毒・滅菌について正しいのはどれか。
a: 消毒薬中で微生物は繁殖しない。
b: エタノールは粘膜の消毒に有用である。
c: オートクレーブは高圧蒸気で滅菌する。
d: エチレンオキサイドガスは残留毒性が強い。
e: クロルヘキシジンは結核菌に有効である。
正しいのはどれか。(滅菌消毒学)
a: 呼吸回路の滅菌にオートクレープを用いる。
b: エチレンオキサイドガス滅菌は短時間で完了する。
c: 手術用手洗い水の消毒に紫外線を用いる。
d: 放射線滅菌ではガンマ線を用いる。
消毒・滅菌について誤っているのはどれか。
1: エタノールは濃度80%のほうが95%より消毒効果が優れている。
2: 乾熱滅菌は蒸気滅菌より高温で行われる。
3: 過酸化水素ガスプラズマ滅菌後はエアレーションが必要である。
4: 消毒とは病原性微生物を死滅させ、感染を防ぐことをいう。
5: 滅菌作用は微生物のタンパク質凝固や酵素系の不活性化による。
エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌について誤っているのはどれか。
1: 高熱に耐えられない器具に用いられる。
2: 傲生物たんぱくのアルキル化を阻止する。
3: 高圧蒸気滅菌よりも長時間を要する。
4: EOGの人体への毒性は弱い。
5: 滅菌後はエアレーションを行う。
2: 微生物蛋白のアルキル化を阻止する。
3: 高圧蒸気滅菌より長時間を要する。
高圧蒸気滅菌でチャンバ(釜)内を真空にする目的はどれか。
1: チャンバ内温度を上昇させる。
2: チャンバの気密性を確認する。
3: 嫌気性菌を死滅させる。
4: 蒸気の浸透を良くする。
5: 沸点を下げる。
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