認知症患者に対する作業療法上の留意点として適切なのはどれか。
1: 快・不快などの感情的体験も忘れやすい。
2: 不穏になった場合には説得を繰り返す。
3: 新たに動作や行為を習得できない。
4: 本人の自尊心を尊重することは有用である。
5: 午後の方が作業能率は高まりやすい。
「30分後にベルが鳴ったら訓練を終了してください」という課題を遂行する際に活用する記憶はどれか。
1: 意味記憶
2: 展望記憶
3: 手続き記憶
4: プライミング
5: エピソード記憶
「30分後にベルが鳴ったら訓練を終了してください」という課題を遂行する際に活用する記憶はどれか。
1: 意味記憶
2: 展望記憶
3: 手続き記憶
4: プライミング
5: エピソード記憶
症状と治療法との組合せで正しいのはどれか。
1: 1. 失行症-自己教示法
2: 2. 半側無視-間隔伸張法
3: 3. 記憶障害-誤りなし学習
4: 4. 注意障害-観察学習
5: 5. 遂行機能障害-プリズム適応療法
てんかん患者の作業療法で誤っているのはどれか。
1: 生活技能訓練を行う。
2: 役割に応じた責任を持たせる。
3: 休息のタイミングを習得させる。
4: 視覚刺激の強い作業を導入する。
5: 発作の予兆を把握する。
脳機能に低下のない患者が単純な運動課題を学習する過程を図に示す。a、b、cの時間変化とその効果との説明で正しいのはどれか。
1: aを短縮すると課題を理解しやすくなる。
2: bを短縮すると運動感覚を把握しやすくなる。
3: bを延長すると運動イメージを忘却しやすくなる。
4: cを短縮すると誤差修正がしやすくなる。
5: cを延長すると運動プログラムを保持しやすくなる。
適切でない組合せはどれか。2つ選べ。 ア.手続き記憶の障害-システム手帳の利用を促す。イ.注意障害-作業場面を簡素にする。ウ.半側空間無視-無視傾向のある側に目印を設定する。エ.半側身体無視-両手同時動作が必要な課題を与える。オ.観念運動失行-言語による指示の頻度を増す。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
1: 解離性健忘――――――――――自律訓練法
2: 身体化障害――――――――――系統的脱感作法
3: 強迫性障害――――――――――曝露反応妨害法
4: PTSD〈外傷後ストレス障害〉―フラッディング
5: 心気障害―――――――――――持続エクスポージャー法
運動制御における小脳の役割で正しいのはどれか。
1: 一連の動作の企画
2: 運動プランの切り替え
3: 記憶に基づく運動の修飾
4: 視覚情報を運動指令に変換
5: 自発的な行為のプログラミング
正しい日時や場所などの情報を繰り返し提示する認知症患者への介入法はどれか。
1: 作業回想法
2: ユマニチュード
3: ルーティン化療法
4: バリデーション療法
5: リアリティオリエンテーション