第49回午後第43問の類似問題

第57回午前:第47問

パニック障害に対する作業療法導入初期の作業療法士の対応で適切なのはどれか。  

1: リラクセーションを練習する。

2: 集団作業療法で役割を持たせる。

3: 作業活動を通して自己洞察を促す。

4: スポーツ活動で体力の向上を促す。

5: パニック発作の不安がある場合は作業療法を中止する。

  • 答え:1
  • 解説:パニック障害は突然の発作が生じ、生活に支障をきたす状態で、曝露療法や認知行動療法が行われる。作業療法導入初期では、患者が作業療法に慣れていないため、リラクセーションを練習することが適切である。
  • リラクセーションを練習することは適切であり、導入初期に患者がストレスを感じやすいため、リラックスするための練習が行われる。
  • 導入期は患者の不安を高めないように個別から開始し、集団であっても「参加するだけでよい」とするような配慮が必要である。回復期になれば、集団作業療法で役割を持たせることができる。
  • 抑圧されている不安や葛藤に関する話題は、患者のパニック発作を誘発する危険があるため、特に導入期では禁忌である。
  • 導入期で体力が低下しているときは、休息・休眠がとれているかを確認し、運動よりも生活時間をマネジメントして体力の回復を目標とする。回復期では軽いスポーツやゲームなどを行って体力の向上を促すことができる。
  • パニック障害の患者には予期不安があるため、導入期には患者自身が活動中にパニックの症状が生じる不安を呈することや、実際に発作が生じることがある。しかし、それ自体で作業療法を中止する必要はない。発作があった場合は様子を観察し、過呼吸による危険な状態でなければ、あえて症状にはふれずにおいてもよい。
  • 科目:その他の精神障害
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第38回午前:第27問

42歳の男性。精神分裂病(統合失調症)。25歳時に「お前は泥棒だ」という声が聞こえるようになり初回入院した。今回も幻聴と被害妄想が出現し3回目の入院。入院5週目で病状は落ち着き作業療法が依頼された。疲れやすさと抑うつ傾向が目立つ。開始後まもなく「退院して就職したい」と言ってきた。作業療法士の対処として適切でないのはどれか。  

1: 職種の検討

2: ストレス対処技能の訓練

3: 方針確認の会議の開催

4: 現在の障害の確認

5: 主治医との話し合い

第45回午前:第45問

うつ病患者への対応で適切なのはどれか。  

1: 積極性を促す。

2: 集団参加を促す。

3: 早期の退職を勧める。

4: 自殺の話題は扱わない。

5: 認知の特徴を把握する。

第43回午前:第78問

疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。  

1: 認知症 - 催眠療法

2: 人格障害 - 森田療法

3: 統合失調症 - 回想法

4: 気分障害 - 認知行動療法

5: 発達障害 - 自律訓練法

第53回午後:第20問

30歳の男性。統合失調症。3週前に工場で働き始めた。外来作業療法ではパソコンを使用した認知リハビリテーションを継続している。ある時、同じ作業療法に参加する2人の患者から同時に用事を頼まれ、混乱した様子で相談に来た。この患者の職場における行動で最もみられる可能性があるのはどれか。  

1: 挨拶ができない。

2: 心気的な訴えが多い。

3: 体力がなく疲れやすい。

4: すぐに仕事に飽きてしまう。

5: 仕事の段取りがつけられない。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、統合失調症の患者が職場で最もみられる可能性がある問題行動を考える必要があります。患者が2人から同時に用事を頼まれて混乱していることから、仕事の段取りがつけられないことが最も可能性が高いと考えられます。
  • 挨拶ができないという問題は、遂行機能との直接的関連はなく、この患者の職場でみられる問題行動としては考えにくいです。
  • 心気的な訴えが多いという問題は、問題文に記載がないため、この患者の職場での問題行動としては可能性が低いです。
  • 体力がなく疲れやすいという問題は、患者が工場勤務に加えて外来作業療法にも通院できていることから、体力の低下が生じているとは考えにくいです。
  • すぐに仕事に飽きてしまうという問題は、患者が少なくとも3週間は工場勤務ができていることから、最もみられる可能性のある職場での問題行動とは考えにくいです。
  • 仕事の段取りがつけられないという問題は、患者が2人から同時に用事を頼まれて混乱していることから、複数の課題に優先順位をつけ、自分の能力に合わせて仕事を処理することが困難な傾向があると考えられるため、最も可能性が高いと判断できます。
  • 科目:統合失調症
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第52回午後:第20問

19歳の男性。統合失調症。幻覚妄想がみられ、両親に付き添われて精神科病院を受診した。病識は曖昧であったが、外来医師と両親の説得で本人が入院に同意した。入院2日目の夜になって「こんなところにいては、お前はダメになる。薬を飲むと頭が変になってしまうぞという声が聞こえる。一刻も早く退院したい。入院時の同意は取り下げる」と強く訴え興奮したため、精神保健指定医の判断によって、両親の同意の下、非自発的な入院形態に変更された。この患者の変更後の入院形態はどれか。  

1: 医療保護入院

2: 応急入院

3: 緊急措置入院

4: 措置入院

5: 任意入院

第55回午後:第14問

24歳の女性。統合失調症。1年前に職場の対人関係のストレスから発症した。現在は休職し、外来通院をしている。嫌がらせをされているという被害妄想は薬物療法により消失したが、ちょっとした周りの表情やしぐさを見て「周りの人が私のことを言っているような気がする」という猜疑的な言動はみられている。そこで主治医の判断により、認知機能の改善を目的に週1回、外来作業療法を利用したプログラムに参加することになった。この患者の治療目的に合ったプログラムとして適切なのはどれか。  

1: ACT〈assertive community treatment〉

2: Empowerment approach

3: IPS〈individual placement and support〉

4: SCIT〈social cognition and interaction training〉

5: WRAP〈wellness recovery action plan〉

  • 答え:4
  • 解説:この患者は統合失調症で対人関係に猜疑的な言動が見られるため、認知機能の改善を目的とした治療が適切である。そのため、SCIT(social cognition and interaction training)が最も適切なプログラムである。
  • ACT(assertive community treatment)は、統合失調症患者の社会復帰を目指すための地域密着型のチームアプローチであるが、認知機能の改善を直接的に目的としていないため、この患者には適切ではない。
  • Empowerment approachは、患者自身が自分の力を取り戻し、自立した生活を送ることを目的としたアプローチであるが、認知機能の改善を直接的に目的としていないため、この患者には適切ではない。
  • IPS(individual placement and support)は、統合失調症患者の就労支援を目的としたプログラムであり、認知機能の改善を直接的に目的としていないため、この患者には適切ではない。
  • SCIT(social cognition and interaction training)は、統合失調症患者の認知機能や対人関係スキルを改善することを目的としたプログラムであり、この患者の症状に対して適切な治療プログラムである。
  • WRAP(wellness recovery action plan)は、患者自身が健康維持や回復のためのプランを立てるプログラムであるが、認知機能の改善を直接的に目的としていないため、この患者には適切ではない。
  • 科目:統合失調症
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第54回午前:第43問

統合失調症患者。会話の内容がずれ、自分の考えに偏った一方的な発言ばかりで、相手の立場になって考えることができない。障害が疑われるのはどれか。  

1: 遂行機能

2: 行動制御

3: 社会的認知

4: 注意の選択性

5: プライミング

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、統合失調症患者の症状からどの障害が疑われるかを問うています。選択肢の中で社会的認知が他者の意図や性質を理解する能力を含む精神活動であり、統合失調症患者で障害されやすいため、正解は3となります。
  • 遂行機能は、計画を立てたり、それを実行したり、修正したりという複雑な過程を含む機能で、注意や記憶、言語、行為などを統合させて前頭葉を中心に働かせる機能です。しかし、この患者の症状は遂行機能の障害とは関係がありません。
  • 行動制御は、ある目標のために自己の行動を制御する機能です。この患者の症状は行動制御の障害とは直接関係がないため、正解ではありません。
  • 社会的認知は、他者の意図や性質を理解する人間としての能力を含む、対人関係の基礎となる精神活動であり、統合失調症患者で障害されやすい。この患者は、相手の立場になって考えられず、自分の考えに偏った一方的な発言をしていることから、社会的認知の障害が疑われるため、正解は3です。
  • 注意の選択性は、複数の刺激の中からターゲットのみを選択する能力です。この患者の症状は注意の選択性の障害とは関係がないため、正解ではありません。
  • プライミングは、先行した学習や記憶課題が後続の別の学習や記憶課題の成績に無意識的に影響を与えることです。この患者の症状はプライミングの障害とは関係がないため、正解ではありません。
  • 科目:統合失調症
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第54回午前:第20問

30歳の男性。統合失調症で5年前に幻覚妄想状態で家族に対する興奮があり、医療保護入院となった既往がある。退院後はほぼ規則的に通院し、毎食後服薬していたが、3か月前から治療を中断し、幻聴や被害関係妄想が悪化し、両親を自宅から閉め出して引きこもってしまった。注察妄想もあり本人も自宅から外出できない状況である。多職種訪問支援チームが1年前から関わっており、訪問は受け入れてもらえている。この患者への今後の介入で最も適切なのはどれか。  

1: 本人の意思に関わらず、繰り返し服薬を強く促す。

2: 両親を自宅に同行させ、その場で本人に両親への謝罪を促す。

3: 民間救急を利用し、中断していた精神科病院の救急外来に搬送する。

4: 本人の希望や生活上の困り事を根気よく引き出し、関係を深める努力をする。

5: 訪問頻度を減らし、本人が助けを求めるのを待って精神科外来に結びつける。

  • 答え:4
  • 解説:この患者は統合失調症であり、家族に対する興奮や幻聴、被害関係妄想が悪化している。適切な介入は、本人の希望や生活上の困り事を根気よく引き出し、関係を深める努力をすることである。
  • 被害関係妄想がある場合は、本人の意思に反する関わりは避けるべきである。本人が実現したい生活の姿を共有し、その支援を行う。
  • この患者は、家族に対して興奮したり、両親を自室から閉め出したりしていることから、病的体験には両親が関連している可能性が高いと考えられる。この段階で、本人の自発的な意思でないにも関わらず、家族に謝罪を促すのは望ましくない。
  • この患者は、現時点で訪問支援を受け入れているため、民間救急を利用するまでの状況には至っていないと考えられる。
  • 地域における生活支援においては、本人が生活の主体者として自己決定し、生きていく力をつけるように支援する。患者本人がどのような生活をしたいのか、何をしたいのか、何ができるようになりたいのか、などのニーズのアセスメントが重要である。また、同時に、患者と治療者の間で信頼関係を深められるようにする。
  • 服薬は3か月前から自己中断しているため、訪問頻度を減らすことは怠薬による再発リスクを高める危険がある。
  • 科目:統合失調症
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第55回午後:第46問

心理的な外傷体験後の早期介入法として適切なのはどれか。  

1: デブリーフィング

2: 心理的応急処置

3: 集団精神療法

4: 生活技能訓練

5: 精神分析療法

  • 答え:2
  • 解説:心理的な外傷体験後の早期介入法として適切なのは心理的応急処置である。これは、外傷体験を受けた人々に対して、直後の感情や反応を適切に処理し、回復を促すための支援を行う方法である。
  • デブリーフィングは、外傷体験後に行われるグループベースのインターベンションであるが、研究によっては効果が不確かであり、場合によっては悪影響を及ぼすことがあるため、早期介入法としては適切ではない。
  • 心理的応急処置は、外傷体験後の早期介入法として適切である。これは、外傷体験を受けた人々に対して、直後の感情や反応を適切に処理し、回復を促すための支援を行う方法である。
  • 集団精神療法は、複数の人々が一緒に治療を受ける方法であるが、心理的な外傷体験後の早期介入法としては適切ではない。なぜなら、集団療法は個々の状況に対応できないことがあり、早期介入には個別の対応が求められるためである。
  • 生活技能訓練は、社会生活に困難を抱える対象者に対し、ソーシャルスキル(社会技能)と呼ばれるコミュニケーション技術を向上させ解決しようとするものであるが、心理的な外傷体験後の早期介入法としては適切ではない。
  • 精神分析療法は、無意識の中に無理に抑え込まれた欲動が精神症状として現れると想定し、自由連想法を用いてその葛藤を明らかにすることで、症状の改善を目指す方法であるが、心理的な外傷体験後の早期介入法としては適切ではない。
  • 科目:その他の精神障害
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第54回午後:第43問

統合失調症の予後を予測する因子で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 病識

2: 身体的愁訴

3: 低ナトリウム血症

4: 初回入院時の処方薬の種類

5: 発病してから治療を開始するまでの期間

  • 答え:1 ・5
  • 解説:統合失調症の予後を予測する因子として、病識と発病から治療開始までの期間が重要である。病識がある患者は服薬コンプライアンスが良好であり、予後が良好であるとされる。また、発症から治療開始までの期間が短いほど予後が良いことが報告されている。
  • 病識を持つ患者は、自分の病気に対する理解があり、治療に対するコンプライアンスが良好であるため、予後が良好であるとされる。これは統合失調症の予後を予測する因子の1つである。
  • 身体的愁訴の有無は、一般的に統合失調症の予後予測には関連しない。身体的愁訴は患者の症状や体調に関連するが、統合失調症の予後を直接予測する因子ではない。
  • 低ナトリウム血症は、統合失調症患者が抗精神病薬を服用する際の副作用で生じることがあるが、これは統合失調症自体の予後予測因子とはならない。低ナトリウム血症は薬物治療の副作用として起こる可能性があるが、統合失調症の予後を直接予測する因子ではない。
  • 初回入院時の処方薬の種類は、初期治療における症状の回復や変動に影響を及ぼすが、統合失調症自体の予後予測因子とはならない。処方薬の種類は治療効果や副作用に関連するが、統合失調症の予後を直接予測する因子ではない。
  • 発症から受診・治療開始までの精神病未治療期間が短いほど、予後が良いことが報告されている。早期治療が統合失調症の症状の改善や予後に良い影響を与えるため、これは統合失調症の予後を予測する因子の1つである。
  • 科目:統合失調症
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第38回午前:第35問

13歳の男子。恐怖症性不安障害。父親の転勤で中学転校時から、漠然とした不安感情が表れるようになった。ある日、授業中に動悸や息切れがひどくなり発作性の震えが出現、養護教諭のすすめで精神科クリニックを受診した。その後、不安発作が激しくなり不登校の日が続いた。主治医・両親・患者・学校側との相談の結果、クリニック付設デイケアに参加することになった。デイケア開始時に治療者が留意する点で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 年齢を考慮し他のメンバーには紹介しない。

2: 年齢を考慮しプログラムはスタッフが決める。

3: 発作時の対処をスタッフ間で話し合う。

4: 患者と治療設定を確認し合う。

5: 不登校と発作の関係を聴く。

第48回午前:第44問

統合失調症患者の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 合理的な理由付け

2: 作業能率の低下

3: 持続性の維持

4: 社交性の高さ

5: 認知のゆがみ

第53回午後:第100問

うつ病の患者への対応として適切でないのはどれか。  

1: 急性期には休息をとらせる。

2: 自殺しないように約束させる。

3: 重要な問題の決定を先延ばしさせる。

4: 抗うつ薬の副作用について説明する。

5: うつ病であることを伝えずに伏せておく。

  • 答え:5
  • 解説:うつ病の患者への対応として適切でないのは、うつ病であることを伝えずに伏せておくことです。患者には病気の状態や回復の可能性を伝えることが重要です。
  • 急性期には休息をとらせることは適切です。うつ病の急性期は薬物療法を中心とする治療が優先され、患者がゆっくり休息をとれるように環境を整備する必要があります。
  • 自殺しないように約束させることは適切です。うつ病患者の自殺の危険は回復期に高まるため、早まった行動をとらないように約束を交わす必要があります。
  • 重要な問題の決定を先延ばしさせることは適切です。うつ病では判断力や決断力が低下しているため、重要な問題の決定は先延ばしさせた方がよいです。
  • 抗うつ薬の副作用について説明することは適切です。抗うつ薬には副作用が多くあるため、服薬の必要性のみにとどまらず、副作用の内容についても説明する必要があります。
  • うつ病であることを伝えずに伏せておくことは適切でないです。患者にはその時点での状態が病気の一過程であること、また病気は必ず回復することを伝える必要があります。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第15問

20歳の女性。幼少期に両親が離婚した後、友人関係が不安定となりトラブルが絶えなかった。中学入学後から些細なことでリストカットするようになり、精神科を受診し、その後、入退院を繰り返していた。男女関係のもつれをきっかけに過量服薬し救急車で搬送された。入院後は、医療者に対して依存的だが要求が通らないと激しく責める状態である。この患者に作業療法を導入する際の対応で適切なのはどれか。  

1: 作業療法に参加する上での枠組みを明示する。

2: 初回の面接で対人関係を中心に取り上げる。

3: 患者からの面接の要求は満たすようにする。

4: 攻撃的になる場合は担当者を交代する。

5: 課題集団での協調行動を促す。

第36回午前:第28問

55歳の女性。精神分裂病(統合失調症)。29歳時に「『修道院に行けばお金をたくさんもらえる』という声が聞こえる」と言うようになり初回入院した。現在、4回目の入院中で、最近は病的な体験を述べることは減少したが、無為傾向が強いため、その改善を目的に作業療法が開始された。作業療法中、口周囲部に緩徐で不規則な不随意運動がみられた。この不随意運動はどれか。  

1: パーキンソニズム

2: 急性ジストニア

3: アカシジア

4: 遅発性ジスキネジア

5: 遅発性ジストニア

第52回午後:第41問

神経症性障害患者の作業療法導入時の評価で最も重視すべきなのはどれか。  

1: 就労関連技能

2: 身辺処理能力

3: 精神内界の葛藤

4: 基本的な心身機能

5: 症状への対処方法

第48回午前:第47問

神経症性障害の作業療法で正しいのはどれか。  

1: 集団行動を優先する。

2: 感情表現の機会をもつ。

3: 症状出現の理由を言語化させる。

4: アンビバレンツな言動を指摘する。

5: 身体化症状が増える場合は中止する。

第41回午前:第92問

身体表現性障害の患者に対する作業療法士の対応で適切でないのはどれか。  

1: 受容的・支持的に関わる。

2: 矛盾する身体症状の理由を話し合う。

3: 葛藤解決や対処方法を話し合う。

4: アンビバレンツな言動を許容する。

5: 心理的距離を保つ。

第45回午前:第47問

境界性人格障害の患者に対する作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 集団作業への参加を促す。

2: 柔軟な枠組みを提供する。

3: 主観的体験内容を把握する。

4: 攻撃衝動の適応的発散を促す。

5: 退行を促進するようにかかわる。