第38回午後第38問の類似問題

第37回午後:第3問

頸椎で誤っているのはどれか。  

1: 頸椎には生理的前弯がある。

2: 環椎横靭帯は軸椎歯突起に対し固定作用をもつ。

3: 椎骨動脈が横突孔に入るのは第6頸椎からである。

4: 第7頸椎棘突起は体表から容易に触知できる。

5: 頸部の脊柱管は頸部伸展で拡大する。

第51回午前:第53問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 下端は第5腰椎までである。

2: 後根は脊髄神経節をつくる。

3: 終糸は尾骨前面に付着する。

4: 中心管の周囲に白質が存在する。

5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。

第38回午後:第19問

誤っているのはどれか。  

1: 神経細胞の突起には樹状突起と軸索とがある。

2: ランヴィエの絞輪は電気的絶縁部分である。

3: 有髄線維に比べて無髄線維は興奮伝導の速度が遅い。

4: 星状膠細胞は神経細胞に栄養を与えている。

5: 末梢神経の髄鞘はシュワン細胞が形成する。

第47回午後:第59問

視覚器で正しいのはどれか。  

1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。

2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。

3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。

4: 角膜には血管が多数分布している。

5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。

第39回午後:第20問

視覚器で正しいのはどれか。  

1: 角膜には血管が多数分布している。

2: 毛様体は硝子体の厚さを調節している。

3: 虹彩は眼球に入る光量を調節している。

4: 網膜中心窩には杆体が多い。

5: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。

第35回午後:第27問

誤っているのはどれか。  

1: 大脳基底核は神経線維の密集した白質からなる。

2: 尾状核と被殻を合わせて線条体という。

3: 被殻と淡蒼球をレンズ核と呼ぶ。

4: 視床下核、黒質および赤核は錐体外路系である。

5: 大脳基底核は姿勢保持の調節機構に関与する。

第39回午後:第7問

骨格筋の構造で誤っているのはどれか。  

1: 筋線維は筋鞘で覆われる。

2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。

3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。

4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。

5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。

第40回午後:第17問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第37回午後:第16問

誤っているのはどれか。  

1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。

2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。

3: 肝臓の栄養血管は門脈である。

4: 肝静脈は下大静脈に連なる。

5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

第57回午前:第52問

膝関節半月板について正しいのはどれか。  

1: 内縁は外縁より厚い。

2: 外縁は外側側副靱帯に付着する。

3: 外縁は血行により栄養されている。

4: 内側半月板の形状はO字状である。

5: プロテオグリカン量は関節軟骨より多い。

  • 答え:3
  • 解説:膝関節半月板は、膝関節の安定性や衝撃吸収を助ける構造であり、内側半月板と外側半月板の2つがあります。外縁は内縁より厚く、血行により栄養されています。また、内側半月板の形状はC字状で、外側半月板はO字状です。
  • 選択肢1は間違いです。外縁は内縁より厚く、関節包内面に付着しています。内縁は薄く、付着していないため遊離しています。
  • 選択肢2は間違いです。外側半月板は外側側副靱帯に付着していません。
  • 選択肢3は正解です。外縁は直接的に血管から栄養が供給されています。一方、内縁は関節液から栄養が供給されています。
  • 選択肢4は間違いです。内側半月板の形状はC字状で、外側半月板はO字状です。
  • 選択肢5は間違いです。半月板は線維軟骨で、膠原線維を多く含んでいます。関節軟骨は硝子軟骨で、膠原線維とプロテオグリカンを多く含んでいます。プロテオグリカン量は半月板より関節軟骨の方が多いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第39回午後:第18問

腎臓についての正しいのはどれか。  

1: 糸球体は髄質にある。

2: 糸球体は血液をろ過する。

3: 遠位尿細管は腎盂にある。

4: 尿細管はブドウ糖を排出する。

5: 尿管は皮質と連結する。

第38回午後:第11問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 脊髄には3つの膨大部がある。

2: 下端は第3、4腰椎レベルにある。

3: 後角は運動神経細胞が密集している。

4: 白質は前索と後索の2つの索に区分される。

5: 灰白質は横断面でH形の灰白柱をつくる。

第36回午後:第53問

変形性脊椎症の病理所見で誤っているのはどれか。  

1: 椎間板の変性・突出

2: 椎体辺縁の骨棘形成

3: 椎間腔の狭小

4: 脊髄血管の奇形

5: 脊柱弯曲の増強

第43回午後:第9問

誤っているのはどれか。  

1: 内側毛帯は延髄で交叉する。

2: 脊髄視床路は脊髄で交叉する。

3: 前皮質脊髄路は延髄で交叉する。

4: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。

5: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角とを結ぶ。

第56回午前:第63問

微小循環について誤っているのはどれか。  

1: 物質輸送機構は拡散である。

2: メタ細動脈は平滑筋を持つ。

3: 毛細血管は内皮細胞を持つ。

4: 血流速度は毛細血管の細静脈端で最速になる。

5: 細動脈は血管抵抗を決定する主要部位である。

  • 答え:4
  • 解説:微小循環は、毛細血管を中心とした循環で、内部環境の維持に重要な役割を果たしています。物質輸送機構、血管の構造、血流速度、血管抵抗などが微小循環の特徴です。
  • 選択肢1は正しいです。物質輸送機構は、毛細血管によって水溶性物質が拡散されることで行われます。
  • 選択肢2も正しいです。メタ細動脈(細動脈)は平滑筋を持っており、血管の収縮や拡張を調節することができます。
  • 選択肢3も正しいです。毛細血管は内皮細胞で構成されており、物質の輸送や血管の透過性を調節する役割を果たしています。
  • 選択肢4は誤りです。血流速度は、毛細血管の細静脈端で最小になります。これにより、物質の交換が効率的に行われることができます。
  • 選択肢5は正しいです。細動脈は交感神経によって調節され、血管抵抗を決定する主要部位となっています。これにより、血流の分布や血圧の調節が可能です。
  • 科目:生理学(呼吸・循環系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第48回午後:第54問

背部正中で皮膚と脊髄くも膜下腔との間にある組織はどれか。2つ選べ。  

1: 硬膜

2: 椎間板

3: 黄色靭帯

4: 前縦靭帯

5: 後縦靭帯