第49回午後第49問の類似問題

第46回午後:第46問

てんかんの複雑部分発作の特徴で正しいのはどれか。  

1: 自動症がみられる。

2: 短い意識消失が突然生じる。

3: 強直間代けいれんが起こる。

4: 自律神経症状が10秒から数分続く。

5: けいれんが手から腕、足へと移動する。

第36回午前:第90問

認知症患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 慣れた作業環境で行う。

2: なじみのある作業を選ぶ。

3: 理解力に応じた指示にする。

4: 休憩の取り方は患者に任せる。

5: 単純な行程の種目を選ぶ。

第52回午後:第45問

うつ病患者の作業療法で適切な作業活動はどれか。  

1: 中断が容易なもの

2: 疲労感を自覚しにくいもの

3: 他者との優劣が分かりやすいもの

4: 複雑で完成すると達成感が得られるもの

5: 病前に到達していた水準と現在を比較できるもの

第48回午前:第50問

てんかん患者の作業療法で発作がみられやすい時期はどれか。  

1: 開始時

2: 準備時

3: 会話時

4: 遂行時

5: 終了時

第44回午前:第99問

てんかん患者に対する作業療法実施時の発作予防の留意点はどれか。  

1: 固執性

2: 集中度

3: 疲労度

4: 協調性

5: 参加度

第38回午前:第95問

認知症患者への作業適用で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.繰り返しのある作業イ.複数の段階付けのある作業ウ.1時間程度でできる作業エ.巧緻性を必要とする作業オ.手続記憶を利用した作業  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第38回午前:第83問

うつ病患者の作業適用で適切なのはどれか。  

1: 自己決定の多い作業

2: 反復的な手順の作業

3: 競争的な集団作業

4: 出来不出来が明確な作業

5: 対人交流の多い作業

第53回午前:第26問

作業療法で提供する課題の難易度を上げる段階付けとして適切なのはどれか。  

1: 工程数が多い課題から少ない課題へ段階付ける。

2: 作業時間が長い課題から短い課題へ段階付ける。

3: 意思決定が少ない課題から多い課題へ段階付ける。

4: 姿勢が不安定となる課題から安定した課題へ段階付ける。

5: 運動の際に用いる関節の数が多い課題から少ない課題へ段階付ける。

  • 答え:3
  • 解説:作業療法では、患者の能力に応じて課題の難易度を段階的に上げることが重要です。意思決定が少ない課題から多い課題へ段階付けることが適切な方法です。
  • 工程数が多い課題から少ない課題へ段階付けるのは逆で、難易度を上げるには工程数が少ない課題から多い課題へ段階付けるべきです。
  • 作業時間が長い課題から短い課題へ段階付けるのは逆で、難易度を上げるには作業時間が短い課題から長い課題へ段階付けるべきです。
  • 意思決定が少ない課題から多い課題へ段階付けることが適切です。意思決定が多い課題ほど難易度が高く、患者の能力向上につながります。
  • 姿勢が不安定となる課題から安定した課題へ段階付けるのは逆で、難易度を上げるには姿勢が安定した課題から不安定な課題へ段階付けるべきです。
  • 運動の際に用いる関節の数が多い課題から少ない課題へ段階付けるのは逆で、難易度を上げるには関節の数が少ない課題から多い課題へ段階付けるべきです。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第46問

新しい運動を学習するときに患者の手続き記憶に変換される段階はどれか。  

1: 患者に理想とする運動パターンを言葉で教示しているとき。

2: 患者に運動課題を提示しつつ説明しているとき。

3: 患者が運動を試行錯誤しているとき。

4: 患者が正しい運動パターンを反復練習しているとき。

5: 患者が実際の生活環境で実践しているとき。

第42回午前:第86問

気分障害(うつ病)の患者で作業療法時にみられないのはどれか。  

1: 作品に高い完成度を求める。

2: 熱心に取り組む。

3: 他者からの評価を気にする。

4: 自分の判断で先に進む。

5: 作業手順にこだわる。

第35回午前:第39問

9歳の男児。自閉症。外来通院時に作業療法を実施することとなった。作業療法室では落ち着きなく歩き回り、周囲の物音や人の数などの環境の変化によって自分の手を噛んだり、手で頭を打ったりすることがある。紙折りに取り組ませてもごく短時間しかできない。開始当初の留意点として適切でないのはどれか。  

1: 作業手順を単純にする。

2: 粗大動作を多くする。

3: 作業台を整頓しておく。

4: 短時間で完成する作業にする。

5: 共同作業に参加させる。

第50回午前:第43問

前頭側頭型認知症患者の作業療法でみられる特徴はどれか。  

1: 同内容の言葉を繰り返す。

2: 横道にそれない。

3: 約束が守れる。

4: 我慢が出来る。

5: 品格がある。

第35回午前:第40問

9歳の男児。自閉症。外来通院時に作業療法を実施することとなった。作業療法室では落ち着きなく歩き回り、周囲の物音や人の数などの環境の変化によって自分の手を噛んだり、手で頭を打ったりすることがある。紙折りに取り組ませてもごく短時間しかできない。作業中に観察される行動はどれか。  

1: 作業療法士の行動をまねる。

2: 失敗を修正しようとする。

3: 紙をクルクルと回し続ける。

4: 作品の出来映えにこだわる。

5: 作業療法士に援助を求める。

第41回午前:第96問

多動性障害児(注意欠陥多動性障害)で作業時によくみられるのはどれか。  

1: 順番が待てない。

2: 同じ行動を繰り返す。

3: 視線を合わせない。

4: オウム返しの返答をする。

5: 他人のまねをする。

第40回午前:第85問

躁病患者の革細工の作業でみられるのはどれか。  

1: 刻印の深さに差がある。

2: 少し刻印しては確認を求める。

3: カッターの使用に不安を示す。

4: 作業のとりかかりに時間がかかる。

5: 単純な構成的デザインを好む。

第36回午前:第47問

治療的活動の特性として適切でないのはどれか。  

1: 失敗しても修正が可能なもの

2: 単純な繰り返し動作が多いもの

3: 運動の段階づけがしやすいもの

4: 各作業工程の途中で終了できるもの

5: 出来上がりの優劣が他者と比較しやすいもの

第46回午前:第39問

認知症患者に対する作業療法の目標で適切でないのはどれか。  

1: 場に慣れる。

2: 作業を継続する。

3: 作業工程を覚える。

4: 生活リズムをつくる。

5: 自己のペースを維持する。

第35回午前:第93問

強迫神経症患者の作業療法で確認行為がみられたとき、作業療法士の対応で適切なのはどれか。  

1: 作業種目を変更する。

2: 作業を中断させる。

3: その日の作業療法を中止する。

4: 行為をやめるように話す。

5: 行為を静観する。

第48回午前:第45問

うつ病患者の作業療法でみられやすい特徴はどれか。  

1: 頻回の休息

2: 手順の省略

3: 学習性低下

4: 約束の遵守

5: 他者への依存

第42回午前:第92問

自閉症児にあてはまらないのはどれか。  

1: 同じ遊びを機械的に繰り返す。

2: 玩具を決まった場所に片付ける。

3: ままごと遊びをする。

4: 手をひらひらと動かす。

5: 物を規則正しく並べ続ける。