第50回午前第47問の類似問題

第49回午後:第41問

認知症の症状とその作業特徴の組合せで正しいのはどれか。  

1: 失行 ― 手順に固執する。

2: 失語 ― 聞いてないことを始める。

3: 失認 ― 作業対象を取り違える。

4: 見当識障害 ― 作業の指示に泣き出す。

5: 遂行機能障害 ― 他人の作品を持ち帰る。

第38回午後:第76問

摂食障害(神経性無食欲症)について誤っているのはどれか。  

1: 思春期から青年期に好発する。

2: 誘発性嘔吐がみられる。

3: 無月経を呈する。

4: ボディイメージの歪みがある。

5: 行動が不活発である。

第35回午前:第88問

うつ病患者の作業療法でみられないのはどれか。  

1: 疲労感の訴え

2: 思考の制止

3: 行動の途絶

4: 焦燥感の訴え

5: 食欲不振の訴え

第44回午前:第99問

てんかん患者に対する作業療法実施時の発作予防の留意点はどれか。  

1: 固執性

2: 集中度

3: 疲労度

4: 協調性

5: 参加度

第37回午前:第89問

器質性精神障害患者の作業療法で適切なのはどれか。  

1: 他の患者との交流は避ける。

2: 変化のある作業種目を選択する。

3: 誤った言動は理論的に正す。

4: 作業の誤りはまとめて訂正する。

5: 楽しみの要素を取り入れる。

第49回午前:第42問

認知症患者の作業療法中にみられやすいのはどれか。  

1: 過干渉

2: 誇大性

3: 集中性

4: 立去り

5: 綿密性

第44回午前:第86問

気分障害(うつ状態)の患者の作業療法中にみられないのはどれか。  

1: 疲れやすい。

2: 頑張り過ぎる。

3: 失敗にこだわる。

4: 興味が移りやすい。

5: 意思決定が苦手である。

第49回午後:第40問

依存性パーソナリティ障害患者の作業療法場面での特徴はどれか。  

1: 他者の意見に反対できない。

2: 他者の感情に無関心である。

3: 他者を信じることが難しい。

4: 他者の注目の的になることを求める。

5: 他者に仕事を任せることができない。

第51回午後:第46問

転換性障害のため歩行障害がみられる患者への作業療法で優先すべきなのはどれか。  

1: 住宅環境の整備を進める。

2: 廃用性機能障害を予防する。

3: 無意識の葛藤についての洞察を促す。

4: 難易度の高い作業への挑戦を勧める。

5: 器質的な原因との矛盾点に直面させる。

第37回午前:第95問

神経性無食欲症の患者に対する作業療法の留意点で適切でないのはどれか。 ア.食欲が増すような運動を行う。イ.低血圧や低体温に注意する。ウ.手首などの自傷行為に注意する。エ.盗食に注意する。オ.精密な作業種目に集中させる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第46回午前:第48問

うつ状態の作業療法における留意点で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 生活に関連する活動を行う。

2: 気分転換の方法を検討する。

3: 社会適応のための耐性を高める。

4: 病前に得意だったことを優先する。

5: 他者との競争を作業に取り入れる。

第50回午前:第45問

うつ病患者の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  

1: 経験のある課題を選ぶ。

2: 選択する課題を増やす。

3: 自己決定場面を減らす。

4: 規則的な参加を促す。

5: 意欲を引き出す。

第48回午前:第42問

Alzheimer型認知症の作業療法場面で特徴的なのはどれか。  

1: 多動傾向

2: 固執傾向

3: 模倣行動

4: 感情失禁

5: 構成失行

第36回午前:第92問

アルツハイマー型認知症患者の作業療法場面でみられないのはどれか。  

1: 語間代によるコミュニケーションの低下

2: まだら認知症による作業能力の低下

3: 記銘力低下による作業手順の混乱

4: 失見当識による作業時間の間違い

5: 人格変化による孤立化

第46回午前:第100問

摂食障害でみられないのはどれか。  

1: 徐脈

2: 無月経

3: 低体温

4: 高血圧

5: 電解質異常

第36回午前:第90問

認知症患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 慣れた作業環境で行う。

2: なじみのある作業を選ぶ。

3: 理解力に応じた指示にする。

4: 休憩の取り方は患者に任せる。

5: 単純な行程の種目を選ぶ。

第55回午前:第97問

統合失調症に特徴的な思考の障害はどれか。  

1: 思考が緩徐でうまく進まない。

2: 思考の進行が突然遮断され、会話が停止する。

3: まわりくどく、要領よく思考目標に到達できない。

4: 観念の間に論理的な関連がなく、意識の混濁を伴う。

5: 観念が次々に沸き起こるが、つながりは表面的で目標から外れていく。

  • 答え:2
  • 解説:統合失調症に特有の思考の障害は、思考の進行が突然遮断され、会話が停止する状態であり、これを思考途絶と呼びます。
  • 思考が緩徐でうまく進まない状態は、思考制止と呼ばれ、うつ病やその他の抑うつ状態で見られる現象です。
  • 思考の進行が突然遮断され、会話が停止する状態は、思考途絶と呼ばれ、統合失調症に特有の思考の障害です。この選択肢が正解です。
  • まわりくどく、要領よく思考目標に到達できない状態は、迂遠と呼ばれ、知能障害やてんかん性性格変化で見られる現象です。
  • 観念の間に論理的な関連がなく、意識の混濁を伴う状態は、思考散乱と呼ばれ、産褥期精神障害や中毒性、内分泌性精神障害などで生じるアメンチアで見られる現象です。
  • 観念が次々に沸き起こるが、つながりは表面的で目標から外れていく状態は、観念奔逸と呼ばれ、躁状態に特有の現象です。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第49問

作業療法中にみられるてんかん患者の発作症状でないのはどれか。  

1: 虚空を注視する。

2: 強い執着性を示す。

3: 眼球が共同偏向する。

4: 突然に会話を停止する。

5: 急に立ち上がって歩きまわる。

第41回午前:第94問

神経性無食欲症の患者に対する作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 自己表出を促す。

2: 作業活動によってストレス発散を促す。

3: 食欲を増進させるために身体運動を行う。

4: 集中して楽しめる作業活動を行う。

5: 道具や作品などの自己管理を促す。

第37回午前:第91問

躁病患者の軽躁状態に対する作業療法の目標で適切でないのはどれか。  

1: 過活動性の抑制

2: 計画性の獲得

3: 攻撃性の発散

4: 興味・関心の拡大

5: 集団内での適応