第6回国試午後32問の類似問題

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a: 20°C以下の体温を超低体温という。

b: 体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。

c: 体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。

d: 低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。

e: 低体温中は血液の粘度は増大する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第71問

成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件で適切でないのはどれか。

1: .SVO275% 

2: 灌流量70mL/分/kg 

3: 灌流圧(平均大動脈圧)60mmHg 

4: 中心静脈圧20mmHg 

5: ヘマトクリット20% 

国試第11回午後:第49問

人工心肺の希釈率(%)を計算する式で正しいのはどれか。 ただし、A:循環血液量、B:充填血液量、C:希釈液量、D:心筋保護液量とする。

1: $\frac{C+D}{A+B}\times100$

2: $\frac{C}{A+B+C}\times100$

3: $\frac{C+D}{A+B+C}\times100$

4: $\frac{A+B}{A+B+C-D}\times100$

5: $\frac{C+D}{A+B+C+D}\times100$

国試第2回午後:第37問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1: 100~150秒

2: 200~300秒

3: 400~600秒

4: 800~1000秒

5: 1000~1200秒

国試第5回午後:第39問

体表面積が1.2m2以上の人の常温下人工心肺の適正潅流量はどれか。

1: 0.8~1.0L/分/m2

2: 1.4~1.6L/分/m2

3: 2.0~2.0L/分/m2

4: 2.6~2.8L/分/m2

5: 3.2~3.4L/分/m2

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第68問

人工呼吸器本体に供給する酸素の適正なおよその圧力[kPa]はどれか。

1: 100

2: 200

3: 300

4: 400

5: 500

国試第6回午後:第33問

人工心肺による体外循環中の血液凝固時間はACT(activated clotting time)で何秒位に維持するのが適切か。

1: 100~150

2: 200~300

3: 400~600

4: 800~1,000

5: 1,000~1,500

国試第20回午後:第52問

人工心肺の適正灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

2: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べて多い。

3: 常温体外循環では低体温体外循環と比べて灌流量を低く設定する。

4: 平均大動脈圧を60~80mmHgに維持する。

5: 混合静脈血酸素飽和度70%を目標に灌流量を調節する。

国試第7回午後:第39問

人工心肺を用いた開心術において正しいのはどれか。

a: 通常の開心術には軽度~中等度の低体温が用いられる。

b: 血液希釈法の限界はへマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法がよく使用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第51問

人工心肺の使用で誤っているのはどれか。

1: ローラポンプの流量はローラの回転数から求められる。

2: 適正送血量は成人で1.1~1.3L/分/m2である。

3: 送血圧は50mmHg以上に設定する。

4: 送血温は人工心肺流出口で測定する。

5: 直腸温は食道温に比べて変化が遅い。

国試第26回午前:第72問

成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

a: 平均動脈圧 -------------------- 70mmHg

b: 送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg

c: 中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg

d: ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL

e: 混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第56問

人工心肺用ローラポンプの圧閉度調節のための試験回路の落差として正しいのはどれか。

1: 0.5m

2: 0.8m

3: 1.0m

4: 1.5m

5: 1.8m

国試第5回午後:第42問

組織・臓器の酸素需要が正常体温(37℃)時の約25%となるのはどれか。

1: 36°C

2: 34°C

3: 31°C

4: 27°C

5: 23°C

国試第18回午後:第52問

人工心肺による低体温灌流について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固能が低下する。

b: ヘモグロビンの酸素解離曲線が左方ヘ移動する。

c: 組織の酸素需要量が増加する。

d: 血液粘度が低下する。

e: 血液希釈が必要となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第66問

健常人が大気圧環境下で純酸素を吸入したときの肺胞気酸素分圧は約何mmHgか。

1: 360

2: 460

3: 560

4: 660

5: 760

国試第14回午後:第65問

人工心肺を用いる体外循環時の血液希釈について正しいのはどれか。

a: 酸素運搬能が増加する。

b: 末梢組織での循環不全を防止する。

c: 血液使用量を節減する。

d: ヘマトクリット値を20%前後に保つ。

e: 血液粘度が上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第60問

健常人が大気圧環境で純酸素吸入を継続したときの肺胞気酸素分圧(mmHg)として最も近いのはどれか。

1: 360

2: 460

3: 560

4: 660

5: 760

国試第30回午前:第66問

人工呼吸中に図のような波形が観察されるとき、肺胸郭静的コンプライアンス値[mL/cmH2O]はどれか。

30AM66-0

1: 12

2: 20

3: 25

4: 33

5: 100