第53回午後第4問の類似問題

第43回午前:第5問

嚥下造影像を示す。正しいのはどれか。 

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1: ①喉頭蓋

2: ②上咽頭収縮筋

3: ③舌骨

4: ④梨状窩

5: ⑤気管

第45回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 嚥下反射の中枢は橋にある。

2: 口腔期に軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭期に喉頭が反射的に挙上する。

4: 嚥下反射時に呼吸は継続して行われる。

5: 食塊が食道に入るときに輪状咽頭筋は緊張する。

第39回午後:第27問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 嚥下反射の中枢は延髄にある。

2: 口腔相では軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭相では喉頭全体が反射的に挙上する。

4: 咽頭相では輪状咽頭筋の収縮により食塊を食道に移送する。

5: 食道相では蠕動運動によって食塊を移送する。

第55回午後:第25問

嚥下造影検査と比べて嚥下内視鏡検査が適しているのはどれか。  

1: 誤嚥の評価

2: 嚥下反射の評価

3: 食道機能の評価

4: 声帯運動の評価

5: 咀嚼機能の評価

  • 答え:4
  • 解説:嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査は、それぞれ異なる方法で嚥下機能を評価する検査です。嚥下造影検査はエックス線透視下で行われ、嚥下内視鏡検査は鼻咽腔喉頭ファイバースコープを用いて行われます。適している評価項目が異なります。
  • 誤嚥の評価は、嚥下内視鏡検査でも行えなくはないが、嚥下造影検査のほうが評価しやすい。また、両検査を組合せて評価するとよい。
  • 嚥下反射の評価は、嚥下造影検査では可能ですが、嚥下内視鏡検査ではホワイトアウト現象のため、残留などから推察することしかできません。
  • 食道機能の評価は、嚥下造影検査では可能ですが、嚥下内視鏡検査では不可能です。
  • 声帯運動の評価は、嚥下内視鏡検査が適しています。喉頭部を上部から観察できるため、声帯を観察することができます。嚥下造影検査では、声帯自体の観察が困難です。
  • 咀嚼機能の評価は、嚥下内視鏡検査では推察しかできませんが、嚥下造影検査では口腔期の評価が可能であり、検査食の動態の観察によって咀嚼の状態を評価できます。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。  

1: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

2: 軟口蓋が挙上すると咽頭と鼻腔の通路が開く。

3: 喉頭蓋が引き上げられて気道が閉鎖される。

4: 食塊が食道に入る時期に呼吸が促進される。

5: 食道期の食塊移動は蠕動運動による。

第47回午後:第67問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 食塊が舌によって咽頭に送られる過程を口腔期という。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると、嚥下反射が誘発される。

3: 嚥下反射のときに喉頭蓋が後方に倒れる。

4: 輪状咽頭筋が収縮すると、食塊が食道に入る。

5: 食塊が食道に達すると、食道の蠕動運動が生じる。

第37回午後:第31問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 口腔期に食塊が舌によって咽頭に送られる。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると嚥下反射が起こる。

3: 嚥下反射のとき喉頭蓋は下方に倒れる。

4: 食塊が食道に入るとき輪状咽頭筋は弛緩する。

5: 下食道括約筋は随意筋である。

第57回午後:第37問

嚥下反射が惹起された瞬間の食物の流れを観察できる検査法はどれか。  

1: 食物テスト

2: 嚥下造影検査

3: 嚥下内視鏡検査

4: 改訂水飲みテスト

5: 反復唾液嚥下テスト

第51回午後:第29問

加齢によって生じる嚥下機能の変化はどれか。  

1: 咳反射の亢進

2: 嚥下反射の遅延

3: 喉頭位置の上昇

4: 唾液分泌量の増加

5: 咽頭通過時間の短縮

第54回午前:第67問

摂食嚥下の咽頭期に生じる現象で正しいのはどれか。  

1: 吸気

2: 咀嚼

3: 喉頭蓋反転

4: 鼻咽腔開放

5: 輪状咽頭筋収縮

  • 答え:3
  • 解説:摂食嚥下の過程は先行期、準備期(咀嚼)、口腔期、咽頭期、食道期に分けられます。咽頭期では、嚥下反射が生じるために、上咽頭の遮断、咽頭収縮、喉頭腔閉鎖、食道入口部開大などのメカニズムが働きます。
  • 選択肢1の吸気は、咽頭期には起こりません。嚥下性無呼吸が生じるため、呼吸は一時停止し、嚥下終了後に呼気から再開します。
  • 選択肢2の咀嚼は、準備期に行われる現象であり、咽頭期には起こりません。
  • 選択肢3の喉頭蓋反転は正しいです。咽頭期には、喉頭の前上方への挙上と、喉頭蓋の翻転(反転)による喉頭腔閉鎖が生じます。
  • 選択肢4の鼻咽腔開放は、咽頭期には起こりません。咽頭期には、鼻咽腔が閉鎖されます。
  • 選択肢5の輪状咽頭筋収縮は、咽頭期には起こりません。咽頭期には、輪状咽頭筋が弛緩し、食道入口部が開大します。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第80問

CT画像を示す。この症例でみられるのはどれか。2つ選べ。 

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1: 筋線維束攣縮

2: 上腕三頭筋反射の低下

3: Hoffmann反射陽性

4: Babinski反射陽性

5: 舌の萎縮