第49回午後第29問の類似問題

第38回午前:第58問

手指屈筋腱縫合の術後6週から導入する運動で最も適切なのはどれか。  

1: MP関節とPIP・DIP関節の他動伸展

2: PIP・DIP関節の他動屈曲

3: MP関節伸展位固定でPIP・DIP関節の自動屈曲

4: MP関節屈曲位固定でPIP・DIP関節の他動伸展

5: MP関節屈曲位固定でPIP・DIP関節の他動屈曲

第43回午前:第62問

手指屈筋腱縫合術後の作業療法で導入する時期が最も遅いのはどれか。  

1: PIP・DIP関節の他動屈曲

2: MP関節とPIP・DIP関節の他動伸展

3: MP関節伸展位固定でPIP・DIP関節の自動屈曲

4: MP関節屈曲位固定でPIP・DIP関節の他動伸展

5: MP関節屈曲位固定でPIP・DIP関節の他動屈曲

第45回午後:第71問

手で正しいのはどれか。  

1: MP関節は1度の運動自由度をもつ。

2: MP関節屈曲の主動筋は浅指屈筋である。

3: PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である。

4: 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。

5: 手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる。

第43回午後:第42問

手指の運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 深指屈筋 - 手指DIP関節の屈曲

2: 虫様筋 - 手指MP関節の内転

3: 骨間筋 - 手指DIP関節の伸展

4: 母指内転筋 - 母指MP関節の内転

5: 母指対立筋 - 母指MP関節の屈曲

第37回午後:第43問

手の運動と筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 手関節掌屈-尺側手根屈筋

2: 手関節橈屈-短橈側手根伸筋

3: MP関節屈曲-橈側手根屈筋

4: PIP関節伸展-小指伸筋

5: DIP関節屈曲-深指屈筋

第55回午前:第70問

手の内在筋プラス肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: MP関節屈曲 ― PIP関節伸展 ― DIP関節屈曲

2: MP関節伸展 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節屈曲

3: MP関節屈曲 ― PIP関節伸展 ― DIP関節伸展

4: MP関節伸展 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節伸展

5: MP関節屈曲 ― PIP関節屈曲 ― DIP関節伸展

  • 答え:3
  • 解説:手の内在筋プラス肢位は、骨間筋と虫様筋の緊張が相対的に高い状態で、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節伸展位となります。これは指伸筋の損傷や麻痺、関節リウマチ、テタニーなどの症状で見られます。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節屈曲となっており、DIP関節が屈曲しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節伸展、PIP関節屈曲、DIP関節屈曲となっており、内在筋劣位の手(intrinsic minus hand)の状態を示しています。これは正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節伸展、DIP関節伸展となっており、正しい内在筋プラス肢位を示しています。これは指伸筋の損傷や麻痺、関節リウマチ、テタニーなどの症状で見られる状態です。
  • この選択肢は、MP関節伸展、PIP関節屈曲、DIP関節伸展となっており、MP関節が伸展しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • この選択肢は、MP関節屈曲、PIP関節屈曲、DIP関節伸展となっており、PIP関節が屈曲しているため、正しい内在筋プラス肢位ではありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午前:第24問

40歳の男性。機械による手指屈筋腱断裂。術後、手関節掌屈位30°、MP関節屈曲位50°及びPIP・DIP関節ともに完全伸展位で4週間固定後、作業療法を開始した。固定中も手指屈筋の自動運動は行っていた。開始時の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 上肢帯の粗大運動

2: 手関節背屈筋の自動運動

3: 手関節屈筋の抵抗運動

4: MP関節伸展の等尺性運動

5: PIP・DIP関節の個別の関節可動域訓練

第52回午後:第71問

手指の運動とそれに作用する筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 母指MP関節伸展――――短母指伸筋

2: 小指MP関節屈曲――――短小指屈筋

3: 環指MP関節外転――――背側骨間筋

4: 小指MP関節内転――――掌側骨間筋

5: 中指MP関節伸展――――虫様筋

第34回午前:第42問

手指の筋力測定で誤っているのはどれか。  

1: 短母指屈筋はMP関節を屈曲させる。

2: 長母指伸筋はIP関節を伸展させる。

3: 指伸筋はPIP関節を屈曲位のままMP関節を伸展させる。

4: 掌側骨間筋は中指を中心にして内転させる。

5: 虫様筋はPIP関節屈曲位のままMP関節を屈曲させる。

第43回午前:第57問

弾発指(ばね指)で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 母指に生じることはまれである。

2: PIP関節の屈曲時に弾発を生じる。

3: 指屈筋腱の狭窄性腱鞘炎が原因である。

4: 過剰な使用や関節リウマチに合併しやすい。

5: スプリントを用いて手指を屈曲位に固定する。

第39回午後:第44問

関節可動域で誤っているのはどれか。  

1: 手指屈曲は手関節掌屈で小さくなる。

2: 股関節屈曲は膝関節伸展で小さくなる。

3: 膝関節屈曲は股関節伸展で小さくなる。

4: 足関節背屈は膝関節屈曲で小さくなる。

5: 足指屈曲は足関節底屈で小さくなる。

第43回午前:第43問

手の機能解剖で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 手関節は背屈時に尺屈する。

2: 環指MP関節は伸展時に外転する。

3: 短母指外転筋は母指IP関節を伸展する。

4: 小指外転筋はMP関節を伸展する。

5: 外在筋は手の横アーチを支持する。

第34回午前:第41問

浅指屈筋と深指屈筋とについて誤っているのはどれか。  

1: 浅指屈筋が麻痺したとき深指屈筋が代償する。

2: 浅指屈筋はPIP関節の屈曲、深指屈筋はDIP関節の屈曲を主な働きとする。

3: 浅指屈筋は4腱に分かれて手根管の外を通る。

4: 深指屈筋はPIP・MP関節の屈曲、手関節の掌屈に補助的に働く。

5: 浅指屈筋はMP関節の屈曲、手関節の掌屈に補助的に働く。

第42回午前:第41問

関節可動域が制限を受けないのはどれか。  

1: 手関節掌屈位での手指屈曲

2: 股関節伸展位での膝関節屈曲

3: 膝関節伸展位での股関節屈曲

4: 膝関節屈曲位での足関節背屈

5: 足関節底屈位での足指屈曲

第36回午後:第41問

手の休息肢位で誤っているのはどれか。  

1: 手関節軽度掌屈

2: 母指軽度内転

3: 母指軽度屈曲

4: 示指軽度屈曲

5: 小指軽度屈曲

第35回午前:第63問

慢性関節リウマチの手の変形について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: スワンネック変形はDIP関節が過伸展する。

2: 母指のダックネック変形はIP関節が過伸展する。

3: ムチランス変形は手指が短縮する。

4: MCP関節は基節骨が背側に亜脱臼しやすい。

5: ボタン穴変形はPIP関節が過伸展する。

第51回午前:第1問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸と運動方向で正しいのはどれか。2つ選べ。 

51_0_1

1: 手関節橈屈

2: 母指掌側外転

3: 示指MP関節外転

4: 母指IP関節伸展

5: 示指DIP関節屈曲

第45回午前:第33問

手指屈筋腱損傷者への術後のKleinert法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 指を自動伸展させる。

2: MP関節は屈曲位に固定する。

3: 手関節は軽度背屈位に固定する。

4: 爪とスプリントとをピアノ線で結ぶ。

5: 3週間固定後に自動運動を開始する。

第44回午前:第47問

関節可動域が制限を受けるのはどれか。  

1: 手関節掌屈位での手指伸展

2: 肘関節屈曲位での手関節背屈

3: 膝関節伸展位での股関節屈曲

4: 膝関節屈曲位での足関節背屈

5: 足関節背屈位での足指屈曲

第42回午前:第57問

関節リウマチの手指で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: スワンネック変形ではPIP関節が過屈曲する。

2: 母指のボタンホール変形ではZ変形をきたす。

3: ムチランス型ではオペラグラス変形がみられる。

4: 尺側偏位は中節骨より遠位部でみられる。

5: 手指の脱臼はMP関節に最も頻繁にみられる。