信号源の電圧Vbを図の増幅回路(増幅度K)で計測するとき、出力VO ≒ KVbとなる条件はどれか。ただし、増幅回路の入力インピーダンスをZin、信号源の内部インピーダンスをZb、リード線のインピーダンスをZeとする。
1: Zin = Zb
2: Zin ≫ (Zb + Ze)
3: Zin ≪ (Zb + Ze)
4: Zin = Ze
5: Zin = 0
負帰還増幅器がよく用いられる理由として正しいのはどれか。
1: 消費電力が小さい。
2: 電磁的雑音が小さい。
3: 発振しやすい。
4: 周波数特性が優れている。
5: 増幅度(利得)が大きい。
演算増幅器を用いて、電源が±15Vで動作する差動増幅器を構成した。2つの入力端子に2mVを入力すると2Vの出力を得た。また2つの入力端子を接続してその端子と接地との間に1Vを入力すると出力は10mVであった。 この差動増幅器の同相弁別比[dB]はどれか。 ただし、演算増幅器は理想演算増幅器とする。
1: 60
2: 80
3: 100
4: 120
5: 140
正しいのはどれか。
a: バイポーラトランジスタを用いて信号の増幅が行える。
b: FETを用いて論理回路は構成できない。
c: 演算増幅器は論理演算回路を集積して作られている。
d: 論理回路と抵抗、コンデンサを用いて能動フィルタを構成する。
e: C-MOS論理回路の特徴の一つは消費電力が小さいことである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
光エレクトロニクスについて正しいのはどれか。
1: フォトトランジスタを用いて電気信号を光信号に変えることができる。
2: 光ファイバを用いて位相のそろった光を発生できる。
3: 太陽電池は光エネルギーを貯える素子である。
4: 光電子増倍管は電子流を増幅して光を発生する。
5: フォトダイオードを用いて光信号を電気信号に変えることができる。
増幅器に1mVの生体信号を入力したとき、出力信号は2Vであった。この増幅器の電圧利得はどれか。ただし、log102を0.3とする。
1: 30dB
2: 33dB
3: 60 dB
4: 66 dB
5: 2000 dB
演算増幅器について誤っているのはどれか。
1: 入力インピーダンスは極めて小さい。
2: 出力インピーダンスは極めて小さい。
3: 差動増幅が可能である。
4: 利得は極めて高い。
5: 反転入力と非反転入力を持つ。
図の回路について正しいのはどれか。ただし、A は理想演算増幅器とする。
a: 遮断周波数は5Hzである。
b: 通過域の増幅度は20dBである。
c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。
d: 入カインピーダンスは10kΩである。
e: 直流は通過域に含まれる。
電圧利得がそれぞれ10dB、20dB、30dBである増幅器を3台直列に接続した。最終段の増幅器の出力電圧が1Vのとき、初段の増幅器の人力電圧は何mVか。
1: 0.16
2: 1
3: 3
4: 6
5: 16
雑音対策で正しいのはどれか。
a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。
b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。
c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。
d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。
e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。
図に示す演算増幅器を用いた回路の近似的な電圧の増幅度(利得)として正しいのはどれか。
1: -0.1
2: -1
3: -10
4: -20
5: ?100
10Vの同相信号を差動増幅器に入力して10mVの出力を得た。CMRRは何dBか。ただし、この増幅器に1mVの信号を入力すると1Vの出力が得られるものとする。
1: 40
2: 60
3: 80
4: 100
5: 120
図の回路について正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。
a: 時定数は10msである。
b: 通過域の増幅度は20 である。
d: 入カインピーダンスは周波数に反比例する。
e: 遮断周波数より十分に高い帯域で積分特性を有する。
1: 周波数特性が優れている。
4: 消費電力が小さくできる。
図の回路で正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器である。
a: 増幅度は-R2/R1である。
b: 入力抵抗はR1である。
c: 抵抗R1と抵拭R2に流れる電流は等しい。
d: 抵抗R1に加わる電圧は入力電圧v1に等しい。
e: 出力抵抗はゼロである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 2進法の0101は10進法の9を表す。
b: 入力がX=0、Y=0のOR回路の出力は1である。
c: 入力がX=1、Y=0のNAND回路の出力は1である。
d: 100倍の電圧増幅度をデシベル単位で表すと40dBである。
e: 1000倍の電力増幅度をデシベル単位で表すと100dBである。
図の回路について正しいのはどれか。ただし、ダイオード゙は理想的とし、入力電圧圧Viは周波数50Hz振幅1Vの正弦波とする。
1: ダイオードにかかる電圧の最大値は約2Vである。
2: ダイオードに流れる電流は正弦波である。
3: コンデンサにかかる電圧の最大値は約1.4Vである。
4: コンデンサにかかる電圧は正弦波である。
5: 抵抗を1kΩに変えるとコンデンサにかかる電圧のリップル(変動量)は減少する。
図の回路について、正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。
a: 時定数は20 msである。
b: 通過域での増幅度は20 である。
c: 直流成分はカットされる。
d: コンデンサC1と抵抗R2に流れる電流は等しい。
e: 入力インピーダンスは抵抗R1とR2で決まる。
図の回路は、披変調波が入力されると信号波を出力する復調回路として働く。この回路を利用する変調方式はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
1: 振幅変調(AM)
2: 周波数変調(FM)
3: 位相変調(PM)
4: パルス符号変調(PCM)
5: パルス位置変調(PPM)
図は照度計などに用いられるフォトダイオードを用いた光計測回路であり、入射光強度に比例した電圧が出力される。この回路がもつ機能はどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とし、フォトダイオードは入射光に応じた電流を出力するものとする。
1: 電圧電流変換
2: 電圧増幅
3: 電流電圧変換
4: 乗 算
5: 加減算
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