第6回国試午後80問の類似問題

国試第23回午後:第39問

医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第89問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: ME機器故障時に漏れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術室では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第77問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主目的はミクロショックを防止することにある。

b: 絶縁トランスを設備側に持つため、ME機器故障時に洩れ電流を低く抑えることができる。

c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。

d: 心臓手術では必要性が高い。

e: 保護接地の設備は不要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第83問

病院の電気設備について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。

2: 非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。

3: 非接地配線方式では機器故障時に漏れ電流が高くなるという欠点がある。

4: 医用接地方式では接地抵抗100Ω以下の医用接地極を設ける。

5: 等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1: 絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。

2: 2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。

3: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。

4: 絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。

5: 電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。

国試第10回午前:第81問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主たる目的はマクロショックの防止である。

b: 設備側に絶縁変圧器を設ける。

c: 非接地式電路の二次側には絶縁監視装置を設備しなければならない。

d: ME機器を用いる全ての医用室に設備しなければならない。

e: 停電を防止できるので非常電源の代わりになる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第43問

クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うとき、図のクランプ部分に挟むのはどれか。

32AM43-0

1: 保護接地線

2: 機能接地線

3: 2本の電源導線

4: 2本の電源導線と保護接地線

5: 2本の電源導線のいずれか1本

国試第15回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 等電位接地はミクロショック防止のための設備である。

b: 医用接地センターには10Ω以下の接地抵抗を持つ接地極を設ける。

c: 生命維持管理装置用の非常電源として一般非常電源を用いる。

d: 非接地配線方式はミクロショック防止に役立つ。

e: 集中治療室には必要に応じて瞬時特別非常電源を設ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第78問

JIS T-1022「病院電気設備の安全基準」について正しいのはどれか。

a: 等電位接地設備はマクロショック事故防止のために設ける。

b: 医用接地としての病院建設の鉄骨を利用する。

c: 医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。

d: 非常電源はその電源供給継続時間だけで三種に分けられている。

e: 非接地配線方式では保護接地の設備は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第53問

ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。

1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。

2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。

3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。

4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。

5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。

国試第10回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 非接地配線方式では機器の故障時でも機器からの漏れ電流を低く抑えられる。

b: 等電位接地を施した設備は医用接地センターに100Ωの電線でつなぐ。

c: 一般非常電源の連続運転時間は特別非常電源のそれより長い。

d: 医用接地方式の接地極の接地抵抗は1Ω以下にする。

e: 瞬時特別非常電源は蓄電池設備と自家用発電設備とからなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第39問

JIST1022の規定で一般の人工透析室に設けなければならない電気設備はどれか。 

a: 保護接地 

b: 等電位接地 

c: 非接地配線方式 

d: 無停電非常電源 

e: 一般非常電源 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第76問

医用機器使用上の安全問題について誤っているのはどれか。

a: 電気的安全についてだけを考慮すればよい。

b: 電気による事故として電撃以外に過大エネルギーによる熱傷なども生じる。

c: 生命維持管理装置の使用に当たっては非常電源設備とその稼動体制が必要である。

d: 機器の信頼性低下などによる間接的な事故要因にも注意する。

e: 機器を多数使用する場合でも個々の機器の安全性や信頼性に注意すれば全体としての安全を保つことができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第82問

電気的安全について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: アンギオグラフィで最も注意しなければならないのはマクロショックである。

b: エックス線装置の外装は接地しなければならない。

c: 心臓カテーテル検査室内の医用機器の保護接地線は一点に接続する。

d: エックス線CT装置の電源コードはリング状にまとめておく。

e: MRI装置の外装は接地してはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第54問

非接地配線方式の電源設備について誤っているのはどれか。

1: 集中治療室に設けられている。

2: マクロショックの防止に役立つ。

3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の2次側電路に設ける。

4: 地絡電流が0.1mAを超えると絶縁監視装置のアラームが鳴る。

5: 対地インピーダンス計測により絶縁不良機器の接続を監視する。

国試第14回午前:第83問

病院電気設備の安全基準(JIS T 1022)について正しいのはどれか。

a: 接地極として病院建物の鉄骨を使用してよい。

b: 非接地配線方式はミクロショック防止に有効である。

c: 手術灯は一般非常電源から給電される。

d: 非常電源用コンセントの色は赤である。

e: 非常電源は医用室以外の電気設備にも共用できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第82問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 一般非常電源は24時間以上運転できなければならない。

b: 医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下でなければならない。

c: 医用室には医用接地センタを設けなければならない。

d: 瞬時特別非常電源は特別又は一般非常電源でバックアップする。

e: ミクロショックの可能性のある医用室には等電位接地設備を設ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第75問

医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。

1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。

2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。

3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。

4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。

5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。

国試第9回午前:第81問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 瞬時特別非常電源はバッテリーと自家用発電機とから構成される。

b: 商用交流からだけ電源を供給されているコンセントは赤色ではいけない。

c: 病院の医用接地設備の接地極の接地抵抗は原則として1Ω以下にする。

d: 医用接地端子は医用接地センタに10mΩ以下の導線で結ぶ。

e: 等電位接地設備はミクロショック対策の設備である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第82問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 特別非常電源の連続運転時間は10時間以上である。

b: 一般非常電源の電圧確立時間は1分以内である。

c: 非接地配線方式の設備目的は停電時の電源供給である。

d: 非接地配線方式では機器の保護接地は必要ない。

e: 非接地配線方式の絶縁変圧器の巻数比は1:1である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e