頸椎で誤っているのはどれか。
1: 頸椎には生理的前弯がある。
2: 環椎横靭帯は軸椎歯突起に対し固定作用をもつ。
3: 椎骨動脈が横突孔に入るのは第6頸椎からである。
4: 第7頸椎棘突起は体表から容易に触知できる。
5: 頸部の脊柱管は頸部伸展で拡大する。
脊髄について正しいのはどれか。
1: 下端は第5腰椎までである。
2: 後根は脊髄神経節をつくる。
3: 終糸は尾骨前面に付着する。
4: 中心管の周囲に白質が存在する。
5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。
誤っているのはどれか。
1: 神経細胞の突起には樹状突起と軸索とがある。
2: ランヴィエの絞輪は電気的絶縁部分である。
3: 有髄線維に比べて無髄線維は興奮伝導の速度が遅い。
4: 星状膠細胞は神経細胞に栄養を与えている。
5: 末梢神経の髄鞘はシュワン細胞が形成する。
視覚器で正しいのはどれか。
1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。
2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。
3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。
4: 角膜には血管が多数分布している。
5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。
視覚器で正しいのはどれか。
1: 角膜には血管が多数分布している。
2: 毛様体は硝子体の厚さを調節している。
3: 虹彩は眼球に入る光量を調節している。
4: 網膜中心窩には杆体が多い。
5: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。
誤っているのはどれか。
1: 大脳基底核は神経線維の密集した白質からなる。
2: 尾状核と被殻を合わせて線条体という。
3: 被殻と淡蒼球をレンズ核と呼ぶ。
4: 視床下核、黒質および赤核は錐体外路系である。
5: 大脳基底核は姿勢保持の調節機構に関与する。
骨格筋の構造で誤っているのはどれか。
1: 筋線維は筋鞘で覆われる。
2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。
3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。
4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。
5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
膝関節半月板について正しいのはどれか。
1: 内縁は外縁より厚い。
2: 外縁は外側側副靱帯に付着する。
3: 外縁は血行により栄養されている。
4: 内側半月板の形状はO字状である。
5: プロテオグリカン量は関節軟骨より多い。
腎臓についての正しいのはどれか。
1: 糸球体は髄質にある。
2: 糸球体は血液をろ過する。
3: 遠位尿細管は腎盂にある。
4: 尿細管はブドウ糖を排出する。
5: 尿管は皮質と連結する。
脊髄について正しいのはどれか。
1: 脊髄には3つの膨大部がある。
2: 下端は第3、4腰椎レベルにある。
3: 後角は運動神経細胞が密集している。
4: 白質は前索と後索の2つの索に区分される。
5: 灰白質は横断面でH形の灰白柱をつくる。
変形性脊椎症の病理所見で誤っているのはどれか。
1: 椎間板の変性・突出
2: 椎体辺縁の骨棘形成
3: 椎間腔の狭小
4: 脊髄血管の奇形
5: 脊柱弯曲の増強
誤っているのはどれか。
1: 内側毛帯は延髄で交叉する。
2: 脊髄視床路は脊髄で交叉する。
3: 前皮質脊髄路は延髄で交叉する。
4: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。
5: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角とを結ぶ。
微小循環について誤っているのはどれか。
1: 物質輸送機構は拡散である。
2: メタ細動脈は平滑筋を持つ。
3: 毛細血管は内皮細胞を持つ。
4: 血流速度は毛細血管の細静脈端で最速になる。
5: 細動脈は血管抵抗を決定する主要部位である。
膝関節で誤っているのはどれか。
1: 半月板は関節の適合性をよくしている。
2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。
3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。
4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。
5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。
背部正中で皮膚と脊髄くも膜下腔との間にある組織はどれか。2つ選べ。
1: 硬膜
2: 椎間板
3: 黄色靭帯
4: 前縦靭帯
5: 後縦靭帯